0-koの投稿作品一覧
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♪譜手音シヲ目線
「はぁ!?ふざけるな!!貴様俺との約束を放棄すると!?」
「だからごめんって!ウチだっていそがしーの!」
たまには外に行くのもいいかも、と近くを散歩をしていた。近くの広場でケイの声がするから覗くと、知らないお姉さんと口げんか…かな。
「今度付き合ってあげるから!それじゃ!」
「お...ようこそ☆亜種藍荘へ! 27
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♪理戒フノオ目線
やってやる、とは決心したものの…
「貴様!汚らわしい手で姫サマに触れるな!」
「ならアナタが助けてみせなさァい?」
二人の熱いアドリブ掛け合いのお陰か普段より客が増えてきた…俺、空気。
「では、行くぞ!」
「は!かかってきなさい!!」
ケイは日々の殺陣練習のお陰か必ず掛け声と共...ようこそ☆亜種藍荘へ!26
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「はー…生き返るゥー…」
湯飲みのお茶を一気飲みしたのは枯畳イグサさん。さっきまで玄関で倒れ…正確には寝ていた。
騒ぎを聞きつけたラビとアル君でリビングのソファーまで運んだ時、目が覚めたみたい
「お久しぶりですわねぇ、イグサさん」
「えっとぶりだなー!キクちゃんも元気そうで安心した!」
このヒトはお...ようこそ☆亜種藍荘へ!25
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♪理戒フノオ目線
「ツルツルなシンクなんか俺たちが汚してやるぜエェー!」
「だ、誰か助けてーー!!」
薄っぺらな登場曲と、スタッフの合図を聞いて舞台に走る
「とおぉぅ!!マダムの味方スポンジマン!キッチンの平和は俺が守る!!」
よし、今日は効果音とブレてない完璧だ……って、違う違う!!飲み込まれるな...ようこそ☆亜種藍荘へ!24
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♪夜瑠紀アル目線
二階の部屋を一通り回って次は一階のマスターさんとキクヨさんの部屋を見せてもらうことになったッス
-マスターの場合-
「マスター、今の時間やしアニメの録画消化でもしてるかなー?」
「マスターさんってアニメ好きなんスか?」
「みたいやねぇ…あたしも詳しいこと知らんけど。マスター!邪魔...ようこそ☆亜種藍荘へ!23
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♪氏音ミコ目線
「ただいまー」
無駄に広い玄関と無駄に長い廊下、そして無駄に大きい家。ここ『詩洞神社』はわたしのもう一つの家。
いつもは南斗さん達と同じ家に住んでるけどこっちの家にも週に2、3度来なければならない
「兄様ー!ミコですー!!起きてますかー!?」
バタバタ足音を立てながら廊下を歩くと両腕...ようこそ☆亜種藍荘へ!22
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♪夜瑠紀アル目線
「探索…ってもなんも面白いモンなさそうやなぁ…」
そういいながらベッドの下を覗く姉貴は完全に不審者ッス。フノオさんの部屋は綺麗に整理されてて黒の家具が多いッス、目をひくのは隅にある…金庫?
「ゴッツイ金庫ー。フオこんなんいつの間に買うてたんやろw」
「なかなか大きいッスね!ん…?写...ようこそ☆亜種藍荘へ!21
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♪夜瑠紀アル目線
俺が作られて、ここ亜種藍荘に来てはや二週間…。姉貴や同居の人たちはみんな優しくて面白くて毎日が楽しいッス。
ただ、ひとつ気になることが…
「皆さんの部屋はどんななんスか?」
きっかけは姉貴が俺の部屋でとある虫を殲滅した後の
「なんかこの部屋寂しいなぁ…」
この一言だったッス。俺もま...ようこそ☆亜種藍荘へ!20
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♪風音キクヨ目線
「行ってきまーす…、眠…」
「隊長、いってまいります!」
「気をつけてくださいね~、いってらっしゃいませ」
シヲちゃんとケイくんが仲良く出かけるのを見送っていつもの様に掃除機に手をかける
「おキク、いつも悪いな~」
ソファーに寝転がったデネさんと目が合った
「いえいえ。これぐらいし...ようこそ☆亜種藍荘へ!19
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a.m.7:00
「おはよーおキクさーん…」
「おはようございます、マスター」
「マスターおっはよー♪」
おキクさんの後ろには日曜日にしては珍しく早起きしたラビが朝食の準備を手伝っていた
「ラビ?珍しいこともあるもんだねー。雨でも降るのかな」
「ちょっとマスターひどぉーい!!ラビたんだって早起きでき...ようこそ☆亜種藍荘へ!18
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♪居自家テル目線
「本番5分前です。出演者の方は移動するのでワタシについてきてください」
イヨさんが部屋に入ってそう告げる
「音様、メイクおわりましたか?」
鏡とにらめっこ中のオレの肩を叩くキラたん
「…変じゃないよな。大丈夫だよな、いけるよな、バレないよな、オレに見えないよな?」
「音様?鏡さんと...ようこそ☆亜種藍荘へ!17
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♪冴和タルゥ目線
花屋で働き出してもう長いですけど…最近妙な客ばかりのような気がします
「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」
「では、貴女に似合う花をプレゼントさせていただこう!」
「………は?」
とりあえず表向きの笑顔を張りつけたまま内心かなりイラッ★冗談がすぎますね…
「コルチカムとかどうだ...ようこそ☆亜種藍荘へ!16
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彼女と僕は愛し合っていたんだ
彼女はとても重い病気にかかっていた。普段は優しくて、いつも笑顔で僕にたくさんの愛をくれた。
でも、突然発作が起こった時には辛そうで苦しそうで、苦しさの所為かいつも「殺して」と叫んでいた。虚ろな目で僕を見つめながら。そんな彼女を見ることが僕は一番辛かった。
あの日も病室で...【勝手に】GALLOWS BELL【自己解釈】
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わたしはかまきり。
わたしはおんな。
わたしはひとり。
わたしとあなた。
わたしはすきよ。
あなたがすきよ。
あなたがすきよ。
あなたはすきよ。
わたしがすきよ。
あなたとわたし。...寡蟷螂-やもめかまきり-
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♪居自家テル目線
人人人…生放送は7時からだけど昼12時の今、すでに大勢の人がVCの特別野外会場前に集まっていた。えーっと、入り口入り口…
人の列に沿って歩いていくと先頭にたどり着いた、VCのジャケットを来たスタッフらしき人に訪ねると裏手に回ればいいらしい
行ってみると「関係者以外立ち入り禁止」とか...ようこそ☆亜種藍荘へ!15
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充電完了、予備バッテリーOK、プログラムOK、メンテナンスOK、データを初期化中―――
初めて見た世界は真っ白の天井と様々な機器
「ん!!ちゃんと動いたわね!!よかったよかった☆」
視界の端に人間が映る
「大丈夫?なにか不具合はないかしら?」
「大丈夫…です」
「うん!会話も問題ないわね!あ、私はあ...また、会えたなら 7
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僕の真後ろで銃声が聞こえた
でも僕に弾があたった感覚はなく振り返ってみると
「O75ッ!!」
O75は倒れていた、背中を真っ赤に染めて
ボーカロイドに赤い体液はないのに、なぜ、という考えすらも思い付かなかった
僕はとっさにO75を抱き起こしていた
「おい!しっかりしろ!!」
「あ…ズ?ダイジョ…う…...また、会えたなら 6
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陽が昇るとともにタタカいは始まる、静かな夜は昼には面影も残さない
テキミカタがわからないぐらいに大勢の人がタタカっている
叫び、銃声、打撃音…僕がいたセカイはこんなにも騒々しいものだったんだ
気付かなかった、夜があんなに静かで優しいものだったなんて
知らなかった、こんなに音の多いセカイにいたなんて
...また、会えたなら 5
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それから毎日の様にO75は夜になるたびに僕の部屋に来て歌を歌ったり、タタカい以外のことを教えてくれた
「――でね、すごい綺麗なんだよ!」
「ふぅん…。ハナ…か」
「アズは見たことないの?」
「僕は生まれた時からココだから」
「そっか…」
O75は最初は違う場所で生まれたらしい
タタカいなんて知らない...また、会えたなら 4
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♪銀音セツ目線
あー…だるぃ…暇だ…
金曜日、バイトもないし家でいつものメンバーでダラダラしてる、なう。
ちび達はそれぞれ遊びにいってるし、タルゥは仕事。ナントは天体観測ツアーとか言って一泊二日不在だ。
必然的残った二人、コウとツトヒとリビングで適当にテレビを見る…なんか面白いことねぇかなぁ…
ふと...ようこそ☆亜種藍荘へ!14
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あれ以来宿舎でよくO75を見かけるようになった
いや、今までも見ていたかも知れないけど気に留めなかっただけだろう
「アズくん!」
「………」
「AZ6くん!!」
「…何?呼んだ?」
「AZ6だと呼びにくいからアズって読んでいい?」
「好きにすれば?」
「ボクのことも好きによんでくれていいよ☆」
「じ...また、会えたなら 3
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ボクはO75(おーななじゅうご)看護用少女型ボーカロイドです。
ボクを作った人は戦場にいる人々の癒しになるために作ったそうです。
ボクは疲れた兵士さんの為に相談役もこなさなきゃならないので知能や雑学もたくさん記憶(インプット)されています。
でも、ボクの一番のお仕事はいつも笑顔でいることです―――
...また、会えたなら 2
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荒れた大地、穢れた水、息を殺している人々
そういえば、僕はなんでこんなところにいるんだろう
ボーカロイドって何なのだろう
気が付いたときから僕は鉄と油臭いこの地にいた
名前も知らないし、何のためにここにいるのかも分からない
ただ、周りの人がタタカっているのだけは分かった
何かを求めて争っている人、そ...また、会えたなら 1
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♪兎音ラン目線
「ありがとうございましたー」「いらっしゃいませー」
何度も繰り返される言葉、今はPM4:30。学校帰りらしい学生が何人も店の外を歩いていた。
ちなみに今日はバイトの日。私はペットショップでバイトしているの、元々動物が好きだったしバイトの先輩も優しくて楽しい雰囲気で仕事もやりやすいから...ようこそ☆亜種藍荘へ!13
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「おっはよー!マスター!!」
「ラビ?めずらしく早起きだね」
「ふっふっふー☆なんてったって明日は音様がVCに出る日なんだよ!?」
「は…?誰それ?VOCALOIDCHANNELはわかるけど」
「え!?マスター知らないの!?otoraku様だよ!ほら歌ってみたで有名な!!漢字表記で音楽ってかいてオト...ようこそ☆亜種藍荘へ!12
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私には兄さんがいます
-あにといもうとかけるよん-
私が朝起きるといつでも必ず兄さんの方がさきに起きています。
そして、いつも朝食を作っていてくれます。
今朝もすでに台所に立っていました。
「あ、ラン!おはよう、いい朝だね~」
「兄さんはいつも早起きね…。私もそこまで遅くないと思うんだけど」
「もう...兄と妹×4
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「で?何か新しいことはあったのかしら!?」
リコたちも帰ってきて夜ご飯も終わって皆で団欒…
お母さんがいるの久しぶりだなぁ。みんなも心なしか嬉しそう♪
「リコはね!リコーダーの早弾きうまくなったんだよ!!」
「俺は魔物からちゃんと家を守ってるぜ!!」
「…僕は…特に」
「みんな元気そうでお母さん嬉し...ようこそ☆亜種藍荘へ!11
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「たっだいま~!!」
「おかえりなさいですわ~…。あ!抽選当たったんですわね!!」
「キクヨ…これどこに置いたらいい?」
「玄関でいいですわよ♪それにしてもフノオさん…よく持てましたわね」
なんとか家にたどり着けた…米俵二俵(フオが)持って。
「おキク!これだけちゃうで!!テレビも当てたで!!あたし...ようこそ☆亜種藍荘へ!10
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フオに引っ張られて、デネと3人で商店街についた…。
うん。何で来たんだっけ…
「フーオー…、あたしまだ寝たいねんけど…」
「何言ってんだ!!『皆様に感謝の心を込めて!商店街50周年記念大抽選会』朝9:30~商品が無くなり次第終了!し・か・も!!二等が地上デジタル対応テレビ!!三等が米俵二俵!!誰かに...ようこそ☆亜種藍荘へ!9
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顔も見たことない
声も聞いたことがない
ただ文字と絵と文で知り合えた画面の向こう側の人。
あなたが何を思っているのか
あなたが何を好きなのか
あなたが何を感じているのかは
文字で伝えてくれた時に初めてわかる。
悲しいときも
嬉しいときも
バカやってるときも...ここにいます
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「…ター…マスター?起きてください」
…ん?誰か呼んでる…ぅ。
眠い…けど、起きなきゃ…
「…ふぁ…おキクさん?おはよう~」
あ~、今私絶対間抜け面してるんだろーなー…
「皆さんも何人かおきてらっしゃいますわ、マスターも朝ご飯食べます?」
「…む?今日って土曜日か…」
だんだん脳が覚醒してきた…壁の...ようこそ☆亜種藍荘へ!8
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前言撤回!!!
さっきはちょっと静かになったかと思ったけど…。大人組が煩くなってきた!
しかも…日本酒とか缶ビールとか、空が結構な数並んでるんですけど!?
えーっと、何人で飲んでるんだっけ…
「ぎゃはははは!!それすごい面白いんだけど!」
「だろ?ありえねぇよな!」
「デネさんとフノオさんだいぶ酔っ...ようこそ☆亜種藍荘へ!7
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「よし!じゃぁさっそく始めようか!!」
あ、言おうと思ったことデネに取られた…
「「「いっただきまーす!!」」」
「大人の皆さんにはお酒も用意してありますわよ~」
「さっすが、おキク!あたしいつものビールで!」
「デネさん飲み過ぎないでくださいよ?」
二十歳以上は次々飲んでいってるよ…鍋食べないのか...ようこそ☆亜種藍荘へ!6
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「「たっだいま~ぁ」」
「お帰りなさい」
「おかえり」
家の帰ると、おキクさんとデネが食卓にガスコンロを設置していた
「やるき姉!なにしてんの~?」
「ん~?おキクが今日は鍋にしようってことでさ。手伝わされてんの。ラビも手伝ってくれるん?」
「おっけ~!お皿並べるね!!って…21枚??なんか多くない...ようこそ☆亜種藍荘へ!5
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「マスター、次教室移動だよ?」
そう言ったラビの声で目が覚めた。
ん、なんか…机がヌメヌメする…
「あはっ、マスターヨダレ垂らして授業中寝てるンだもん☆ほら、激写♪」
まだ、状況を理解できていない私の目の前にラビのケータイの画面がアップで見せられる。
「にゃぅ~…、だって昨日はアニメの最終回で、しか...ようこそ☆亜種藍荘へ!4
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