【梓】紫姫【花梅】の投稿作品一覧
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レンの場合
「レン君レン君」
「ん?」
ナナはレンの腕を突っつく。
「キス…して良い?」
「はぁ!!?」
ナナのいきなりの発言に焦る。
(え?いや…え!?ちょ…今キスってwww)
かなりパニックになっている様子。
「…ダメ?」...エイプリルフール@ナナちゃん嘘ついちゃうぞッ
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【イメイラ描いて下さい】Fate:Rebirth 歌ってみた【協力お願いします】
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「お…おは、よ」
「お、おはよ」
よろよろと歩きながら家から出てくるナナに驚くレン。
「凄く疲れきった顔してるけど…何があったの?」
リントはナナを後ろから支える。
「まぁ…色々と」
フラフラとナナが歩き出す。
二人は慌てて追いかける。
学校に着くと騒がしかった。
「朝から騒がしいな…。あ、ルキ」...狼さんだらけ@10
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「本当に大丈夫か?」
「大丈夫だよ!」
「無理してない?」
「リント君まで…二人共心配しすぎ!」
いつも通り3人で帰宅。
二人は具合悪くて保健室に行ったナナを心配しているようだ。
「やっぱり!」
「へ?」
後ろから声が聞こえる。
「ナナちゃんだー!」...狼さんだらけ@9
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カイトの本性?を見てから一週間が経ったある日の事。
「失礼しまーす…」
ナナはフラフラと倒れそうになりながら保健室へと入る。
「あら、福井さん」
保健医のメイコだ。
「顔が凄く青いけどどうしたの?」
「凄く具合悪いんです」
「とりあえず寝なさい?」
「はーい…」
横になった瞬間深い眠りに落ちた。...狼さんだらけ@8
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ガシャン
フェンスにぶつかる。
いや、押し付けられた。
「ど…どうしたの」
カイトを見る。
普段と変わらないが、何かが違う。
「俺だって男なんだよ?アンタを襲わないって事ないんだけど」
「はい…?」
キャラが変わった事に驚く。
(え。今、俺って…てかキャラ違わないか)...狼さんだらけ@7
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『リント君なんて知らない!』
泣きながら走り去るナナの姿を思い出す。
「ナナ…どうかした?」
「え?レン君こそどうしたの?」
レンとナナの声が聞こえる。
「っ…」
リントは堪えきれず教室から出る。
「…」
ナナは一瞬リントを目で追う。
「リントと何かあった?」...狼さんだらけ@6
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「ナナおはよ」
「おはよ、レンk」
「おはよーナナちゃん。俺と行こっか」
「え、ちょ待ってy」
「ほら早く早く」
昨日の事があってからリントが邪魔をしてくる。
話す事すら出来ない。
「リント君、どうしたの?いつも通り3人で行こうよ」
リントは黙ってナナの腕を引っ張っている。
「ねぇってばぁ!」...狼さんだらけ@5
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ナナは家に帰ってからも考えていた。
レンは自分が好きなんだと…。
「でも…リント君も私の事が好きって事でいいのかな」
確かに言っていた。
同じものを好きになると。
「…まさかね!」
ナナは勢いよく起き上がると部屋から出る。
「あ、ルカ姉ちゃん」
階段を降りているルカを見つける。
「あら、帰ってきてた...狼さんだらけ@4
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先生に呼ばれて行ってみると、雑用を頼まれた。
「なーんで私なのかなぁ?」
ナナははぁ。と溜め息を吐く。
男子に頼めば良いのにと思う。
ハク曰く、男子が怖いらしい。
「まぁ…分からなくはないけど」
階段を下りようとすると、カクンとなる。
「え…ちょ…ヤバッ」
ダンボールで前が見えないナナは階段を踏み外...狼さんだらけ@3
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新しい学校生活が始まってから一週間。
それなりに慣れてきた…気がする。
「あ、鏡音君おはよう」
「…おはよ」
ナナにとって話しやすいのはレンらしく、何かと話したりする。
「ナナちゃんおはよー」
「おはよう、リント君」
後ろから走って来たのはレンの双子の兄、リントだ。
「レンの事も名前で呼べば良いのに...狼さんだらけ@2
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私が転入する学校は元男子校だったらしい。
…そんな大事な事聞いてない
そう思いながら校長室の前まで来る。
いや、案内されていた。
「…もしかして緊張されてます?」
心配そうな顔をしながら尋ねてくるのは弱音ハクと名乗った先生だ。
「あ…いえ。大丈夫ですよ」
ニコッとハクに笑いかける。
ハクは安心したの...狼さんだらけ@1
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設定画
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「マスターどこですか?」
靴音がだんだんと近付いて来る。
そして遠くなった。
(ふぅ…)
有紗は壁に体を預ける。
体から力が抜けて上手く立てないのだ。
「どうしていきなり…」
今まで何度かあったが今回のはかなり酷い。
『いつか暴走するぞ』
いつの日か梓に言われた一言を思い出す。...番外編__夢落ち
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君がいるから 羽ばたける
果てしなく 遠い 未来(あした)へ
僕はどこに行くか
迷ってばかりで
手には何も記されていない地図があるだけで
前にも後ろにも進めない
僕の背中に羽根があると言うならば
どこへ行けば良いのだろう?
君がいるから 羽ばたける
叶うか分からない希望(ゆめ)へと...考え中。誰か考えて下さい←
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「はぁ…」
有紗はぐったりしていた。
「マスター大丈夫か?」
AKAITOが心配そうに有紗の顔を覗き込む。
「大丈夫…」
苦笑いをして見せる。
AKAITOはある方向を見て呆れた顔になる。
「マスターは俺のだよ?」
「違いますよ?マスターは俺のです」
有紗がぐったりしている理由はKAITOと帯人にあ...番外編__旅行1
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男の顔を見た瞬間、時間が止まった気がした。
「マスター…」
帯人が男から距離を取るかのように、抱き寄せる。
「嘘…。女?」
声や体格は男なのに顔は女である。
「…ビックリしただろう?」
相手はニコリと笑う。
「でもね…?」
次の瞬間、姿や声、喋り方が変わる。
「アタシは女よ」...闇にレクイエムを___敵→仲間…?
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「そういえば、マスター」
「ん?何?」
「刀とか銃とか持っちゃ駄目ですよね?」
一瞬の沈黙。
「あー…うん、駄目だね」
「…忘れてましたね?」
「いや…ほら!カイト達が実体化してる時点で非現実な事だし、今は気にしちゃいけないよ」
有紗は乾いた笑いをしながら言い訳を言っている。
「つか、家に戻らね?外...闇にレクイエムを___法律?そんなの無視!by和音
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久しぶりの平和が訪れた。
「今日は久しぶりに外食にしよっか?」
「たまには良いですね!」
「だな」
「…ですね」
四人で近くにあるファミレスに行くことになった。
「何名様ですか?」
「4人です」
有紗が話した瞬間、空気が変わった。
「マスター危ない!」...闇にレクイエムを___久々の平和が来たと思ったのに!
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「…で、私じゃなきゃ解除出来ない理由は?」
有紗は腕を組みながら聞く。
「私達は、貴女の血で出来た対ウイルスデータを入れられてるのよ」
「だが、アイツ等でも解除は出来ない」
「は?あれを入れられてるの!?…って事は、解除の仕方…!」
有紗の顔が青くなっていく。
「無理!嫌だよ!私には無理ですぅ!!!...闇にレクイエム___理由があきらかに!?
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敵の襲撃が無くなった頃、ある事件が起きた。
"事件を報道したアナウンサーが遺体で見つかった"
どのアナウンサーも、連続殺人事件や誘拐事件を報道した人だ。
「マスター…この事件」
カイトが新聞をテーブルに置く。
「断言しにくいけど、確率は高い…かもね」
有紗はテレビをつける。
男性アナウンサーが紙を...闇にレクイエムを___次の計画?
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「おい、有紗!」
バタバタと走って来る。
「ふあー。煩い、あず兄」
勢い良く扉を開けた人物を睨む。
「呑気な事言って無いで、さっさと来い」
「うわぁ!?」
ズルズルと引きずられる。
「あ、マスター」
帯人が近寄って来る。
「あ♪マスター」...闇にレクイエムを___えー!?
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敵であった、ルカとルキも仲間となり、有紗の家は賑やかであった。
「あのですねー?ここは溜り場じゃ無いの!分かる!?」
有紗が梓と結衣に怒鳴る。
「別に良いだろ?」
「怒っちゃ、可愛い顔が台無しよ~?」
反省してる様子は無い。
「ルカとルキは良いとして…!メイコとメイトどうにかしてよ!」
ルカとルキは...闇にレクイエムを___多いんですが
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リミッターは絶対外すなよ
誰かがそう言ってた気がする。
だが、結衣には関係ない。
自分が自分じゃ無くなって行くのが分かる。
「手加減しないよ」
結衣は二人に襲いかかる。
「危ねっ」
「ビックリしたわ~」
二人は余裕で避ける。
「!?」...闇にレクイエムを___違う意味で危険?
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いつものように、ボーカロイドを診ていた。
どこからか爆発音が聞こえる。
「な、何?」
画面から視線を外す。
「先生、行って来て良いですよ?後は僕が診ますから」
梓が営業スマイルで言う。
「有難うございます」
梓の行って来て良いとは、行って来いって意味で、結衣の有難うございますとは、了解の意味である。...闇にレクイエムを___新しい敵
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有紗とルカが対等に戦っていると、有紗の体がピタリと止まった。
「!?」
そして、体が宙に浮き、吹っ飛ぶ。
「おっと。有紗ん家に来て早々これかよ」
「?……有珠」
有珠が有紗を立たせる。
「ルキ?」
「勝手に動くな」
ルカを男にした奴が増えた。
「面倒な奴が増えたし」...闇にレクイエムを___捕獲?
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敵の情報を知った代わりに、亜美は負傷した。
「なんで!?銃声なんて聞え無かったよ?」
「多分…何か仕掛けられてたんだ。俺達に情報が渡った時に作動するように…な」
嫌なやり方だ。
そう呟く。
「ねぇ…マスターは大丈夫なの?」
リンが不安そうに梓を見る。
「大丈夫だよ。あず兄と結衣姉を信じて?」
有紗は...闇にレクイエムを___ピンク色の敵の使者
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「はぁ…はぁ」
亜美は肩で息をしている。
汗も凄く流れている。
「マスター、大丈夫?」
リンが心配そうに顔を覗き込む。
「うん、大丈夫だ。心配しなくて良いぞ」
亜美は無邪気な笑顔でリンの頭をクシャクシャと撫でる。
「マスター、もう居ないよ」
「レン有難うな。さて、有紗ん家が近いし、行くか」
『うん!...闇にレクイエムを___脱出
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「…」
マスターは、家に帰ってから一度も口を開かない。
…困ったものだ。
「マスター…ちょっと覗かせてもらうよ」
私は、右腕をプログラム化に戻して、マスターの胸に刺す。
流れて来る情報をリアルタイムで処理して行く。
「情報が溢れ落ちてる。これは、結衣じゃないと治せないかなぁ?それか梓」
私は腕を抜き...闇にレクイエムを___心の傷
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君との恋は、ロミオとジュリエットにさせない。
「そこから連れ出すよ」
「…本当?」
「あたりまえだろ」
レンは微笑むと、亜美の手を握る。
「パパとママにオヤスミはした?」
「え…?」
「騒ぎ出しても遅いよ?」
亜美を押し倒す。
「大人はもう、寝る時間だから」...ロミオとシンデレラ___年下のロミオ