タグ:天音ルナ
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私たちの街に積もった雪も溶けはじめ、ようやく春の訪れが感じられるようになってきた。長かった冬も、いよいよ終わりを告げる。そんな時期に私たちがやってきたのは、まだ雪が降りしきる北の大地・北海道。一緒についてきたモモが観光気分になってしまっているけど、今回の目的はそうじゃない。リンちゃんの里帰りも含め...
「VOCALOID HEARTS」~第19話・巡音を訪ねて遥々と~
オレアリア
とある日の午前10時…
MARTの主要メンバーであるいつもの6人が、とあるツインドリルの人物に呼び出されました。
その前日に届いた手紙にはこう書かれてあったのです。「何気ない日常を、笑いの絶えない時間に変える企画!MARTのメンバーの皆さん、嫌でもご参加下さいねっ!」と。
疑いを感じる事も無く東京駅...「VOCALOID HEARTS」~番外編・絶対に笑ってはいけないMART観光旅行~
オレアリア
モモ「アッー!?」
カイト「な…何だ?」
モモ「キャーッ!!イ…イヤッー!!」
カイト「モモ、何があった!?」
モモ「¨G¨が出たんですよ¨G¨が!!」
カイト「…G?一体何なんだそれは?」
ルナ「¨ゴリラ¨の事ではなくて?」
カイト「ここ動物園じゃねーぞ!?」
メイコ「¨ジャイアン¨の事じゃないか...「VOCALOID HEARTS」~第12話・イエローカード
オレアリア
3月11日、午前4時半。
アイドルスターのグミは、しばらくぶりに仕事の休みが取れたため、かつての恩人・カイトの勧めでMARTの本部に泊まっていくこととなった。
だがその夜、悪夢にうなされて眠りから覚めてしまった。グミはルナの言葉で再び眠りにつこうとしたが、それでもなかなか寝れない。
とりあえず喉の渇...「VOCALOID HEARTS」~第10話・夜明けの決意~
オレアリア
「…何ですって?今後の予定をしばらくキャンセルする!?」
「もう私、こんな休む暇もない仕事は限界です。今だって3日間の間に仮眠しか取れてないんですよ? 少しだけでいいんです、どうか羽をのばす時間を…」
「ダメよ!アイドルスターになったこの時期のアナタはどんどんアピールして、もっと自分を売り込んで、更...「VOCALOID HEARTS」~第8話・夢見る歌姫~
オレアリア
伸び盛りの、デザイナーやクリエイターが入っている施設「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」。
きょうは、年に2回ほど開かれる、“オープン・ビレッジ”の日だ。
ふだんは入れない、施設の中のデザイナーのアトリエや、仕事場を、一般の人が見学できる。
建物の一室の、一日限定の小さなティールーム。
キッチンで忙...玩具屋カイくんの販売日誌 (108) たこるかちゃんと、オープン・ビレッジ
tamaonion
「ユフお姉さん、またいつでも来て下さいね!」
「ユフちゃん、頑張ってね。私、これからもずっと応援してるから!」
「またいつでも来てね。今度はユフちゃんの大好きな、白雪プリン作りましょ!」
「ユフ、お前のことだから、仕事も何でも我慢して心の中に溜め込んでしまうだろう。疲れた時はいつでも帰ってこい。ここ...「VOCALOID HEARTS」~第7話・アイドルは突然に~
オレアリア
[ワンダーランドでつかまえて]
製作:フリーサイズ
作曲:汐日
作詞:汐日(メインボーカル)・とまと(間奏・コーラス部)
歌:天音ルナ・ルーク
*A
【天音ルナ】
街は今日もお祭り騒ぎ
キュートでスウィートなものがあふれているわ
まだまだ足りないの...【天音ルナ・ルーク】ワンダーランドでつかまえて【歌詞】
汐日
誰かに後をつけられている。誰かが俺たちを狙っている。誰かがずっとこちらを見ている。
気のせいか…
いや、違う。目的は分からないが、確実に俺たちを狙っている。どうして後をつける? どうして隠れている? 用があるなら、正面から出てこい。怖じ気づいたのか? 人目を気にして、出てくる度胸も無いのか?
...「VOCALOID HEARTS」~第5話・漆黒の制裁者~
オレアリア
3月9日の夜7時。まだ冬の寒さが若干残っているこの季節に、その少女はやってきた。やがて、この少女の存在がMARTを、そしてレンを大きく変えていくことになろうとは、まだ誰も知る由はなかった。
「よし、何とか予定の時間までに間に合ったな。薄々モモが料理をヘマして、間に合わなくなるんじゃないかって心配し...「VOCALOID HEARTS」~第3話・黄の少女~
オレアリア
MARTの大きな音楽室。たくさんの楽器とドラムセットが並べられている近くのテーブルの上に手書きの楽譜があり、題名にはこう書かれていた。
¨黄昏色の楽器¨
夕日に映える 金色の空
私の姿は ただ黄昏る
あの太陽に 響く音色は
どことなく 寂しい気がした
夕暮れ知らせる 教会の鐘
さよならを告げ 帰路...「VOCALOID HEARTS」~第2話・黄昏色の楽器~
オレアリア
「あっつ!!」
何がって? 気温? それとも日光?
いやいや、桃音モモが目玉焼きを焦げさせたか、スクランブルエッグに変えてしまった合図である。しかし、一体どうやったらそうなるんだろうか。
ともかく、そんな出来事が東京の路地の一角に居を構える「MART」というところで起こった。
通称「アンドロイ...「VOCALOID HEARTS」~第1話・目覚めの朝食~
オレアリア
~あらすじ~
21世紀初頭、世界に衝撃が走った。感情を持つロボットが開発されたというのだ。
そのロボットたちのことを、人は「アンドロイド」と呼んだ。感情を持つロボットなんてのは空想科学、ファンタジーの世界。このアンドロイドたちの誕生は、生物機械工学の世界の常識と不可能を超越し、革命を起こした。
...「VOCALOID HEARTS」~前書き~
オレアリア
【プロフィール】
名前:天音 ルナ(あまね るな)
名前の由来:語呂的n…強いて言うなら「天(そら)に輝く月のような美しく、それでいて唯一無二の存在」
性別:女(美少女)
年齢:16歳
身長:165cm
体重:43kg
スリーサイズ(B/W/H):62/53/68
ナンバー:無し
詳細:...【亜種一号】天音ルナ【詳細プロフィール】
ACT
「やっぱり、テトさんの作るアクセサリーは、かわいいわあ。ほれぼれするわ」
木製のアクセサリーを手にしたマコさんは、言った。
彼女は、夢中になると思わず、関西弁が出てしまうのだ。
ここは、東京ビッグサイトで開かれている、仕入れの見本市「フェイム・オブ・グッズ」(グッズの殿堂)。
マコさんがいるのは、「...玩具屋カイくんの販売日誌 (73) コラボ・グッズを企業と
tamaonion
「そうね、出すからには、売れるものを出さないとね」
ネルちゃんは、2人に言った。
「ここにいる方も、この前、野菜で作った動物とか出したのよ」
彼女は、隣にいる男の人を見た。
「ナスで作った牛とか並べたけど、全然うれなくて、しょんぼりしてたもんね」
「それは言っちゃダメ」
男の人は苦笑した。
ここは、...玩具屋カイくんの販売日誌 (54) アートのフリー・マーケット
tamaonion
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