サカノウエの投稿作品一覧
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気がついたら走り出してた
全速力で あなたの元へと
追いつかない背中めがけて
投げる言葉を探しているんだ
「理由」なんて憶えていない
だけど確かな 想いは心にある
見詰め続けても気付きはしない
鈍感なとこも悪くはないんじゃない
詰まるところは惚れたもんの負け
そんなの最初から解ってるけど...アオハルコイモノガタリ
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戯けた道化 微笑んで
嘘と猿真似遣い馬鹿騒ぎ
そんなこんなじゃ笑えない
首を傾げて今日をやり過ごす
感けた道化 群がって
おてて叩いて指した筋違い
なんだかんだじゃ流さない
髪を解いて今日を終わらせた
暴力的に紳士的
まさに画に描いたような喜劇...如何様リフレイン
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あなたが好きで 嬉しくて 苦しくて
叶わない恋 なんて したくなかった
初めて見た瞬間から
それは 始まっていたのかも
一方的な関係
馬鹿げてるのも解っていた
その笑った顔も 泣きじゃくった顔も
わたしだけのものじゃないのに
そう勘違いして こんなにも想って
指を伸ばした...フィクション・ラヴ
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吐き出すそばから腐ってゆく言葉に
埋もれて身動き取れなくなっているんだ
何時もと同じく変わらない道だって
目隠ししてたら怖くて一歩も動けないや
何でもいい訳じゃない
だけど 現実 少ない 選択肢
見上げても限がないので
落ちてる中から選ぼうか
「駄目人間!」って罵られようが
耳塞いでりゃ済むだけだろ...諦観ライフ
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真っ黒画面を見詰めたまま
遠い世界にうつろう虚ろ
ふと我に返ったなら
見覚えの無い現実転がる
真っ白頭を抱え込んで
浮かぶ言葉に血迷う迷い
意図 底に仕舞ったなら
何とかなるような気がしている
甘え放題 空想 妄想 に 馴れ親しんで
与えられた その武器は...循環メガロマニア
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そうだ、こういうことにしよう
「最初から決まっていた」
もっともらしい顔をしながら
そうさ、本当は何だって構わない
明後日からやってきたよな
意味もない理由
遠い日と 欠けた空
滲んでゆく面影
ずっと 忘れられない
こんな風に終わる世界の...ウツセミ
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触れて 弾ける 言葉 感情
君のようで 僕のようで
他愛のないような嘘
付き合うのも 終わらせて
揺れて 固まる 期待 願望
甘味のようで 毒のようで
自分騙すような幻想
守り続けるのも 止めて
曖昧な境界線上
釣合とって片足立ち...滅裂コンフュ
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「どうせ詰まらない世界」
他の誰にも言われたくない
「こんな素晴らしい世界」
手々を取り合い踊りましょう
「どうせ下らない未来」
こころ裏腹 期待満面
「きっと遠くない未来」
みんな溶け合い浮かぶでしょう
くるくるくるくる
くるくるくるくる...あした
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暗く 俯いた 路地裏が
はやく はやくと 急かすから
僕は 寛いだ 部屋を出て
こぼす なみだを 探すんだ
歩く 嘯いた けものみち
ひどく ひどく 時間はめぐる
僕は 驚いた ふりをして
あたま かくして やり過ごす
「ほんとうにそれでいいの?」
天井から 声が降る...うつけとうつつ
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こんなにも こんなにも 広い世界で
沢山の 沢山の モノが在るのに
何もかも 何もかも 信じられない
ココに居る ココに居る キミの事さえ
今日も雨が降る
少しだけ 見上げた空を憂う
窓を開こうか
しとしとと 僕らが掻き消される
素直になれたら 楽 なんだろう
馬鹿ばかり 言う 夕暮れ...メランコリア
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錆びついた鉄塔から
聴こえたの 確かに
寂しげに鳴り響く
遠き日の 残響
何処に行ったの
秘密を連れて
僕の知らない「顛末」が在る?
何を諦めたの
鎖された扉
崩れかけたその先に…...鉄塔ノ街
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心に傷がついた
君にそんなつもりはないと
知ってはいるけど
勝手に傷になった
色々なものが溢れ出て
いつか溺れそう
悲しくなんてないんだ
空しくなんてないんだ
ちょっとでも振り向いて
目が合ってくれないかな...片恋アドレッセンス
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迷うよ
僕は ここに 居てもいいのか
今日も 迷うよ
何の ために 生きているのか
些細な事に 腹を立てたり
急な不安に 涙を落とす
余りにも ちいさく視える
雨は 未だ止まない
笑うよ
何も なくて 変わらない日も...思考マーブル
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音の波が僕らを包んで
新しい世界が廻り出す
夢をのせた翼を拡げて
果てしない空へと舞い上がれ
色を失くした 退屈な日々に
さよならするの 今日限りで
決めつけられた 未来はいらない もう
騒ぐ鼓動は抑え切れない
新しい何か感じている
宇宙を駆け抜ける光になって...【歌詞応募】NEO
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いつか奪われるモノならば
この手で壊したい
自分勝手な感情でも
それを愛と呼ぶの?
またひとつ 失った
またひとつ 増えてしまった
何も知らないで
何も欲しがらないで
ここに居ればよかった
何も要らないと...欲望リミッター
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辺り一面 真っ黒を
ぶちまけた後 少し泣いた
好きだった色 何もかも
塗りつぶしたら ひとりぼっち
真っ暗な空間 そっと見上げれば
塗りこぼした色が 星のように降る 天井
何にもなくなってない
確かにここに在ったんだ
たくさんの想い出 痛みさえ
こんなにも光り輝いて...僕色レジデンス
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応答せよ 自意識
所詮 世は諸行無常
苦悩すれど 次には
未だ 笑えて居る 今日も
熟し 腐れたとて
お前の果実はひとつじゃない
さあ芽吹くのだ
果てなき 飽くなき 欲望は
心を 躰を 蝕むけれど
生き抜く 糧にも なるだろう...自問自答エデュケイション
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このままじゃ駄目なんだ
理解っているの だけど
抑え切れない感情が
あたしの裏側で暴れる
「決して癒えない傷を」
「二度と消えない痕を」
次々と溢れ出る
言葉は牙を剥いた
独り占め出来ないのなら
こんな恋 知りたくなかった...【歌詞応募】破壊的衝動な恋
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柵を乗り越え 奥へ奥へ
誰の眼にも 触れない様に
ここまで来れたなら
あげても良いのかもね
キミに-全部-
幾重の暗号 解読して
もっと深く 侵入して
その気にさせたなら
すぐにも魅せてあげる
あたしを-全部-...【歌詞応募】 閉鎖領域 -area/xxx-
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遭いたいな 意味は無い
出合い頭に置いといて
交わそうか 冷まそうか
回れ右して帰ろうか
うそいつわりと まことしやかが
交錯しては狂い始めて
こんな言葉と そんな感情が
混濁するよ 厭きもせず
添いたいな 揺れの中
焦がれて嗄れて落ちる星...空論エニグマ
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遠くて近い 対岸の悲劇
傍観者を気取り 葡萄酒を含む
恋に溺れた 少女は夢の中で
美しき華 咲かせるでしょう
罪を重ねて 赫焉を増す瞬間
それが罰だと 気付かされるの
狂ってるのは 貴女達? それともあたし?
喰らう絶望 わずかな希望も必要ない
もっと注いで 溢れ出す 静かな痛み
纏い抱いて 振り撒...メロウズ
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いたましくて即リターン
いたたまれない この時間
何度も何度もデリート
何でもないったら ないよ
そこに置いてそっくりさん
そこかしこで シング・ア・ソング
何度も何度もリピート
何でもないったら ないんだ
いち にい さん と 数え続けて
増やしたのは 傷ばっかりだ...或ル僕ノ唄。
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変わりゆく風景に取り残されて
変われない僕はもう消え去りたくて
立ち尽くし それを眺める
僕がただ居たがった場所
好きで 嫌いで
羨んで そっと妬んで
苦しくて 厭になる
蔑んで ずっと眩んで
傷付けて 我に返った
この手は誰の 何の為かと...融和
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あれは寒い日だった
とても寒い日だった
わたしは南へと旅立つ
わずかな暖かさを求め
少しの間 雪が融けるのを待った
何がいけなかったのか
どうすれば好かったのか
現在でも 未だ解らない
何時か何処かの彼は云う
「だからお前は駄目なのだ」と...雪国
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星が 瞬いたのなら もう 行かなくちゃね
扉 ひとつだけ選び開く
アザヤカナセカイ
無数に拡がる 次から次へと
まばたきひとつで すぐに変化する
太陽と月が なかよしだったら
朝だか夜だか わからないよ
頭 高速回転 さあ 答えさがし
いつか 辿り着けるまで続く
ハテシナキセカイ...【歌詞応募】ムゲンイジゲン
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終わらない
未だ終わらない
僕達の物語
未だ始まってすら いない
緋き海の中 漂う
虚ろな瞳が映した
高らかに謳う 聖戦
偽りの平和を勝ち取る為に
点された刻印は
奥の 奥に 響いて...滅亡エクスペリエンス - 000/混沌 - chaotic
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何でこんな簡単に
愛だとか言えるんだろう
そんなもの見た事も
触れた事もないクセに ね?
汚い感情詰め込んだ
箱 キレイに包装して
大層に見せ掛けた
薄っぺらいアイを騙るんだ
どれもこれも偽物に
見えてしまうのは きっと...Re:バースデイ
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行き場のない声が響く
『ねぇ 現在 どこにいるの?』
【返答】はない 当然でしょ
でも 諦めたくはないの
深呼吸して
宇宙に向かって 飛び出せば
あたしは-ヒカリ-になる
この星から あの星まで
流星のように
一瞬で駆け抜けてゆくわ...【歌詞応募】S/S/G
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割れた窓 見上げれば
強い光が眼を眩ませて
映し出す 砂嵐
不必要だと叩き壊した
どうしてこんな気分になるの
自分から選んだ筈の場所なのに
遠く見遣れば緑の木々が
耳障りな音を立て 笑う
頭抱えて耳を塞いでも
奥に張り付いて剥がれない...空虚な箱
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抱え込んだ 全ての
イロ オト カタチ
集束して 膨張して
セカイを創る
きっと気付いていたのに
誰も見えないフリ
こんなんじゃまだ 明日は遠いってさ
---サヨウナラ---
目まぐるしく緩やかに
終わりという始まりへ...創造コスモロジー