タグ:叙情詩
76件
僕達の完成しかけたパズルに
一匹の猫が飛び込んできた
あ~あ、やんなっちゃうなぁ・・・
拾い集めてる僕
彼女の膝の上で寝そべるこの野郎猫
かわいがってる彼女を前に複雑な気分
頭が痛くなってきて僕は眠ることにしたが
何か気になる・・・気になりだした
立ち上がっ...PUZZLE THE CAT !?
yumebi
時計の中の振り子がリズムを奏でているよ
首が痛くなるまで 止まらないのかな? と不思議そうに眺めていたっけ・・・
窓に映るロウソクの灯が僕を照らしているよ
夜嵐が吹く森のざわめきを恨めしそうに眺めていたっけ・・・
僕はこの暗い部屋が好きだったんだ・・・・
静かな優しさが僕を包...おやすみなさい・・・(it will be presently early spring.)
yumebi
どのくらい時間が経ったのだろう
私がこの部屋に行き着いて、そして塞ぎ込んでしまってから
窓を見下ろして目に映る地が今の私にはお似合いなのだろう
いや、この場所からその地に降り立つ資格さえないかもしれない・・・
宇宙を見上げれば澄み渡る純の青
帰りを待ち侘びているその姿は
今となっては皮...折れた翼
yumebi
君の中の幸福の下
僕の幸福はそこにある?
両手の中に隠してないで
君の元から羽ばたかせてくれ
僕は君だけのものじゃない
まだやらねばならない事がある
決して遠い存在じゃない
君の元へ体を休めに来るよ
『全ての夢、心の中に眠っている
今現在あるという部屋に...幸福の偽看板
yumebi
“いつしか想いが溢れ出した時
一枚の羽根が螺旋を描いて舞い降りてきた・・・”
青空の下 宙を駆け巡る僕がいた
鳥の嘆き あの空のように曇ったガスで想いを覆い隠しているの?
真実があるのなら たとえ陽が照っていようとも 宇宙がそのまま近づいてくる
僕は飛び続ける 陸地がなくて...My Birds
yumebi
人間は観た、自分というものを
黄昏に染まりきった場面、
その絶頂で私は影になった。
全てが塗りつぶされる・・・
これが真実の平等?
これが愛と平和を待ちわびる姿なのか?
それはあまりに脆く、切なく悲しい・・・無地であることの意味
yumebi
總てにおける思惑の中樞神經
最初は皆、同じLINE上でも一人として同じ者はいない
扉を持たない者も居れば、囘綫の開ける者も居る
そして今、結ばれている 今、一つになれる新しいCORE
その絶頂で時間を重ねてゆく現在がある・・・
誰もが歸る場所、再びSTARTを切る もう失くせ...Mother Computer #1
yumebi
もうあの頃から一年が経つよ
何気なしに通い続けた僕の場所へ
あの時は悲しみで一杯だった
その心を優しく受け止めてくれた想い出の場所
何も見つめれなかったあの時
横になってずっと考えていたよ 木洩れ陽の中で
出口のない迷路を一人
駆け抜けようとしてたよ その時をずっと
...緑の安らぎ
yumebi
自分自身を忘れていた あの時
全てが真実だった あの頃
私は何処へ赴く 破片を探すために・・・
行き着くのは緑の樂園
春風がそよ吹くころ 私はよくここへ来た
木洩れ陽の中 心地良い眠りに誘われながら
自分を省みるために
苦しみを告げられなかった あの日
心がボロ...緑の樂園
yumebi
いつも笑顔が眩しいから
暗がりが射さぬように
私は木洩れ陽の影から
光を放ってる
その笑顔がもったいないほどに
美しく純粋だから
私は独り占めの盟約を
交わしたがってる
その笑顔消さないで色褪せぬよう
守られるべき細工を...連綴-明暗
yumebi
街 が沈む・・・そんな時に女神をみた
僕はその浄化の波に飲み込まれながら
何故か穏やかな表情の彼女に魅了されていた
今、この瞬間に人間はこの終末世界の惨事を悲しんで畏れているだろう
今、この瞬間に 神 はこの汚れた世界の浄化を新たな希望の光とみるだろう
その中で僕は人間とし...女神
yumebi
目を閇じて心で探す己の姿を
無數の悲しみが浮き彫りだす
全てを呑み込む暗黒の世界
もう失った筈なのに
感情が高ぶってくる
私だけの記憶を失くす
涙が溢れ出す
堪えきれず背をむけた
私は失った光と希望を
幾多もの哀れみが浮き彫りだす...Memory Attacked Death
yumebi
今、心に思いがあるよ
逢いにいくためにはどうしたらいい
笑顔みせるにはどうすればいい
ためらいがちな愛しさなんかいらない
どんなに小さい裏切りだとしても
それを喜ぶ人なんていやしない
どんなに小さな贈り物でも
それは大切なものなんだ
心がこもっているものなら
...LAST SORROW
yumebi
今ある自身 それは何?
意味もなく生き
そして時代に流されゆくのか
絶った跡から湧いてくる
青い血氣の湖
なすすべもなく飮み込まれてゆく
Ah~俺の全てが終わりゆく
もう誰も必要とする者はない
潔く死ねるさ これから───
ラビリンスさ この俺は...LABYRINTH
yumebi
手にした想いが粉々と地面に広がる・・・
後悔のしようがない、今となっては
プライドを投げ捨てて破片拾い集めても
あの頃の輝きは蘇らない・・・再び地面に投げ出した
誘い出したあの夜の眠れぬ時間でさえ
傷ついたままの心を癒すこともできず
ふと気づいて振りかえった場面を描き
...孤高、孤独・・・無価値
yumebi
めまぐるしく変わる季節に僕の変化は追いつけない
流れ流され僕は長く土を踏むことはない
いったい何が僕の全てというんだ
風に舞う水の葉が月に雫零しても
私はその情景を理解できなかった
いや受け入れなかった・・・
何時の時だったか忘れてしまった
今まで来た軌跡も無限の中から歩んできた
...空の描いた季節
yumebi
どしゃ降りの雨の中 走って帰ってくる途中
あのうす汚い暗闇の路地裏から
小さな声で泣く小さなお前を見つけたんだ
拾い上げると
首を振って飛沫を上げるんだ
じっと見つめて一声鳴くんだよ ”お家がほしいよ”ってさ
そんな可哀想な奴だから
しっかり抱いて連れて帰るよ
お...帰路の間に
yumebi
想い出のまま黄昏て
昔に帰る日々はいらない・・・君への羽根に
もう私を悲しませないでおくれ
あの時間の情景が浮かんできては
連なる想いを虫食んで悲しみの深みにはまってゆく
一人になると不安になる
何かに飲み込まれそうで
初めて朝陽をみつけた・・・
初めてこの世を飛び立つ瞬間・・・
私には持ち合わせて...君への羽根に #2
yumebi
白銀の世界に閉じ込められ
届かない想い出が今 この羽根の中に
きっといつかまた逢えるんだよね
黄昏た太陽 息づく緑の大地に
あの暖かい温もり あの頃の全て
優しさの中で見送られていったよ ...君への羽根に #1
yumebi
カノジョがその手を振り払えば 一瞬にして吹き飛んでいく
積み木の山がガラクタのチリに変わり果てる
ハカイノヨメ 君は僕の神さま
この脆弱な世界の救世主
生命を風にのせて、転生を描いていく
カノジョがその息を吹きかければ 瞬く間に凍り付いていく
荒れ狂う海がクリスタルの間に生まれ変わる
ハカイノヨメ ...ハカイノヨメ
yumebi
解り合える人が居たからこそ
私は羽根を揃えたのだよ
古の反逆者今はすっかり身を休めて
昔の勇姿を回顧してる
今の私に過去の遺言は通用しない
ならわし?過去を相続しても
この似非故郷は実をなさず
形だけの風土は砂漠になる
全ては集団化のため・・・
どことなく同じ空気が流れ始め...革命的遺言
yumebi
動向をにらみ続けている
情報を手に入れたいの?
口から出した言葉の前で
ずっと見上げたままの姿
舐め回すようにすくい、
言葉の信憑性を確認して
私の喉元に喰らいつく時
機会を静かに伺っている
私の奥に眠る中枢図書館
疑眼で見つけれたかい?...回想から淘汰へ
yumebi
あなたとなら何処へでも行ける
この限りなく広い世界で私は
あらゆる行動を起こせるけど
いつの頃からだろう・・・外へ向かう欲求が失くなっている
忘れたくて忘れたわけじゃないだろう
私を触発して挑発して誘惑して
心に見合う鍵を探し出してください
あなたに色彩を付けてもらうわけじゃないから...壊鍵
yumebi
真実を映す君の瞳に
僕の心映して下さい
雨が降るこんな日に
汚れた想い拭いたい・・・だから
透き通るその声をこの私にお与え下さい
心安らぎ清らかな自分の姿を導きたまえ
夢を撮える君の想いに
僕の言葉飾って下さい
夢が降るそんな夜に
綺麗な明日眺めたい・・・だか...throught the lost myself (純真)
yumebi
あなたにとって私とはどういう風に映るでしょう?
あなたは私の何処に着目するのでしょう?
私は一年後の自分を捜していました・・・あの頃
今、思い描いていたものと全く異なった自分がここに
あの頃、私は次なるものを探そうと必死で貪っていた
感情も冷めやらぬままに
でもそのうち疲...自分詩-空虚からの脱出
yumebi
景色が拡がる・・・
いろいろな夢 散りばめて
探しに行こう私の想いを
いつかきっと見つかるはずだから
叶えられる緑の楽園へ
枯葉が舞うこの地にて
まだその時は訪れないけれど
静かな香りに佇んで
瞳を閉じて創り出すよ・・・
今はもう語り合うこともなくなった...瞳夢心
yumebi
種は破片であるけれど
種々は集まることはない
しかし現実ではどうだ
流行りのもたらす病は
種の明日を堕落させた
そこに安心はない
私たちに何ができる?
失意の中で奮い立たせた想い
いつしか同じ道を歩ませてはいなかったか
反感の果てに辿り着いた自分は...seeds (last detuned)
yumebi
あなたを目覺ましてくれる
その音色は何處から聽こえてくるの?
天から地を駈け巡っても
頭の中で響いている
私を何處へ連れて行くの?
私は何處へ行けばいいの?
目的さえ分からぬまま
宇宙はもう染まっている
『失いかけた...古い想い出・遠い記憶
yumebi
華麗なる飛躍を夢見るいつしか
五月雨の夜に銀色の閃光が迸る
瞼を閉じることにより
心は瞳となり道を指す
枝の誘惑に囚われず
寂しい媒体をかわして
軌跡を導く羽々の揺らめきは
土に還らず再び舞い上がり
綴りを残す君の言葉となる
”時間刻み込む構想だけが...イォークの祈り
yumebi
黒い部屋 窓辺の私の時間が止まる
あの頃は輝いていた 部屋の灯りも壁の色も
額を飾っていたあの柱も すっかり色褪せてしまった
カーテンがそよぐ 古びた私を見ている私
あの頃は幼かった あなた自身も服のサイズも
夢を見ていたあの日から すっかり大きくなってしまった
『さよう...doll (最期の抽象画)
yumebi