ブックマークした作品
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海の詩 - Atlantis -
解けない魔法に
閉ざされた王国の跡
青いカンテラに
灯された優しい詩(うた)よ…
さざめく水底
緩やかに時は流れ
揺らぎ光るクラゲが
照らす星の砂
沈黙が囁く声に...海の詩 - Atlantis -
nIbom
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あれが来るぞと夜な夜な嘆く
人々が戸を閉め震え上がる彼岸花が散る夜
紅い着物に身を包み踊り練り歩くわ百鬼夜行
お面外せば鬼の目よ。
今宵は宴よ年に一度の宴。
お高く気取る貴族も震え上がる宴の夜。
みな口にする
『来るぞ来るぞ百鬼夜行』
ほらほら見ぃつけた
私の香りに酔いしれた若者1人見ぃつけた。...百鬼夜行
らいく
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白粉(おしろい)はたいて紅引いて
金の簪(かんざし)笄(こうがい)髷(まげ)に差し
仕上げに打掛かさねれば これがあちきの戦装束
おいでなんし旦那様 ここは泡沫(うたかた)夢の園(その)
今宵も鐘の音(ね)が響き 大門(おおもん)が開かれる
濡れたまなざし一つで囲い込み 甘い吐息ひとつで絡めとる
手...徒花の唄【落選作】
kai
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現身に何を為さずとも 然れど然りとて然るは因果
努々忘るる 事勿きと覚り 理廻りて
百花繚乱 千紫万紅 追憶の随に想い馳せ
隔離格子の獄世に 相反花実の夢見頃
そっと伏せた身の丈に 抱く道草薫り良く
栄華に咲いた徒花の 艶やかに魅する散花舞
瞼の裏の夏風楽 いざ有終を謳え
槿花一朝 六...春尽花
もりっくま
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白く映った雲の藍に
揺れる、揺れてく君の背
涙をそっと 僕らはずっと
心の奥にしまうだけで
意地張って傷付けただけ
堪えてたものは零れてくのに
君を笑う言葉なんて
僕を汚す言葉なんて
揺れたあの光はきっといない
僕もどうせ変わってないのだろう...アイラ
n-buna
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恋が 剥がれ 落ちて 一縷の"tear"
無機質に 頬を伝った「 サヨナラ。」
何処に 向かい 流れ 辿り着くか
分からないまま 孤独に震えてた
忘れよう… そう言い聞かせて
何度も 思い出 払ったけど
そのたび 甦る日々が
眩しすぎて 影を作り出す
切愛liquid 彩々… 流れないで
鮮やかな ...切愛liquid【作曲:かやのそとさん】
すい
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夏祭りは楽しかった。
鹿野君の甚平姿は格好良かったし。
美味しいものは食べれたし。
満足!
まぁ、ここに権弘がいればもっと満足なんだろうけどなぁ。
なんて思うと、鹿野君に失礼だから想いは埋めておく。
「楽しかったね」
「うん!」
鹿野君の言葉に思...16 一歩出して
リュウノスケ
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sabi)秒速8キロの第一宇宙速度をこえて
あなたから手が届かない場所まで
いまから走ってもいいですか.
A)大人になんてなるもんかと思っていた
いつも初速度は他人が決めるものと
イヤホンしたまま過ごしてきた
B)歩く理由(わけ)ばかり探したまま
何も見つめてはいなかった
sabi)秒速8キロの第一...第一宇宙速度
aer05pace
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嫋やか さざめ泳ぐ 銀の調べに
焦がれて 指でなぞる 波紋 綾なす
それは透明に暈けて 痛ましく
揺れては天が泣いてる散々と
断崖に沿って落ちる下枝の葉
あまりに深い水底 怖くなる
星の川に背を向けながら
明日こそは目が覚めませんようにと願い事を
浮き沈むことなく流れて
何処へ向かう 何も背負ってい...天ノ川
すい
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「A」
三日月の灯が沁み渡り
幽かに撫でた紫苑の香
舞った一片に瞼を鎖す
「B」
色褪せた歳月は四季を佩びずに
「S」
夢に溺れ 夢に啼いて
永劫を宿す刹那よ
誰に対し何に対し 嘆けばいい…?...紫苑【作曲:aerialflowさん】
すい
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相見え定めに尖らせ・斬(ざん)
眼光咲く 空気さえ裂く
凛と翻る 閃光蓮華
恐れ知らずの銀色の太刀
暴れ出す鼓動を抑圧して
――研ぎ澄ませ共鳴
皮膚感覚で捉える影へ
凍り付く刹那を 葬り去って
- 瞬間 -
「死」を分かつのなら 大きく一歩 踏み出そうか...灼熱【作曲:tantaさん】
すい
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Hurry,Hurry Starry night
寂びつく玩具で慰めては
愛の蛇 健気に待つの少女-A-
【 制 約 】の籠の中で
飼い殺されてた意味を分からなくていいなど
“ 綺麗事 ”
純然に艶めく肌 真っ赤な果実
永久 あなたの噛み痕だけなの
あの子に触れたままの指先で
優しく撫でて髪を梳かな...リリス
すい
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朝露弾く草 蕾も艶やかに
揃いの髪飾り 鳴らして歩いた
今だけ 刹那歌 確かに交わす音
束ねた金鳳花 彩の世界
浴びる光の中 高く飛んだ綿帽子
手繋ぎ駆けたあの原 手を引いてくれた優しさ
どうか叶うのなら 何時々までも此のまま
刻を止めて 思い出にして
明日会いにゆく 我儘指きり
鵺の啼く夜は声を潜...鵺の啼く夜
りつ
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天の八咫烏 巣立ちの時 黄桜の花は
春の訪れに 錦を飾り 凛として清く
栗の花の木の 上り坂道 散りて落つる花と
時も矢の如く 蔵の酒と 友に交わして
雨よ風よ雲よさにわに流るる川
せせらぎはささやかにそそいで今も
世の風は冷たくとも友と共に
酒を酌み交わし いずれは世直し 今
舞い上がれ 天駆けて...【初音ミク】翔鶴 【オリジナル】
めりっさ
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退屈な空 青く高くて
いくら焦がれても 届かぬ夢
広い海の 中の世界は
暗く陰鬱で 息が詰まる
明るむ太陽に 心は躍るけど
二本の足がない 不自由だ
月華 触れる指 幽かに融け
心の水鏡 静寂に揺れる
星雨 濡れる声 それに代えて
自由な時をください ah...マーメイドラウン【作曲:ごりあんさん】
すい
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光の粒子を 吸い込んで眠る
蒼い環を描く夢の中 逢えたら なんて、、ね。
揺られてる いつまでも 脈打つ胎動
その波に触れる 愛しさは かけがえないもの ずっと
芽吹く音色に 唄を乗せたなら
柔い空間を包むメロディ 永久(とわ)を 願うの
時の中 運命が 巡り逢わせた奇跡
紡いでく この想い 君が光...アイオライト【作曲:o3o3さん】
すい
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A1
灰色の雪が赤レンガに積もり
夜行列車に猫を連れて乗り込む
B1
厚着の僕のコートは冷たく
抱いてる猫のお腹を触って
去りゆく景色と 指先の温度
すべては虚ろな眠りに融ける
A2
外を見つめる僕の瞳の色が...猫と雪の夜行列車
閉塞マン
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A
月明りの中で まどろみがかくれんぼ
にじんだ夢のカケラ 淡く浮かぶ輪郭が
B
So bright(そーぶらい) 輝きながら
Searchlight(さーちらい) 照らすよ
So bright 焦がれているの?
Searchlight 切なく
A...So bright,Searchlight
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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飛べない小鳥の詩
A
標本にできない
蝶の翅をむしっては
宙に撒く仕草は
祝福の行為にも似ていた
B
亡骸を抱いても
くちづけをためらうなら
終焉の音色が...BLUE in Blue bird
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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雫の音は 優しいLullaby
いま溢れだすのは真実の
涙に映り込んだBrilliant
その輝きに刻み込まれた
あの日の蜃気楼はいまだ揺らぐ
欠けゆく月 毎夜照らされて
気づくの ずっと続かないことに
繭の中から目覚める揚羽蝶
翅は濡れたまま
息ひそめ待てども時だけが...【猫村いろは】Brilliant Illuminant
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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おやすみ
紫と 藍色
星の光 差すとき
やわらかく 夜へと
夜は
包み込むよ だれもを
疲れて 眠っている 人も
包み込むよ だれもが
疲れて 眠っている ときは
おやすみ...おやすみ
閉塞マン
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A
虹色の子猫の鳴き声は
碧い木の実の味がする
亜麻色の髪をなびかせ
白い砂浜かけた子は
もう戻らない
もう戻らない
B
お誕生日のお祝いに...虹色の子猫
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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例えば今すべての 夢が叶えられるなら
どんなことを願って すぐにそれを言えるかな?
多分そんな人なんて 思うほどいないはずで
幸せのかたちとか 描ける人は少ない
てきとーに流されてく
オートマティックな椅子取りゲーム
譲り合う席さえ予約制で
明々後日の約束は
エスカレーター式スケジュール
こんな私で...Happy-Go-Lucky
THERION
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不動尊よ 我に力与え給(たま)へば
いざ大蛇、酒呑童子(しゅてんどうじ)もこの庭の碁石に変えてお見せしませう
都は地獄の如く狂乱の鬼が巣食う
秩序が業火(ごうか)と共に堕つのを見ているだけか
太古の巡りに倣(なら)い
我は鬼女(おにめ)を討つ
極彩色を浮かべた京の都に
其方(そなた)の影はついぞ?き...六波羅神楽絵巻
ワンオポ
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Melody Line
夢見た続きはここから
キラキラした僕の声を
あげるよ、あげたらキミから笑って
気づけばトビラの向こうに
動きだしたメロディーライン
つながる二人の距離が縮まってく
二人今、口ずさむの
ドラマチックなメロディー
めくりめく時の中で...Melody Line
SmileR
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「戦華繚乱」
風に揺らぐ焔(ほむら)ゆらゆらり
射干玉(ぬばたま)の闇を彷徨うばかり
時雨に舞い散る華ははらはらり
いづれ泡沫(うたかた)の如く消ゆるか
闇に蠢く悪しき獣は
手枷足枷の呪縛となりて
この身を、この心を黒く染めて
暁の記憶の残滓をも消す
されど、この刃は未だ...戦華繚乱
多苦
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S
枯れるまでに何匹狂わせる?
乱れ咲いた花びら震えている
それでも確かに感じる恍惚(こお※/こ/つー)
腐りかけた果実ほど香り立つ
A
気取った人工的な甘味料が混ぜ込まれた
イチゴ味のミルフィーユは
黴塗(かびまみ)れになっていた
濁った瞳に映る紅(あか)と碧(あお)のコントラスト...mille filles-ミルフィーユ-
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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始まりの歌聞こえた朝に僕が握った小さな手のひら
夏の雲が弧を描いた空の下で
波打ち際の風に吹かれて 海の青さが心揺らした
君の笑顔 騒ぐ鼓動 抑えられず急降下した
微か残る香りも線香花火の様に消えてく
声にならなら言葉も 伝えられず終わって行くの
夏の匂いを残し消えた青い風がまだ心の中に吹いてい...Bring Back Summer
sizimi
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I don't know You don't know?
愛好の本能乞う
I don't know. You don't know?
I go go 煩悩道
嘴怪盗 盗んだ本能
唐突暗黙 100円の美徳
さぁさぁどうする 後ろは崖です
だけども前も 何にも無いです
少女は死んだ 男も死んだ 全部が死...煩悩道
出来立てオスカル
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僕らは絶えず夢を見る
両手を空へ浸したままで
僕らは絶えず息をする
冷たい水の交わるように
I wanna be your lalala.
ソーダ硝子の窓を開けた
空想の夜の下 君を連れ出して
惑星の鳴くほうへ 継ぎ接ぎのリズムで
瞬きの永遠を 確かめに行こう
惑星の鳴くほうへ 靴音響かせて...彗星の夢
吹憐
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