タグ:ホラー
286件
<Aメロ>
背後に聞こえる
蜩の声
神社の境内
やること一つ
<Bメロ>
構えた『ブツ』を打ち込んでは
喉から漏れる歓喜の唸り(メロディ)
あーーー
<Sメロ>...丑の刻参り
Luwis
私には友達がいない
お家には来てくれるのにすぐに逃げる
私が怖いから悲鳴をあげる
みんな失礼だよ!
毎年夏になると家にくる
そして逃げる
いい加減私をかまってよ
どんなに悲しくても
みんな私を見るなり逃げ出す
みんななんかもう知らない...やっと出来た友達
冬の木は柊です
三次元ボーカロイド。所謂『感情を持った歌うロボット』である。近年この三次元ボーカロイドがブームとなっている。
量産されたボーカロイド達は飽和状態となり、人々は新品ばかり求める傍ら飽きて途中で捨ててしまったり、売りに出すケースも珍しくはなかった。売られて中古として再販されるボーカロイド達は新品を欲...合成亜種ボーカロイド
鐘雨モナ子
A.
ねぇ、キミにだけ教えてあげる
黄昏時は逢魔が時さ
仄かに残る残り陽に
浮かぶ人影 あの人だあれ?
B
昏くて見分けが付かないんだ
人と、そうでない『何か』、の
もし間違えて『何か』の方に
声をかけてしまったなら……...逢魔が時の『魔』に逢いに……
林檎うさぎ
こっくりさん コックリサン
隣のクラスの
アノ人は はたして誰を好いている?
隣のクラスのソノ人の好きな人はね【――】
コツ、コツコツ
ヒタ、ヒタヒタ
私の歩く音以外
在る筈無いのに聞こえるは
こっくりさん コックリサン
彼女の追いかけてくる音...お狐様の呪
いえねこ。
「××チャンミーツケタ・・・」
時計の針は3ヲ指し
静寂な空間に少女が1人たたずム
寂しげにボクヲ見つめ
ツギハギだらけの胸に包丁を突き立てル
「次ハ××チャンガオニ」
水面に浮かぶボクを背に少女は駆ケ出ス
何処に隠れても無駄だよ
ボクの中にキミが居ルのだから
「モウイイカイ?」...キミトカクレンボ
俺最強伝説@はっせ☆
あめあめ降れ降れ母さんが
じゃのめでお迎え嬉しいな
ピッチピッチチャップチャップ
ランランラン
もうすぐ母さんがやってくる
とってもとっても嬉しいな
僕はカバンを横に掛け
母さん来るのを待っている
そしたら母さんがやって来て
母さんの後ろを僕が行く...~蛇の目~(ジャノメ)曲募集中です
惺羅@
てんてら太鼓が鳴りまして
挟む悪口通せんぼ
ちょいと手招きこんにちは
柳の陰からおーいおい
―壱―
桟橋掛けた小川には
大きなおっきな子鬼さん
端を揺らしてクビ引いて
ちょっくら遊んでくだせぇな
通りかかるは女子(おなご)が一人...手鞠唄
一色
どこにあるのか 誰もよく知らない
何が起こったのかも 誰一人よく知らない
よく晴れた日には 十分気をつけろよ
君も気づかないうちに 渡ってしまうかもしれないぜ
煌めく鎖握りしめて
小洒落た首輪締め上げて
石橋叩いてさあ行こうぜ
壊されちまう前に
Suicide Bridge 奇妙なことばかり起こる
...ドッグスーサイド・ブリッジ
IO
私ハ何処ニ
貴方ハ何処ヘ?
貴方ハ私ヲ捨テ行クノ?
涙は枯れて ただ笑む貴方
これから何かが壊れ始める
貴方は私に内緒で箱を
小さな細工を施した箱
私は貴方に問うも その意味答えは教えてくれぬ
箱 刀 私
全て揃えた...玩具箱
タヌキネコ
やぁ、やぁ、よゐ子ですよ
さぁ、さぁ、怖がんないで
嗚呼、嗚呼、そうさここだ
ちぃと歪んだ水銀灯
ニィタリ笑う仮面の男
「ちょいとここらで上向きな」
何が怖いさ?恐れんなって
夜空に浮かぶは望むもの
見上げた空にゃ嘘つかん
ぽっかりくっきり浮かぶんよ...今晩にゃ、
一色
緋色に染まる石畳 乾いた音を響かせて
風化された橋の奥で 暗闇が口を開く
魅入られた様に進む童はどちらの子?
とおりゃんせとおりゃんせ
彼岸と此岸を行ったり来たり
夜の帳が下りる頃 生温ひ風木々揺らし
偽る姿は幼子 逢魔ヶ刻に伸びる影
結ばれた糸を手繰る童はこちらの子
とおりゃんせとおりゃんせ
彼岸...誰彼刻
誘宵
もうすぐ、五月蝿く虫達が、騒ぎ立だす。
そんな、初夏の頃。
「よし、完璧!」
鏡の前で、私は言った。
鏡を見ると、小学生にも中学生にもみえる一人の浴衣姿の女の子がいた。
肌は、白く。
髪は黒い。
一言でいうと、日本人形。
これが私。
私は、今日、とても、緊張していた。...祭囃子の聞こえるあの場所で……
パレード&カーニバル
「凶想庭喰園」(くうそうていくうえん)
【A】
狂喜に歪んだ音 美し過ぎて
汚い汁(なみだ)がでそうだわ
溢れだす汚物(おもい)を
食らい尽くせば あら美味?
【B】
心のどこかで想ってた
「愛」という名の汚物(おもい)
心のどこかで願ってた...【音募集中】やんでる歌詞
腐敗
ジャックとジル バケツにいっぱい
水を汲みに丘に上がった
ジャックがこけて 頭を割ると
ジルもあとから転げていった
立ち上がったジャックは飛び跳ねながら
一目散に家に帰ると
頭に酢をかけて消毒し
ぼろ雑巾を包帯に
ジルは何処に逝ったかな?
イナクナッテしまったのに笑いが止まらないなジャックとジル
音枷 響
お母さんが私を殺して
シチューにして皆で美味しそうに食べたの
妹は泣きじゃくり私の骨を大きな木下に埋めたの
親の言うことはちゃんと聞かないと、いい子にしてないと殺されちゃう事もわかったよ。
「だからねママ、次は私が食べてあげる」
土の中から這い出て私の体を引き裂いたナイフでお母さんを殺してあげたよ
...お母さんが私を殺して 私がお母さんを殺して
音枷 響
ねんねんころりよ 木の上で
風が吹いたら 激しく揺れるのよ
枝が折れたら みんなそろって落ちるのよ
その時あなたも 揺りかごも
みんなそろって落ちるのよねんねんころりよ
音枷 響
ねんね ねんね お眠りなさい
いい子だから 私を困らせないでね
早く寝ないときちゃうよ
夜更かしする子を食べちゃう怪獣さんが
隣で寝てあげるから あなたも寝なさい
足音が聞こえるわ 来ちゃったのよ
<一人暮らしの女性の部屋からは毎日のように聞こえる歌があった>
ほら、おねんね おねんね
眠れないのな...子守歌
峰香@3年間凍結中
(※ホラー風な童話ですので、ほんのりとグロテスク・猟奇表現注意。)
あるところに、街がありました。
豊かで、賑やかで、人々の笑い声が絶えない街がありました。
街の中心にあるのは、高く美しい時計塔でした。
荘厳な金色に塗られた長針が十二を指し、鐘の音が鳴るたび、人々はその澄んだ音色に心を震わせながら、...【小説】clock↑tower↓party【ダーク】
ツキシキ
耳をすまして
真っ黒なピアノが
声をあげて いるよ
喋っちゃだめさ
君の声聞こえる
見つかっちゃうよ? 鬼に
(ほら ほら) 足音消して
(ほら ほら) 君の後ろに
あーあ あーあ
捕まっちゃうよ...スクール 鬼 ゴッコ 【曲募集】
serve
こいをしました、はじめてでした
あいしたいどんなふうに?
これをかんがえるべくすぐさまかごにとじこもつて
かぎはのみこんでしまいました。
かごはさびつくばかりでしてこたえは
いつまでもみつからないみつからな
いつからないからないので。
らくにしねるほうほうをかんがえかんがえ。
とうとういつ...ハツコイ
梧リドル
そうね私さよなら 痛いだけの時間が来る 深夜
まぶた閉ざし広がる ワタシだけの黒い世界 夢幻
「痛い」「怖い」「助けて」 叫び声が耳を裂くわ 遊戯
歌う りぃら るぅら
嘘つきで 真似事なの 声 潰れ果てた
埋もれた 歌唄いの夢 アナタのせい
そうよアナタさよなら 私だけの出番が来る 今夜
次は私 ...悪いのはアナタ
ツキシキ
オハヨウオハヨウ 腕の中で話すのよ
オハヨウオハヨウ バカみたいに何度もね
私の名前はオニンギョウサンで
あなたに抱かれて今日も夢をみる
オハヨウオハヨウ 電池二本話すのよ
オハヨウオハヨウ 知らないから何度もね
ひっかいても何もない
かっさばいても血もでない
飛び散るのは綿の色
罪にはならないのね...なんかやっちゃってるw
アルコル
1)
箱の中私は夜に堕ちた
信じたものさえノイズ混じりに
現実を裏切る
語らぬ石は終わらぬ夜に何を見る
あの星はもう滅びただろうか
1つ1つ
手のひらから零れ落ちるホタル石
鮮やかな失望の傷跡に
溺れたくない...【曲募集】夢魔【作曲者募集】
とぅんく♀
藪から棒 藪から棒
「墓穴 ほるなら これどうぞ」
そんそんししそん、そんししそん
リンゴは落ちる 落ちるはりんご
藪から棒? 藪から棒?
「赤い蝋燭 記念にどうぞ」
そんそんししそん、そんししそんそん。
夏空の下 少女は笑う
「お嬢さん 切符を拝見」
車掌さんが歌う 洒落口上...初夏(はつなつ)の赤い花
ゆるいち
貴方にとって
死ぬ
という言葉は
どういう意味を持ちますか
ある軍人はいいました
自分自身の誇りであると
ある生徒はいいました
人を侮辱する冗談であると
ある動物はいいました
食べ物が増える行為であると...まだ誰も知らない言葉
aiko_end
きってきってちょきちょきちょき
きってきってちょきちょきちょき
きってきってちょきちょきちょき
たのしいたのしい図工の時間
人差し指から準々に
ちょきちょきちょき
ちょきちょき
きみの瞳もきれいよね
きってきってちょきちょきちょき
きってきってちょきちょきちょき...たのしいじかん
ぺこ
十まで数えて闇の中
水に浸る『子』を見つけた
ナイフを突き立てて
「次はあなた」と呟いた
隠れ家は暗い小部屋
どうか どうか見つけないで
『もういいかい?』
「まぁだだよ」
暗闇 一人のかくれんぼ
小さな人形を 鬼に見立て隠れましょう...かくれんぼ
かぼちゃすーぷ
走れ 走れ 走れ 走れ 影から逃げろ
走れ 走れ 走れ 走れ 影に捕まるな
したたり落ちるは 赤い生命(イノチ)
捕まるな 気を抜くな 逃げ続けなさい
影は僕らを狙ってる
走れ 走れ 走れ 走れ 影から逃げろ
走れ 走れ 走れ 走れ 影に捕まるな
「こんなセカイもうイヤだ」
呟いて 俯いて
気づいて...キミの後ろ
龍月蒼汰
【A1】
また午前2時 夜の角
昨日と同じ声の先
白い兎 ぽつり見えたら
後ろは振り向かないで
【B1】
臆病な影と透けた闇
さみしい ねぇ いっしょにいて
青白い肌の冷たさ
白兎が 体寄せても...街兎レチタティーボ
弐階堂@ROSSO