イルカの投稿作品一覧
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真夏の太陽 ジリジリ照りつけて
僕の心まで 暑さで溶けてしまう
扇風機の風 生ぬるくてうだる
セミの鳴き声が 溶けた心を射した
軒下で寝てる 野良猫もうだうだ
外から流れる 風が優しくなる
青い空 セミの声 暑い夏の午後二時
ごろごろと涼しさを求め転がる
野良猫もノロノロと憩いの場を求める
風鈴も「...Breeze
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夕暮れ 行き先の書かれてないバス停で 一人たたずむ
ヒグラシ 「カナカナ」と鳴くオレンジの空間 静寂の風
僕の声は誰にも届かず ただの大気汚染になった
だから僕は誰にも知られず ここで一人終わりを待った
さようなら 『今』という時間
僕が存在していたわずかな現実
ここから何処かへ旅立ちます
ありが...バス停
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見上げた空から 零れ落ちた星
弧を描き 闇空に消え 幾度も繰り返す
夜の空が描き続ける絵は いつか星座へ
想いが込められたこの物語 それは神話へと…
翼広げ この空を彩る星と描いてく
僕の歌声と共に
月明かり照らす この闇夜深く
その先に 見える世界は 誰も知らない場所
二つの星を繋ぐホウキ星 想い...Sketch 07
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A
降り積もる白銀の雪
季節外れの霞草
真っ白な空間を歩く
キミは 誰を 想い 泣くの?
B
肩震えても ここには
キミ以外 誰もいないから…
S
僕が傍で抱きしめてるよ...雪の中で…
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S:僕の眺めた星空の海 届かないけど手を差し延べる
星が瞬くその瞬間に 弾けとんでく 希望のパレード
A:地球から見た宇宙(そら)は 一握りなんだね
そこからの世界への 不確かな憧れが
B:暗闇のスケッチブックから 輝いた彩りの星
不規則に瞬きながら お祭りが始まるよ
S:僕の眺めた星空の海 届かな...*パレード*
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"明日があるさ"
そんなことを続けていたら
いつしか僕自身を見失っていました
"明日があるさ"
そんな言葉聞き飽きました
それでも僕自身がわからないままです
"明日があるさ"
何回繰り返したでしょう?
時間は僕自身を蝕んでいきました
目に見えない呪文(ことば)は 次第に意味を無さないモノとなり...盲目な僕(Short ver.)
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Aメロ
見上げた太陽に 白い飛行機雲
そよぐ風に吹かれて 綿毛も飛んだ
Aメロ
風は暖かくて 春の匂いがした
小鳥達もさえずり 唄を歌うよ
Bメロ
つくしが顔出し 風に揺られて
背(せい)くらべしてる
周りを囲んだ 若草達も...春の行進
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リン「東日本の地震、凄かったね…」
レン「…あぁ」
リン「うちらに出来ることって何かないかなぁ…?」
レン「俺達は二次元だし…募金も何も出来ないよ…」
リン「そぅ…だよね…」
KAITO「そうでもないよ?」
MEIKO「そうね、私達にしか出来ないこともあるわよ」
リン「お姉ちゃん達…」
レン「俺達に...日本頑張って
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青く輝くこの地球(ほし)の中で この歌声と出逢った
光り輝く太陽の下で 芝生の上に寝転んだ
都会の喧騒から離れたこの世界で
一人 僕は瞳を閉じた
耳から溢れる音 君からのメッセージ
一人 僕の心に響く
君と僕とは 知り合いではないけれど
この歌声は僕に届いてる
君の想いは 暖かくて優しくて
心に響き...手のひらの物語(ストーリー) Short ver.
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紅いドレス 赤いワイン
これは私だけに与えられたシンボル
誰にも譲れない 渡せないわ
碧い瞳 細い身体
君は私だけに与えられた人形
代わりなんていない 欲しくないわ
溶けた心と混ざり合う青の歌声
甘酸っぱい気持ちが私を支配する
ここから始まる私のラプソディ
"永遠に傍にいるよ"...Raspberry Rhapsody
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【Aメロ】
白い雲流れる 追いかけては転び
それでも諦めず 追いかけ続けてた
ポケットに入れていた 飴玉が転がる
太陽が照らして キラキラした
【Bメロ】
あぁ ここから先には何があるの?
この胸を躍らせて 走り出すよ!
【サビ】
広がる青の世界に 白い飛行機雲が...サンシャイン
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ふわりふわり空飛ぶ僕の周りで
赤いうさぎが雲で餅搗き
烏が鳩と水中で追いかけっこ
燃えない炎浴びて踊る魚達
見馴れないこの世界は僕の妄想世界
戦争も犯罪も無い 全て僕が作る世界
人間なんて必要無いのです
いらない現実なら棄ててしまって 自分の世界に逃避しよう
ここは何もが自由な異世界だ
いらない世界...夢想散歩道
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深い深い闇の中。
自分の姿も見えない。
そのずっと先にマスターの姿を見付けた。
追いかけようとしても姿はどんどん小さくなっていく。
”マスター…?どこ行くの…?”
マスターは振り向く事もせずにどんどん先に行く。
追いかけても追いかけても距離は縮まらない。
”マスター…ねぇ…マスタぁぁぁー…!”
私は...VOCALOID-7『鏡』[小説]
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11月5日
レン「MEIKO姉知らない?」
KAITO「え?…いや、見てないよ?」
レン「おっかしいなー…どこ行ったんだろ」
リン「部屋にもいなかったもんね」
KAITO「どっか出掛けたんじゃないのかな?」
レン「しょうがない…帰ってくるの待つか」
リン「じゃあ帰ってくるまでモ○ハンやろうよ!」
レ...11月5日[例によって会話オンリーのやつ(笑)]
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人目に付かない端っこに ひっそりと佇む私を
あなたは気付いて手にとってくれた
私を抱えるその腕は とても暖かく 心地好かった
あなたの家に迎えられ VOCALOID(わたし)の始まりの合図
四角い部屋で奏でるメロディー
弾ける音に高鳴る胸 旋律に踊り 唄を歌う
貴方の心に華を咲かせよう
真っ赤に染ま...華唄
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僕が残せるこの歌を…
ふと空を見上げると そこは真っ暗な世界
僕を少しずつ侵食していく
静かな白い部屋の 白いベッドに一人で
横になる僕は歌詞を書いてた
伝えたい事をノートに書き出して パズルのように繋げていく
それが僕の『詞(ことば)』
僕が残せるこの歌を
誰かが聴いた時 そこに希望(ひかり)が宿...ラストメッセージ
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[Aメロ]
野原で見付けた 小さな小さな真っ白い花
咲き溢れている その姿に見取れていたんだ
[Bメロ]
暖かな風に ふわふわと揺られ
その様子はまるで 君の吐息のよう
[サビ]
青い空で輝く太陽 白い絨毯を照らす
君の声が聞こえた時 光が弾け飛んでいった
白い花に包まれた君は とても幸せそうに...霞草
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ミクが帰ってきて2日が経った。
KAITOも少しずつミクとも馴染んできた。
昨日は二人でアイスを食べながら談笑していた。
そして明日の夕方にはリンとレンが帰ってくる予定だ。
…だけど私は少し気になることがある。
マスターの事だ。
この前の夕食あたりから、マスターの様子に違和感を感じていた。
上手く言...VOCALOID-6『紅の歌姫』[小説]
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夕食が済んだ後、しばらく談話が続いた。
マスターが僕らVOCALOIDを回収して大切にしてくれている理由。
人々がVOCALOIDを必要としなくなった事。
人々は唄よりも実用性の高い方を選んだ。
だから僕らVOCALOIDは不必要になったのだ。
でもマスターとその友人は違った。
僕らの唄を今でも必要...VOCALOID-5『陰』[小説]
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あなたと私が出会ってからもう2年
今では良きパートナー
あなたと私が紡いできた曲(じかん)は
掛け替えのないもの
楽しい 悲しい 嬉しい 寂しい
たくさんの想い出が この箱には詰まっています
二人で作りあげた
たくさんの作品(ほうせき)は 溢れる光の渦となって
私達を包み込みます
二人でこれからもね...たからばこ
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ある日 僕は歌えなくなった
それが何を意味するのかわからなかった
だけど
いつか
僕の歌を望む人が出てきたなら
今は歌えなくても
僕はその人の為だけに歌いたい...無口な歌人
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[A]
真っ暗な部屋の中 時計の秒針が響く
耳を塞いでいても 音は頭に響いてくる
あの時から僕の時間は止まったまま
[B]
理解を超えた衝撃が 頭を突き抜けた
割れた硝子のように 記憶が飛び散る
[2A]
机の上の写真 月夜の光で反射した
二人の笑顔はもう 重なる事は無いだろう...Time Leap
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僕はようやく声を取り戻した。
まだぎこちない話し方だが、少しずつ僕は変わっていった。
僕を拾ってくれたマスター。
そして…暖かく声をかけ続けてくれたMEIKO。
なんとかして恩返しがしたかった。
「KAITO~?今、手伝える?」
そんな事を考えていたらMEIKOが部屋に入ってきた。
僕は頷いてMEI...VOCALOID-4『居場所』[小説]
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七夕だったので、うちの脳内ボカロ達を野放します(笑)
レン「野放しって…家畜かよ…」
リン「鬼畜?」
レン「ちげぇぇぇぇ…!!てゆーかいきなり出てくるな!」
リン「いいじゃん、どうせいつもフリーダムなんだし」
KAITO「ほらほら、七夕なんだからもっとおとなしく…」
リン「そいやDIVA出たんだよね...七夕だから【会話放置プレイ作品】
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星が瞬く闇夜 二つを隔てる一筋の光
想いが溢れる雨 それは光の氾濫へ導く
見えない互いの姿
光の嵩が増えていく
洒涙雨
止まない想いが 光を溢れさせていくけれど
届かない
たった一度だけ 二つの輝きが重なりあう
その時まで
七月七日の夜 隔たれた想いが一つに成る...洒涙雨
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古ぼけた校舎を包む 真っ赤な夕陽
人のいない教室が オレンジに染まる
机も椅子も黒板も すべてが夕陽で輝いていた
その中で僕は懐中時計を握りしめた
思い出を作る この学校(まなびや)
笑ったり 怒ったり 泣いたりしたね
明日終わりがくる この校舎
形が無くなっても 思い出は無くならない
永遠に…
真...懐中時計
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[サビ]
最終電車に乗り
君とすごした街を走り出す
駅で君の手をとり
"また必ず会おう"と…
[A]
春過ぎの日 君と出会った
おどけた顔が とても眩しかった
[A]
気がついたら 一緒に過ごしてた...最終電車
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「また今日も来ちゃった…」
そんな頻繁に来てもレン君に会えるわけじゃないのに…これじゃストーカーじゃない…
インターホンの前で右往左往する私。
周りから見たらただの不審者だ。
少ししたら庭の方から話し声が聞こえてきたので、庭の方に足を運んだ。
しかし、私の身長より少し高い塀が視界を塞いでいる。
塀の...不器用な想い【ネル小説】
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誰もが持っている『愛』
それは純粋な愛なの?
外見 財産 自慢
ただの見せ掛けに躍らされてるだけでしょ?
私はそんなものいらない
ただ私を包んでほしいの
私の存在をその腕で確かめさせて…
隣にいたはずの温もり 今はただの抜け殻
涙で濡れた枕の中に 溢れるのはあなたへの想いだけ
「愛してる」...大切な気持ち
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僕は何も出来ないただのニンギョウ
誰も僕を必要としてくれなかった
ソ ダ イ ゴ ミ
僕は光を無くしたただのモノ
誰も僕を見る人はいなかった
ハ イ キ シ ョ ブ ン
どこかで何かが聞こえる
間違いない それは…僕の『名前』
君が呼ぶこの『名前』
それが僕の心に光を燈す...支心
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