初音ミミックさん

ヌライムだからいいんだもん!パクってないお!??

投稿作品

ひと夏の猛暑の物語4

最近、他になにもしてないなぁ…
私は考える。最近のする事といえば家事か、これ。つまらない人生を歩みつつあるといえば、そうかもしれない。また、人の羨む人生を歩みつつあるともいえる。どっちのなだろうか。少なくとも、常人の楽しみでないことは確かだ。どうしてこうなったんだろう。いや、後悔はしていない。だってこれは、自分のためじゃなくて人のためにやっているのだから。
私だって暑くないわけないんだ、こんな夏。ただあいつにだけは引けを取りたくないというか…優位な立場でいたいって感じなのか…うまく言い表せない。
あいつにこんな姿を見られたら、どうなるだろうか。私を軽蔑するのか。もうこんな私とは一緒にいられないと出ていってしまうのか。現時点ではばれてないから、今後も隠しつつ続けていこう。そう思いながら、目の前の現実を必死にこらえていた。この光景を認めてしまっては、もう今までの生活には戻れなくなってしまう気がしたから。今はこらえて、目の前の男を満足させればいい。提供金額と見合った行為をしてやればいい。
心まで売らずに、体を売る。そう、売春だ。私は常習犯なのだ、売春の。悪いって自覚はあるよ……なんてこと、今の私は考えていない。心を許したあいつに真っ先に捧げたかったこの体。まさかこんな形になってしまうとは思っていなかった。それだけに心の歪みが大きかったのだった。

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2010/08/24 23:42

ひと夏の猛暑の物語2

「レン、だらだらしすぎだよ!!大体、扇風機だって使いすぎ。ただでさえお金ないのに、いろいろ無駄遣いしないで!」
ソファに座って扇風機の風を顔に浴びる俺に、リンは人差し指を立てて注意してくる。窓を開けても風がない。もういやになる。なんでリンはこんなに元気なんだ……まぁ確かに彼女が少しは暑さに耐えられる理由がわからなくもない気がした。なんせ、上下下着のみで家で過ごしているからだ。いくら生まれが同じだとしても、年頃の男と女だ。俺だって少しくらいはリンのことを女として考えたりしている。ただ、彼女の行動はそれを考えさせない。
「いいだろ。扇風機一日中使っているのがいやなら、ほんの一時間クーラー使うことにしようぜ。うん、それがいい。クーラー買ってくれ、リン」
「はぁ!?駄目に決まってんじゃん!クーラーなんて人工的な風、体悪くするよ!健全な心身こそ、究極の幸せを手に入れる一番の近道なのさ」
リンは一人でうんうんとうなずいている。だって、こうも暑くちゃ勉強もなんもする気にならないだろう。今年の暑さはクーラーなしじゃ絶対乗り切れないって。彼女はふぅとため息をつくと、俺に踵を返した。

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2010/08/16 12:12

注文の多い料理店

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2010/08/15 16:41

牛乳飲め!

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2010/08/13 21:43

暑中見舞い<一般の皆様へ>

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2010/08/13 21:23

嫌いなピーマン④

時刻はPM6:30。この時間、もう皆はとっくに家についている時間だった。私はなんだか今日は何もする気が起きなかったので、学校の図書室にだらりと居座っていた。しばらく長机に伏せながら寝ていたが、先生に完全退校時間を告げられるとさっさと乱れた髪をまとめるなり、帰路につく。
最近は陽が沈むのが早くなったと感じる。外にでると夕日が4分の3沈んでいた。なにか、切ない気分になった。もう、私の中学生活もあの夕日のように終わるのだ、と。あまり内容が濃くない中学校生活だったが、さすがに終わってしまうのは悲しい気がする。……とそこに、一台の引っ越しトラックが前方で止まった。運転席の人間は認識できなかったが、補助席の窓から顔を出す人は誰だかおおかた予想がついた。
「おうい、アンタ初音ミクちゃんかい?カイトの話でいつも聞いてるぜ。カイトが世話になったなぁ」
……………世話に、なった…?っていうか、なんで引っ越しトラックなんかに…
セリフからして、カイト君のお父さんかおじいちゃんあたりだろう。私はそこに立ち尽くしていた。いや正直、足もなにも動かなかったのだ。ぐるぐるとわき腹のあたりが拗けていくような感覚におそわれる。

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2010/08/01 12:27

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