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天上ニンゲンファクトリー
誰も知らないどこかで一人 今日も始まるルーチンワーク 自然生命種類さまざま なんといってもメインは君 ゴーグル嵌めて視界をガード
桃華なゆた・灯下箱さん
2013/09/08 03:11
世界は変わらない
海へとハンドルを切る 抱え続けた空洞は暖かい ラブソングを口ずさむ あまりに幼い憧れの残骸 こころは目に見えないから
2012/08/12 21:38
千人分の神様
君に突き刺さるような言葉は 未だ僕も知らずに 叶わぬ人の願いを 眺めるだけで未来は過ぎた ろくに人間(ヒト)のフリもできないのに
2012/02/17 05:28
ラピュタ
忘れたタイトル 思いだそうとしてる みんな知ってる映画 私だけ 思い出せない 雲と雲の間に
2012/02/06 01:55
トラジコメディ
『飾りすぎないで 僕が目立てないから』 悪意で縫った瞳(め)に ああ また殺されるのか 色錆びた独房(へや)で
2011/07/29 20:04
2.00
なんでもないような顔をして 今日も君に 信号を送った 気付かないでと祈りながら 君を好きになっちゃった、とかね。 まったくもう どういうミスだろう
2011/05/31 03:46
2011/05/16 04:16
2011/05/16 04:15
2011/05/16 04:14
展望の街
きみはまだ 蛹の青 地中深く 眠りに束ねられている 崩れ落ちた心を知らずに ここにある 全てのもの 明日になれば 別れを告げることになる
2011/05/01 04:13
17cm
ほどけた靴紐を もういいやと放る 残酷な指先 静かに引きとめた ミニチュアみたいな この優しい街から 君は消え去る 流れる時間は
2011/04/25 05:12
逃げ水
遠くで火が焼けて きみは 水彩の麦わらかぶる 変わってしまった ぼくを嘆いて ここから逃げるなら きっと 夢を裏切る以外には
2011/03/30 01:55
e.pty
はちがつの ここのつの日の きみの 心臓の音 ここにまた 帰る時まで ぼくは 羊水のなか 眠る
2011/03/30 01:53
螺子と痛覚
剥がれた跡を眺めて 痛くないのに泣いていた 螺子の空洞 覗くひとがいないなら 生きてる限り がらんどう すこし、遠い場所に来ただけで。
2011/03/30 01:52
マゼンタ
つめたい配線 繋ぐのはマゼンタ その世界 奥底で背を向けるきみ ゆらりら 朝と呼ぶには昏い 夜と呼ぶには淡い 泡みたいな時間でいきていたいな
2010/11/28 03:04
終幕影像
指先は 逃さず 映す その靴 階段に 揺られる 額縁の 片隅 そっと 紙の鶴 羽ばたく 影像 君はまた 視線を 伏せながら
2010/10/30 22:31
レンガの城の王様
レンガの城の王様は いちにち、ひとつを積み上げて ばたつくはだしで 未来を蹴りあげる 残る臣下のめんどりは 積み上がるレンガ見上げて 届かない声で その名前を呼ぶの 明日は毎日やってくる 昨日は一度もやってこない
2010/09/17 03:31
透明標本
そんなに 遠くないような未来 土に手を引かれる日がきたら この指 丁寧に齧りとって あなたの標本にしてほしい 捲り続けた 本のページ
2010/08/06 06:54
mi-i
追い越したのか 追い越されたのか もうわからないくらい 半壊の絆です。 どうやってさあ 笑いあったのか もうわからないくらい そんなのって哀しい ほんのすこし 濡れた手で繋いで
2010/07/20 16:30
ダミー
あの花ひとつ摘んで 飾って ぼくへの手向けにしてくれないかな error ぼくは、ぼくに似すぎて どちらが どちらかわからないから あの花ひとつ摘んで 飾って
2010/07/11 00:52
she
耳鳴りを塞ぐ ちっぽけなからだに ぜんぶ留めて なくさないように ねえ まだ 聞こえるでしょう
2010/07/09 17:00
灰と息
灰を吐いて デジャヴ 持続する 不整脈の朝 伏せた視線は嘘 言葉なんて後でいい 唇が微かに彩る
2010/05/22 00:21
トウシューズとアンブレラ
(流れ出す すべてを 見つめるだけの) 横切った、モノクロ ぬるい言葉 爛れ落ちた 浮かび上がる 視線の痣 向こう岸で 太陽がおちてく
2010/05/06 21:53
ピエロタイム
足を 踊らせたら セカイへ 笑いかけて あたし AM:3:00(さんじ)の月 おどけて ピエロになる ねー。 かわいいでしょう?
2010/04/29 02:51
sign
stay 裾を掴んで うつむく rain どしゃぶりなんて ウソつく コトバは 巡り 巡る コドウが 行き場 なくす ココロが ゆらり ゆらり
2010/04/15 01:55
--
もう聞こえない音が かすめたようで だから息をやめた そっと靴を脱いだ 耳に障るね 痛い呼吸の音 波間のまぼろし さらわれてしなびた きみがぼくを過去にして あんまりに
2010/03/20 22:25
2010/03/13 04:51
2010/03/13 04:26
骨日和
お日柄もよく 今日は絶好の骨日和 ので、ちょっくら 骨になってくるって 君はでかけて だけど知ってるのかい、そこは 暑いんだよ それにひとりなんだよ いつもどおりの 言葉遊びで
2010/03/10 02:34
人形は夢をみた
球体関節 軋んで しあわせだったねって わらう もう待たないから かえろう 笑顔なんて不似合い やめて。 転がって 捨てられて
2010/02/28 01:12
サラウンド
まだ 耳鳴り 雨が降る さざ波 寄せて返して 泥 からめて 起き上がる やさしい 誰かの温度 (でも、ぜんぶうそ)
2010/02/27 18:53
スリーピングルーム
メロウ。 ぽとり、転がって もう熱は冷めた アルミホイルの空ごと 破く声が欲しいのに 堂々巡りの理論でおさんぽ ラジオの電波が横切ってく うえ した まんなか それともうしろか 逆さの言葉が落ちていたの いつか 決めた約束も この部屋じゃだめで
2010/02/08 22:21
それから、ばいばい
恋をささやいて 笑いあって でも、どっかにいっちゃうんだろうね どうせなら 無邪気で元気なきみと あっけなく簡単に 死にたいんです 夜が明けて 朝を運ぶように
2010/02/04 04:00
ダストシュート
淀んだその向こうを 覗き込んで それから 蓋をする 痣と傷と あの子の指が折れたら 忘れるよ きまりごとです 守れないことばかり嘘をついてる
2010/01/31 22:12
コンセント
さして 繋いで とおくの空と とぎれとぎれ 交信の夜 絡む コード 緩やかな線 ちぎれちぎれ あとかたもなく ぼくは 知っていた 覚えてた
2010/01/30 21:57