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#「航宙巡洋艦カナデ」(SFを真面目に書いてみた結果
宇宙(そら)にきらめく光
それは地球上からも見える
遥か遠くの星々の光……もあるが、それだけではなかった
暗い宇宙(そら)を駆ける一隻の大型航宙巡洋艦
その艦めがけて、光が伸びて刺さる
「きゃああああ!!か、艦長!敵主砲、右翼に被弾!」
髪をツイ...【めー誕】航宙巡洋艦カナデ【なんてなかった】byしるる
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#42
ミクとカイトは、敵をせん滅し、施設に帰ってくる
すると、そこにはすでにメイコが帰ってきていた
「あ、メイコさん!無事でしたか!お疲れ様です!」
ミクが笑顔でメイコに近づく
「ええ……ちょっと、二人に話があるんだけど……」
けれど、メイコは真剣な顔でそういった
「何があったんだい?」
カイトは...0と1に響く言の刃#42
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#39
そして、今日もバグたちはやってくる……
「カイト、くれぐれも無理しないで」
メイコはそれだけ言い残すと、東にむかって一人走っていった
「さ、僕らも行こう、ミク」
カイトが【蒼槍】(そうそう)を抱えて、西に走る
「はい!」
ミクもその後を必死についていく
「いいかい、ミク。僕は戦闘中には、感知...0と1に響く言の刃#39
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#38
「次の戦闘から、僕も出るよ!」
リンがいなくなり、レンが負傷したあの日から、四日目の朝を迎えた
そして、いまだにレンは目が覚めない
栄養点滴をうって、ベッドに寝ている
そんな中、カイトがメイコとミクに向かって、そう宣言した
「え!カイトさん、戦えるようになったんですか?!」
ミクが嬉しそうに...0と1に響く言の刃#38
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#37
メイコは、一人でリンのヘッドセットを発見し、それを強く握った
「……あなたも……私を置いて行くのね……」
ポツリとつぶやく
この戦いの初期から活躍するメイコ……彼女を置いていなくなった同胞は数多かった……
そして、彼女が施設に戻ると、レンがベッドに横になっていて、その横に二人の姿がある
「あ...0と1に響く言の刃#37
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#36
ミク、メイコ、カイトがレンの弱まる反応にむけて走る
「カイト……あなたは中にいてもよかったのよ?」
「ありがと、めーちゃん。けど、じっとしていられなくて…………そこを左だ!」
カイトがメイコの【心配】をよそに指示を出す
ミクがカイトの指示通り曲がる
必死に走ったミクたちは、数分でレンのもとに...0と1に響く言の刃#36
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#35
「めーちゃん……この子は、あの時の【アイツ】じゃない」
カイトの言葉に混乱するメイコ
「え、だって……さっき!」
メイコが血の後をみて、その後にミクの体を見る
「あ!」
そして、気づいた
メイコの血の気が引いて行くのがわかる
「そうだ、よく見てみるんだ。この子は怪我してないだろ?」
「で、で...0と1に響く言の刃#35
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#34
ミクが黒い塊の中にはいって姿を消した
すると今頃、非常用の電灯がついて、部屋の中をうっすらと明るくする……
メイコは辺りを警戒しながら、倒れているカイトに駆け寄る
「カイト!カイト!しっかりして!」
「ん……んん?」
カイトが反応し、メイコはほっと胸をなでおろす
カイトはまだ目を覚まさないよ...0と1に響く言の刃#34
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#33
施設の西に出現したバグの対応に向かったメイコとミク
…………ところが、事態はおかしなことになった
「メ、メイコさん……これって……」
ミクが目の前の光景に動揺していた
「……どういうことかしら」
メイコも状況がわからないようだ
「バグが……一体もいない?」
二人が目的地につくと、そこにはすで...0と1に響く言の刃#33
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#31
カイト、レン、リン、ミクの四人は、カイトの部屋で今後の対策や、敵の狙いについて話し合ったが……
やっぱり、決定的に情報が足りなく、まだ情報が点のままだった
そして……ハクとの戦いから一カ月
その間も敵は絶え間なくやってくる……
前にも増して、敵の攻撃が激しくなっている
ミクもルーキーとはいえ...0と1に響く言の刃#31
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#30
カイトは自分の部屋にミク、レン、リンを呼んだ
ハクとの戦いから得た情報を共有するためだ
カイトはハクがかつての自分たちの師だということを伝える気はなかった
無駄に心配をかけるだけだったから……
「君たちもみたあの人は、おそらく……というより、ほぼ確実にバグの一種だ」
そういいつつも、自分の師...0と1に響く言の刃#30
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#29
カイトは、震えて崩れるメイコを抱きしめた
「めーちゃん……」
こういう時にどんな言葉が正解か……カイトにもわからなかった
「カイトぉ……私…………また何もできなかった……」
カイトの腕の中で震えるメイコ
「僕もだ……結局、あの人に何も恩返しできなかった……」
メイコの気持ちが痛いほどわかるカ...0と1に響く言の刃#29
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#28
「私はね……正々堂々戦いたいの。私は今から心を読むのをやめるわ」
ハクのその言葉を半信半疑ながらも、傷を治してもらうメイコ
「さ、これでいいはずよ」
二コリと優しく笑ったハクは、メイコの頭をなでる
「子供扱いですか……」
メイコは警戒しつつ、不服そうにその手をはらう
「ふふ……ごめんなさい」...0と1に響く言の刃#28
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#27
錫杖の先端に付いている刃を、メイコに向けて突撃するハク
メイコは一歩もそこを動かない
「ふふ……見切る気ね。けど!」
ハクがいきなり方向を変えて、壁に向かって走る
そして、壁を蹴って勢いをつけてメイコを襲う
「それくらい!」
それをメイコはよんでいた……が、よけれなかった
「……かはっ!」
...0と1に響く言の刃#27
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#26
「やっぱり……そうなのね」
メイコはカイトの口からきいた真実に、とても悲しそうな顔をした
「はは……そんな寂しい顔をしないでくれよ。僕にも、まだやれることがあるんだから。このことはみんなには内緒だよ?」
カイトが二コリと笑う
「でも……」
メイコが心配そうにカイトに近付く
それをカイトが自分...0と1に響く言の刃#26
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#24
ルカの体が消えた
それをきいて、みんなはルカの体があった場所に集まった
「そんな!戦闘前に見た時はあったわよ!」
メイコの言葉の通り、戦闘の最中になくなったルカの体
「もしかして……敵の狙いって……これだったんじゃ……」
レンは、敵が弱かった事に関して、ずっと考えていた
そして、メイコもはっ...0と1に響く言の刃#24
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#23
翌日……
「みんな!敵が近くにいる!昨日よりは、数は少ないが油断は禁物だ!」
再び、バグがカイト達に押し寄せる
「もう!どうして、こうも連日!」
メイコが愚痴をこぼすが、それには誰も答えられない
「いい!リンは、あんな状態じゃ出られない!私が前線で戦うから、一歩ひいてレンとミクで援護して!」...0と1に響く言の刃#23
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#21
カイトとメイコは、施設の入り口から外を眺めている
「あの時の勝負は、結局、私の勝ちだったわね」
「あ、うん……そうだね」
本当はカイトの方が倒した数は多かったのだが、ハクがいなくなったことで、メイコがひどくショックを受けてしまったので、カイトが自分で負けだと言ったのであった
「あの後……私は...0と1に響く言の刃#21
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#20
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施設の近くにバグが大量発生した時のこと……
「おらぁぁぁ!!おし!これで100!!」
カイトがバグを【蒼天】で貫き、にやりと笑う
「まだまだぁ!!これでまとめて、とりゃぁぁぁ!!よし!101!!!」
メイコが長い刀を活かして、数を稼ぐ
「こら!馬鹿してないで、しっかり...0と1に響く言の刃#20
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#19
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今日も、カイトとメイコは訓練にいそしんでいる
「さぁ!いつでもいいわよ!二人、まとめていらっしゃい?」
ハクが銀色の錫杖(しゃくじょう)をしゃらりとならして、構える
「おい!脚ひっぱんなよ!」
カイトが【蒼天】を振りまわす
「うるさいわよ!カイトがミスしなきゃ、大丈夫よ!」...0と1に響く言の刃#19
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#18
レンを怒らせてしまったカイトは、あれからずっと外を眺めている
「カイト……何してるの?」
そこにメイコがやってくる
「あ、いや……ちょっと……考え事を……ね」
カイトの顔が笑顔だが、どことなく元気がないのをメイコは見抜く
「ふぅん。ま、言いたくなければ別に言わなくてもいいわよ」
メイコはそう...0と1に響く言の刃#18
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#17
突然、メイコに訓練所に連れてこられたミク
そして、いきなりメイコに投げ飛ばされたミク
「いたい……な、何するんですか!メイコさん!」
ミクが涙目でメイコをみる
「目は覚めたかしら?うぬぼれ屋さん?」
メイコはニコニコと笑っている……けれど、それは目が笑っていない
「ど、どういうことですか!」...0と1に響く言の刃#17
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#14
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リンたちは、連日のたび重なる戦闘によって疲弊していた
「もう!なんで、こう毎日毎日!」
リンのイライラもかなりたまっていた
「みんなには、かなり負担をかけてしまった。申し訳ない。」
カイトが頭をさげる
「カイト兄があやまっても、何も変わらないでしょ!そう思うなら...0と1に響く言の刃#14
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#12
バグをなんとか退けた彼ら……
しかし、その代償があまりに大きかった……
ルカの体を施設の奥に運び、その後、カイトの部屋に集まる面々
「レン……リンは?」
カイトが壁によりかかるレンに、まだ姿を現さないリンのことをたずねる
「……自分の部屋から出てこない」
「そうか……無理もない」
その場にい...0と1に響く言の刃#12
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#11
「……え、ネル?」
「リンさん!ルカさんはあの人にやられました!気をつけてください!」
後ろから、ミクが忠告する
「……うぅ……リン?……なんだ……また頭痛が……くそっ!」
ネルが最初と同じように頭を抱える
「……そう。ルカ姉はネルに……」
一瞬、とても悲しそうな顔をするリンだったが、すぐに...0と1に響く言の刃#11
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#9
「きゃ!」
ミクが尻もちをつき、刀も落としてしまった
「きえちゃえ……」
ネルの残忍な目がミクを見下す
ミクは目をつむった
(もうだめ!)
ネルの鎌が振り下ろされ……辺りに鮮血が散った……
しかし、ミクに痛みはなく……ミクがゆっくり目をあけると……そこには信じたくない光景があった
目の前にな...0と1に響く言の刃#9
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#7
ミクとレンが、みんなの刀のことを放していると、突然、インカムに通信が入った
「みんな!バグだ!こっちに向かっている!あいつら、突然出現しやがった!」
声の主はカイト
「数は?」
インカムを通してメイコの声が聞こえてくる
同時に複数に通信がいくようだ
「わからない……けど、ここ最近なかった、かな...0と1に響く言の刃#7
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#4
カイトの部屋……部屋と言っても周りは岩壁
この施設自体が洞窟の中なのだから、当然といえば、当然
その中にカイト、メイコ、ルカがいた
「メイコさん……あのミクっていう子……」
ルカが怖い顔で、メイコに意見を求める
「私も最初に見た時は驚いたわ……でも、あの子は【アイツ】とは無関係だと思うわ。」
...0と1に響く言の刃#4
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#2
「みんな、そろったね?忙しい所、申し訳ない」
青い髪の長身の男性がそういって、集まった仲間たちに頭を下げる
「ねぇ?カイト兄?一応、私たちの隊長だけどさ……知らない仲でもないんだから、そんなにかしこまらなくてもいいよ?」
リンが頭を下げている男性に向かってため口をきく
「リンは、もうちょっと礼...0と1に響く言の刃#2
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#38「さよならとテト」
前回のあらすじ
深夜0時を回り、彼らが帰ると言いだした
そして、彼らは「次はない」といった
さらに「私たちはデータ本体ではなく、データの削りカスみたいなもの」とも……
「削りカス……?い、一体、どういうことですか」
私には彼らの言葉を理解できない
すると、カイトさんが前に一...みんなにインタビュー(仮)#38