タグ:欲音ルコ
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日曜日の午後。
「カフェ・つんでれ」のテーブルで、デフォ子さん、ルコちゃん、ソラくんの3人が、お茶を飲んでいた。
新しくカフェとしてスタートした「つんでれ」。
忙しいテトさんに代わって、モモちゃんが店長になった。
調理のスタッフに、カレー料理の上手い、恵那ソラ(えな・そら)くんを雇っている。
デフォ...玩具屋カイくんの販売日誌 (41) コーヒーとカレー
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ゆくりさんのお店「ゆっくり」に、駿河ちゃんが遊びに来てから、ちょうど一週間後。
あの日は、お客のりりィさんや店員のレンくんを相手に、駿河ちゃんがいろんなおしゃべりをしていった。
今日は、ゆくりさんが逆に、お客として、りりィさんのお店「上海屋」に来ている。
お茶が飲めるちょっとしたコーナーで、ゆくりさ...玩具屋カイくんの販売日誌(212) 上海屋の午後のひととき
tamaonion
#5「君たちは、実に無関心だなぁ」
「ふ、ふざけないでよ!」
テイの怒号ともとれる声が家中に響く
「わかったわよ!私、こんなところ出て行く!」
玄関のドアがバンッと音を立てて、勢いよくしまった
「え?なにこれ?何?この急な展開?」
テトがリビングできょろきょろしている
「さぁ?これ、いつもの『君たち...君たちは、実に…#5
しるる
#12「君たちは、実に口下手だなぁ」
テイの部屋に、しるるとテイの2人だけが残った
「テイ…昨日、河原にいたよね…」
「!!?」
しるるの一言にテイが驚いてこちらを向いた
「な…なんでそれを………」
「だって…見てたもの」
しるるは小さな声でそう言った
テイの拳に力が入る
「だったら!どうして…どう...君たちは、実に…#12
しるる
#7「君たちは、実にうかつだなぁ」
テイが出て行った次の日の朝
パタパタと足音を立てながら、テトがルコの部屋にやってきた
「ルコ!大変!」
「ん?テト先輩…どうしたんですか?」
ルコは、まだ眠そうに目をこする
ルコは成長期だもんねぇ、まだ眠いよね~
「ちょっと!話が進まないから、ナレーション、黙って...君たちは、実に…#7
しるる
#8「君たちは、実に邪魔だなぁ」
「え~、僕とテト先輩とマスターの三人はテイ先輩を捜索するために、作戦会議をしています」
「ルコ?なに一人でしゃべってるの?」
「あぁ、そっか!テトにはまだ言ってなかったね~。ルコからの依頼で、ナレーさんは消去したんだ~」
「ナレーさん?」
「そうそう!ナレーションの...君たちは、実に…#8
しるる
一枚の紙切れが私に告げる
one for all, one for all
世界のルールに則って、私を半分殺しなさいと
膨らむ胸 抉り削ぎ取りモザイクかけた
突き出る喉 潰し捩じ切りモザイクかけた
モザイクだらけ、誰でもない私
残り半分、も、もう死んでるし
生まれたのが間違い?
最初に全部殺してよ
...雌雄モザイク
安西
「なぁ、ルコさん…だっけ?一つ良いか?」
「ルコで良い。なんだ?」
「ルコ、お前は一体何者なんだ?」
「俺か?俺とテトさんはテトさんがギルドマスターの『ピースフリー』と言うギルドの人間だ」
「『ピースフリー』って言ったらのギルド4強の一つじゃないの?」
「ミク、知ってるのか?」
「知ってるもなにもこ...【第2章~仲間の絆~】失われし世界と運命の歌姫~Diva of Destiny and The Lost World~
悠梨P
#10「君たちは、実に孤独だなぁ」
時は少しさかのぼり……テイがしるるの家を飛び出した後
テイは行くあてが、全くなかった
昼の間は、ずっと街中を歩いていた
特に何するわけでもなく、ただただ時間を潰していた
でも、街中は居心地が悪かった
だれもが、楽しそうに歩いている
仲のよさそうな人を見ると、イライ...君たちは、実に…#10
しるる
ゴミ箱
愚痴を詰め込まれた 私はゴミ箱
大切なものも ガラクタ雑じり
一人抱え込んで 何もできない
皆中身なんて 気にしないから
捨てられる日 不定期
分別くらいしてほしいよ
要らない もう要らない
今真っ黒な 内側
見えない もう見れないけど...3【欲音ルコ】ゴミ箱【オリジナル曲】
zell氏
――――――――――#4
テト達が遅い昼餉をのんびり食らっている頃、VIP統合軍の総本営で欲音ルコが携帯電話を耳に当てていた。部下達の前で、不機嫌な顔を隠す気は全くない。
「ああ、良く分かったよ。桃音参謀長にしてやられたね」
不機嫌な理由は、例の艤装を脱走兵としてスケープゴートにする目算が外れ...機動攻響兵「VOCALOID」第5章#4
九十九折坂の狐
「じゃあ、いまはファッション・デザインをされているの?」
「ええ。もう一人のデザイナーと一緒に、“天和”というユニットを組んでいます」
電車のシートで、デフォ子さんとマコさんが話していた。
新進のデザイナーを支援し、安い値段で事務所用の部屋を貸す設備、
「ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジ」。
デフォ...玩具屋カイくんの販売日誌 (46) 新しい事務所がスタート
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カフェ・つんでれで、恒例の「クラフト教室」が開かれている。
キャシー先生の、元気のいい声がひびく。
きょうの授業は、アルバムの写真をテープやシールでデコする「スクラップ・ブッキング」だ。
女性の生徒に混じって、きょうは男性の受講生もいる。
大柄な体をかがめて、一生懸命シールを貼るのは、グーグレ出版の...玩具屋カイくんの販売日誌 (72) ルコ坊のストーリー・フォト
tamaonion
AM5:30
僕はいつもこの時間に起きて、テイやルコのお弁当を作る。
この時間にしか起きられないとか・・・それは言っちゃだめだよ。
AM6:00
テイ起床。大学生はレポートやら何やらで忙しいみたい。
かく言う僕も短大生だったわけだけど、別に何を取得したわけでもないしなぁ。
大学・・・行った意味あった...日常の中の特別な日【テト誕】
すぅ
りりィさんが、自分のお店「星を売る店・上海屋」に戻ってくると。
店のカウンターで、レンくんがルコ坊とおしゃべりをしていた。
ルコ坊の特製のブレンド・コーヒーを飲んでいる。
「あ、りりィさん、お邪魔してます」
「あら、いらっしゃい。納品かしら?」
彼は頭を掻いた。
「ええ、さっきウチの新製品のポストカ...玩具屋カイくんの販売日誌(226) テト・ドールの人気が!
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#9「君たちは、実に真剣だなぁ」
テイが家から出て行った次の日の朝……
そうです
二話前から、まったく時間が進んでいません
ついでに話もまったく進んでいません
「今回こそ!今回こそ!テイを探しにいくよ!」
「おお!テト先輩、気合入ってますね…」
テトが勢いよく立ちあがったので、少し驚いたようにルコが...君たちは、実に…#9
しるる
#11「君たちは、実に気難しいなぁ」
テトとルコは、正直、困っていた
今、テイと会うのは気まずい
でも、やはり、謝らなくてはならない
「と、とりあえず…マスターに連絡しませんか?テイ先輩が帰って来たって…」
「そ、そうだね!じゃぁ、電話してみるよ」
そういって、テトが自分の携帯から電話をかける
「あ...君たちは、実に…#11
しるる
-A1-
漫画みたいなことって 起こるんだね
こんなこと思ってもみなかったな
たった1フレーズの 音と言葉の
交換が僕と君の 心繋いだ
君が心を込めて 奏でる音
それを聞いた僕は 君に駆け寄り
僕の気持ちを全部 言葉で伝え
快い君の返事 全部受け取った
-B1-...【FuYuKaMi♪】おとばものがたり
√6
「あ、スマーフだね、これ。かわいいね」
にこにこ笑って、霧雨さんは、棚に置いてある人形を指さす。
「どう?最近はー。いいお仕事、してるー?」
雑貨店「ゆっくり」に、ぶらりと現れた彼女に、店主のゆくりさんは尋ねた。
「うん、それがね!」
目を輝かせて、霧雨さんは言う。
「ちょっと、まとまったお金が入る...玩具屋カイくんの販売日誌 (130) 天使の雑貨と、天使のバッグ (Part1)
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flow,夢の中で手を伸ばしたのは
味も素っ気もない 真っ赤な果実
why? 飾り立てた街を流れてく
無表情な人形みたい。
嗚呼、
“ハッピーエンド”なんて 無いの。
退屈な幸せがずっと続いていくだけ。
気づかないでいて
拾わなくていいの
ゆっくりと透けて消えていきそうな...Scene1:moderato
あーしゅ
「ふぅん、いろいろ展開するんですね、クロミクで」
カイくんは言った。
「ええ。それで、これからは“ファッション”関連の製品も出していきたいんです。よいデザイナーを探しているんです」
アル夫さんはカイくんに向かって言った。
カフェ・つんでれの昼下がり。
テーブルに向かってカイくんが話しているのは、グー...玩具屋カイくんの販売日誌 (70) クロミク、商品展開すすむ
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「店長も、コーヒー飲みます?」
ルコ坊が、りりィさんにすすめる。
「そうね。じゃ、1杯お願い」
「はーい」
ぱたぱたと、店の奥へ入っていく。
それを見ながら、レンくんは、りりィさんに聞いた。
「テトさんの新製品で、気になる事って、なんですか?」
彼女は、ちょっと笑って答える。
「うん、大したことじゃ...玩具屋カイくんの販売日誌(227) テト・ドール人気上昇中
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「はぁはぁ…なんて奴だ…さすが龍だな。くそっ!【葬龍滅牙陣】」
「俺も…繋げます。はぁはぁ…【滅龍斬】」
「駄目だ、全くきかない」
「龍ってこんなに強かったんですね…」
その時、銃弾が龍の目に命中する。テトとルコが振り返ると皆が笑顔で手を降る。
「助けに来たぜ!テト!」
「お前ら…逃げろと言っただろ...【第2章~仲間絆(3)~】失われし世界と運命の歌姫~Diva of Destiny and The Lost World~
悠梨P
単色歌詞
雨粒振る震る
屋根の上
街の色を染めていく
そんな雨が降り続く
灰色黒色モノクロの
単色都市になっていく
東の街では虹が泳ぎ
西の街では太陽が笑う
そんな間にボクは住む...単色(歌詞)
massanokuri
「は、はじめまして」
失礼とは思ったが、テトさんは初めて彼女を見たとき、ぼんやりと見つめてしまった。
「どうもぉ、はじめましてー」
とてものんびりとした調子で、彼女は会釈した。
駅前の、ドーナルコーヒーで、お昼過ぎのひととき。
テトさんの友人のマコさんが、「会わせたい人がいる」と連れてきた女性。
玩...玩具屋カイくんの販売日誌 (91) ゆっくりしていってね!
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「よーし、この辺の壁に、青い星を光らせよう」
デフォ子さんは、店内の見取り図を広げた。
カイくんは、カフェテーブルの上に、彼女が書いたランチョンマットを並べてみた。
「なかなかいいじゃないですか、シックで」
「だよね」
カイくんの言葉に、デフォ子さんはちょっと得意げだ。
彼女たちが取り組んでいるのは...玩具屋カイくんの販売日誌 (71) クロミク・カフェ、スタート!
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「私のだ、部下からの調査報告みたい。こ、これは…?」
「ネル?どうかしたの?……っ!」
ミキはネルの携帯の画面を見ると、驚いた顔で画面を見続けていた。不思議に思ったカイトはすぐにネルに何があったかを聞いた。
「ネル、ここは私に説明させてくんない?」
「あ、ああ。うん…」
「ありがとう。カイト君?グミ...【第3章~命の重さ(6)~】失われし世界と運命の歌姫~Diva of Destiny and The Lost World~
悠梨P
「すごいね。取材とかが結構、来ているね」
ルコ坊が、モモちゃんに言う。
「そうね。ちょっとビックリだな」
目を丸くして、モモちゃんが答える。
先日、新しくオープンしたカフェ・ギャラリーの「ゆうひ」。
お茶や軽食をとりながら、壁面に展示したアートや絵画を楽しめるお店だ。
きょうは、店長のモモちゃんが作...玩具屋カイくんの販売日誌 (105) モモちゃんの個展開催
tamaonion
Twelve forever...
Twelve's my heart...
君の手帳の中には未来があった
今年どころか来年のカレンダーまで
「必要ないのにな」そう笑った君
時をおくる身体 僕だけ残して
歩いていくの?
Twelve forever そのときまで
僕は君と 歌をうたう
Twelve'...Twelve's my heart
ariwory
暮れながら雨
♠︎この果てしなく透明な空に
色をつけたのは誰でもない
♡僕だった
♡傷創 歩いた帰り道
夕焼けは 曇っていた
悩んだ 昨日の続き
落ちる影を 眺めた
Nobody knows 弱く笑んだ
制服色の 偽りの僕...暮れながら雨 歌詞
Migetsu ーミゲツー