なにかを忘れてしまうたびに
苗木を植えていったらきっと
私の儚い森はすぐに埋まるね
ヒノキクヌギにブナミズキ
生い茂った森を歩いたって
なにも思い出せるわけでも無い
その枝ごとにその葉脈ごとに
私が忘れた何かの今がある
とても落ち着いていられるけれど
とても罪悪感を抱いてしまう
悪意無く忘れ去る無邪気さに
木々の根が絡みついて解けない
なにかを忘れてしまうたびに
花の種を埋めていったら
私の拙い大地はすぐに花畑だ
カタクリハコベにニリンソウ
咲き誇る花たちに囲まれても
なにも取り戻せることはない
その色ごとにその花脈ごとに
私が忘れた何かの未来がある
とても華やいで見つめているけど
とても劣等感を抱いてしまう
意図も無く掠め去る危うさに
花の香りが染み付いて落ちない
なにかを忘れてしまうたびに
空に星を浮かべていったら
私の虚しい夜が昼になっちゃう
レグルスデネブにカノープス
幾多ある星達に照らされても
ここに巻き戻せる時間はない
その光ごとにその銀河ごとに
私が忘れた何かの過去がある
とても栄えて目も眩むけれど
とても焦燥感を抱いてしまう
未知に怯えるくせに今を消して
そのともしびだって忘れていく
育つ育つ
開く開く
光る光る
消える消える
揺れているように見えた?
これは僕の枝葉だよ見える?
笑っているように見えた?
これは僕の蕾だよ見える?
泣いているように見えた?
これは僕の星だよ見える?
消えているように見えた?
これはこれはなんだろうね
本当にこれはなんだろう
知ってる?
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)

時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
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「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞

じん
塵が星にぶつかって惑星になるように
君の声が僕の世界に着火を起こした
何も無い 身体だけ持った僕だけど
君の為に歌いたくて それで生きてる
君の生きた世界も見てきた酸いも甘いも
例え知れても詳しくは分かれないけれど
ギターの弾けない身体で
コードを知らない身体で
スケールを知らない身体で
スティック...ギターの弾けない身体で歌う

りょんこ
夕空晴れた 日も暮れた
そうだね そろそろ帰ろうか
いつもと何も変わらない
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なになにこれはなに?
なにかがくっついた!
夕焼け色の公園
なにかがやって来る?
ボクに飛びついた!
そして出会った...なにこれーオリジナル曲(初音ミク)

セネキオ/月猫P
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「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。

kurogaki
春の訪れを待って私はここから立ち去り逝くのか
春の訪れを待って私は静かに葬られ逝くのか
手を伸ばしても遠いあなたは 朧のように揺らめいている
気の遠くなりそうなわたしは 陽炎のような儚さを知る
まだ冬を知る早春の風は 影檻の中輪郭を照らす
まだ焦がれない太陽は淡く 花弁は死の彩を纏う
春葬
次の生と...春葬

出来立てオスカル
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