タグ:シリアス
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A
「おいで、僕の愛しいDoll」
怖くないよ
僕が君を愛してあげる
あれ?
なんでそんなに寂しそうなの?
泣かないで
僕が側にいてあげるから
B
ダメだよ...狂愛ピエロ
蓮-ЯЕΝ-
この身体は真っ黒なの
綺麗なものも汚いものも
全部ぜんぶ一緒くた
そうするしかないと人は言う
結局ね 魚類もほ乳類も同じ狢(むじな)
辛いのは それがかつて誰かのものだったから
嚥下できずに 零れる息を
いつか誰かが 吸って生きるの
あなたも同じ わたしも同じ
怖いのならば 海に沈んでしまいなさい...Breather
紅玉
永遠を誓うには 僕らはあまりにも脆くて
いつか来る破滅の音に 耳を澄ましながら生きている
共に散っていくだけの 勇気が無かったんだ
砕け散った君のかけらを
ひとつ ふたつ 拾い上げて
誰もいない君の世界を
ひとつ ふたつ 進んでくよ
幼い頃僕らは バカすぎるくらい純粋で
確かに手をつないでいた はず...きみのかけら
兎乃
月火水木金土日
ずっとあなたを待ってるからね
街の角の小さな本屋
そこには絵本が沢山あるけど
どれも昔の本ばかり
人気もないし新書もない
そんな本屋に私はいるの
面白くないしカビ臭い
でも、そこの店長は…
勘違いしないでよ...本棚と君
そこへん部長
home
朝から晩まで
人身事故のアナウンスは絶えない。
迷惑だなって、誰かが舌打ちする音が響いた。
私は見る
あの中を
ホームの中よぎるのは一瞬の迷い
私の帰る場所はどこ
私の帰る場所はこのhome?
私の帰る場所を誰か教えて home.......home
逢坂アサ
コノ想イ乗セ 翔ケヨアノ空
果タセヌ願イ 捨テテ逝ケ
コノ想イ込メ 翔ケヨアノ朱(あけ)
生カスタメニ 散リ行ク華
明日ノ命ヲ繋グタメニ
我等ハ 果テヌ
戦いの先に あるものは
どうしても 得難き物か?
ただ語りあって 笑いあう
ただそれだけの 事だろうに...カミカゼ オリジナル
片瀬アキラ
月に光り 雪に濡れてる
君の時計の 紅い文字盤
文字盤の上 針が揺れてる
刻んでいる 時は過ぎる
熱い涙 零れ落ちた
君の体は もう動かない
よく物語で 涙が零れ落ちた想い人が
目を覚ますって そんなのがあるけど
やっぱり 嘘だったみたい
空から雪が 音もなく...紅
美亜 瑠璃
ほら、波の間に 散乱した光が、
「僕を掬って」と待つ。
ねえ、自信など 昔に失くしちゃったよ。
目印は付けず、
底の石ころは 何で生きるの?
息なんてできない...
夢を見た。 空には虹が一つ架かってた。
崩れ落ちる前に 登ろう。
開ける夜が手を振る。 寂しさを厭わず、
笑顔でね、 僕に語りかけたの...深海と僕と虹
kanoon
破裂しそうなほど 空気を入れた風船
甘い味の酸素(オーツー)を たっぷりたっぷり吸って
獣道を進んでく 「ハロー、ハロー、everyone」
背中につけて 飛んでみてもいいかも
均一にして 踊ってみてもいいですか?
「モシモシ ミナサン オゲンキデスカ?」
笑えるような声で 叫ぶ
頂点 回転 粒子拡...Hello,Hello
kanoon
こんな関係もう嫌なの
身分違い?
生きる世界が違う?
…そんなの、大人が勝手に決めたことじゃない
ロミオとシンデレラ鏡音ver. 2【自己解釈】
ママを味方につけた家庭教師は強かった
どんなに逃亡を図ろうと部屋の前や階段、至るところに見張りなんか付けてくれたせいで逃げられやしない。
飛び降りように...ロミオとシンデレラ鏡音ver. 2【自己解釈】
ちまき
「おやすみ、リン」
「おやすみなさい。パパ、ママ…」
微笑みかけられ、薄っぺらい笑みを浮かべ就寝の挨拶を告げる
くるりと両親に背を向ければ、もう表情は消えていて
階段を上がりだだっ広い廊下を最奥にある自分の部屋へと足早に歩いていく
パパ、ママ
せいぜいいい夢を見ていて?
ここからは…
子供の時間...ロミオとシンデレラ鏡音ver. 1【自己解釈】
ちまき
生まれ落ちて なお僕たちは
子宮の中で生きているようなもの
終わらないと そう信じてる
根拠などどこにも落ちていないのに
ガラス張り 部屋の中 届かない声に
怯えては 殴り 蹴り その部屋を砕く
散らばるのは そう 欠片達
崩れ うねり 床を這う
気づくのは いつも 終わった後
破片 飛んで 膝を切...カケラ
紅玉
セリフ:
「このナカ取扱注意のシロモノとなってます」
「その割にキズモノですが大切に扱ってクダサイ」
α:
私は可愛い瑕疵物件
精神的に難がある
広い 半間に いつも独り
暗い 世界に 薄ら笑み
愛想振り撒いてあなたに優しい
そんな私は壊れ物...瑕疵物件ーカシブッケンー
くろ。
わかってたんだ。
昨日の夜、一睡もしないで考えたよ。
メールも無視。
話しかけられても無視。
わかってるよ。
私だって、こんなことしたくない。
そんなことを考えて、バイト先でコップを割った。
「痛っ・・・・・・」
手ににじむ鮮やかな血。
右手の小指の先で絵に描いたような模様が目に付いた。...時間は
みぅふぃーゆ
起きると、外は雨が降っていた。
こもった雨音は不規則なリズムを刻み、耳にしみ込んでいく。
「やだ。今日に限って雨なんて」
乱れたシーツから身体を起こし、呟いてみる。今日は朝から出張だって言うのに、これでは身が入らないではないか。
そんなことを思いつつ、まあ、実はまんざらでもなかったりする。
...雨
紅玉
歩道橋の上 街は透かしたビー玉の中
丸くなる視界 どうだ世界は掌握した
今日も人は皆 虚ろな海をあっぷあっぷと
見下ろす私も 瓶の中で泳いでいるのね
「壊したいの何もかも」って
息巻く私は正常な方でしょ?
折れない翼が欲しくて
向かい風に傷を叫んだ
何度糸で吊されても
ダンスは踊ってやらないわ...世界の唄
紅玉
風にゆらりと 一輪花
嬲る衣を 翻し
見上げる少女は 紅い髪
焦土を過ぎゆく 枯れた香り
怒号と悲鳴と血と屍(かばね)
その総てに身体を委ねる
幼き心は灰かぶり
幾度も幾度も血肉を浴びた
守るために握った刃
腐敗の風に 一輪花...一輪花
紅玉
踊る 踊る マリオネットの
古びた音が聞こえますか
美しい記憶も持たず
ぼろ布で縫われた人形
朽木に吊されて今日は
どんな哀しい踊りを歌を
ああ 想う 見えずとも
この身を囲う檻がある
くるり くるり 踊れや踊れ
哀しい苦しい悲劇を さあ...マリオネット
紅玉
残り香に目を伏せ ひとりきり
震える手を握り 夜を待つ
足音は幻 懐かしく
振り向いてもあなたは いないのに
辛くても 痛くても あなたを選んだのは
それでも愛していたかったから
遺された あなたとの 輝ける思い出を
どう持ち運べば前へ進めるの
空に羽ばたく鳥たちよ どうか 褪せない記憶達を
その翼...思い出の傷
紅玉
ドアの向こうは誰の部屋?
そうそう、(ボクとワタシ)の秘密の部屋。
ドアの向こうは白い部屋?
今日のお客は緑の小鳥。
怪我をして泣いている。
そうそう、(ボクとワタシ)は包帯を巻いた。
緑の小鳥は綺麗な声で囀った。
ドアの向こうは赤い部屋?
今日のお客はピンクの兎。
時計が壊れて泣いている。...ドア
シキ
【A】
窓の向こうには 季節外れの八重桜
それは幼い頃からの 親友
冬の寒空は 星が綺麗に聖を描く
それは幾年から続く 邂逅
【B】
大樹はやがて 面影をなくすから
「忘れないよ」と伝えたい
【S】
華やかな桜園の語り部も いつかは薄れてゆく...【曲完成】一年、月に
Ageha.
存在の代償
浮かんで揺れて崩れて消えた
闇の街に潜む物語
足音は昨日を 視線は街の灯を
探していたんだろう
きっと きっと きっと…
夜空へと夢描くオーロラ
降り止まないノイズが音楽になる
星は眠り 本物の夜が近付く
静寂の奏でるレクイエムを抱いて...*存在の代償
nIbom
私は自分を守るため
嘘で自分を覆い隠した
嘘で自分を守らなければ
みんなの前に出ることができないから
私は嘘吐き
本当の自分を知っているのは自分だけ
自分を信じられるのは自分だけ
私は汚いからみんなの前に出ることが怖い
ごめんね、ごめんね
私は自分を守るため...嘘吐き
陽@底辺絵師
寒い夜に舞い降りてきた天使
泣いていた私を慰めてくれて
何も聞かずに一緒に居てくれて
私はその日恋人を亡くした
とても悲しくて悔しくて…
彼は唯一の私の光だった
両親に虐待されてる私を守ってくれて
そのせいで彼はいなくなった
両親のせいで 私のせいで
そこに天使が降りてきた...天使だなんて信じたくなかった
霧雅 遊夜
無限世界
酷い雨だ なんて冷たい
肌を傷つけ 流れ去る痛み
硝子は幻影を浮かべ
この現実の不確かさを
声も無く唄う 唄う
清廉なる彼女の衣に
縋りついた記憶の断片
純白な錯覚に囚われ
存在すらも曖昧になる...*無限世界
nIbom
いつも愛でた 息の音は
君の胸に 吸い込まれて 爆発した
そこから産まれた 星を編んだロープは
LIFEの形に結んだ後 蒸発して溶けた
水溜りに うつった君の姿の セピアがやけに リアルに視えた
何時もどうして笑ってるの 白い骨を蝕む根っこがそこまで来てるのに
離れたいのどうなの 私が私につきつける...Sick Code
ちるト
沈黙~その考察の断片
僕は沈黙を聞く
ひたひたと揺れる水面に漂い
風と波に溶け出す感情
走り去る青天の霹靂
嗚呼、これ程にも五月蝿いのか
僕は沈黙を聞く
言葉が零れ落ちる玻璃幻想
恍惚としては澱み
思考を遮る骨の城壁...*沈黙~その考察の断片
nIbom
remember you…
君に逢えてよかった…
remember you…
何事もない星瞬く夜を…
「連れだして欲しい…この腐った世界から」
無線越しに叫ぶ僕は
鳴り止まぬ鼓動押さえきれず
必死に誰かを問ただしていた
戦争が始まる
華が枯れて行く...remember you
矢尾田亜紗美
断罪の日
A1
血塗れの三日月がぶら下がる
断罪の日に呼び声
怒声や哀願の歌 大地に満ちて
青白い暁の前 震える
B1
背中をさする冷気の手は
古い記憶を思い出させた
静かな冬が訪ねてくる...*断罪の日
nIbom
君と産まれたあの日に僕は『家族』というものを知った。
知り合いでもなく友達でもなくそれ以上のヒトたちは温かくて。
オマケの僕でも受け入れてくれた。
酒乱でネギでアイス狂で変態。
ホントにろくな連中じゃないけど、割と嫌いじゃないよ。
時間は流れるようになんて進まないけど。
張り付くような現実の中で、僕...バナナジュース
ひがんちゅ