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30件
韓紅の花 夜に舞い散って
君の話がする 八月の記憶
浴衣の擦(す)れる音 下駄が弾む音
心ときめくから あまり見れなかった
『もうすぐ夜の花が咲くよ』
ぱっと開いたら散って夏の夜に手向けていく
『あの花弁(はなびら)はみんな夜の魚として死んでいく、きっと』
君の儚い声 僕の微かな声
お似合いなんて今...一片の魚
君野てを
Ah
朝ごはんに出た 明太子一個 畑に
植えてみたならば 何が生えるんだ スケトウダラ
夜ごはんに出た ハンバーグ一個 太平洋に
逃がしたならば 何が起こるんだ わかんないな
もしも 僕がイワシだったなら
海の 果てまで 泳いでこうと思うよ
おっおおおーお おーおおおーおおー
ぶり大根 刻んで
おっ...明太子を畑に植えてみたなら
ふにこんにき旧アカウント
魚の群れから
差し込む明かりは
優しい気持ちで
満ちていた
クラゲに戻ったら
透明な海で
二度寝して昼間まで眠ろうか
元には戻れない
どこかに歩いて行けばいい
忘れられても...うみからうみへ
まめまめまー
体温よりも冷たい水の中でチャポン
揺らぐ光の中で水音が泡音を響かせる
これが全部甘いシロップだったら
きっと息もしづらいし耳も変な感じ
鼻につく塩素の匂いはまだ慣れないけど
そろそろ水の流れと一緒になれそう
潜水で泳ぐのも結構楽しいけど
魚が見てたら少し笑われちゃうかな
ずっと泳いでいると私も水も動...Moon Meet Moor Shure
ろろあ製菓堂
パラレルフィッシュいつの日か
めぐりあおう
パラレルフィッシュいくつもの
宝石 食べてきた
混じりあうことのない
色の一線一線が輝くあれなんだろ。
君の夢は
大概世の中に喰われた
空を仰いで涙を流しても
誰も気づきはしない。...パラレルフィッシュ
七ノ夏
疲労虫がつらい身体に付いて
最後の飯が尽きてしまいました
目眩暗いが深いまとわりついて
そそくさに取り出した双眼鏡
雷雨唸りだして超絶叫
波渦巻いて
遠くの方目を凝らして
ん?何か怪しげな影が
あぁ!!!!!
何なのこれ相当だよ...【flower】セイゾンモノガタリ【オリジナル】
直駿
今日もまた私は あなたを待っているの
ゆらり水を揺らし 一人揺蕩いながら
あなたがいない部屋で あなたの帰り待つの
いつものことだけど 寂しく感じてるの
覚えている限り 一番古い記憶
そこにあなたがいて 泳ぐ私を見てる
二人きりの部屋で 静かに時を刻む
ただそれだけなのに 満たされる気がするの
あな...水の中の魚【作曲:Lin様】
kai
あそこまで行けたなら
僕に僕にだけ見えて いた景色はそれとなく
夢に見た景色に似て 少し安心したんだ
あそこまで行けたなら
僕に僕にだけ見えた 岩陰の向こうにはさ
何が潜んでるんだと 想像するのもいいね
あそこまで行けたと
周りに自慢してたら 落ちぶれた奴を見てさ
繰り返さないようにと 気をつけ...トビウオ【曲募集】
ふるまいむ
開いた手のひら重ねて
十の指で海を掬ってる
隙間のないように結んで
白い傘の下まで運ぼう
一滴こぼれてしまったら
何もかも空しくて
二人はもう歩けない
魚に戻ってしまう
白銀の魔法にかけられて
繋いでる手の中で...瑠璃雀
吹憐
海が見えるという そのウオから
全貌を知っているらしい
低く飛ぶよ 白いウオ
青電気綻ぶ鱗から
氷粒吹き出す 大陸橋渡し
それはサカナであった 漂流が趣味
或いは目玉であった 渦巻き雨降らす
そこにね、少しかよわいものたち
星のエネルギ 飲んで水に溶けて飲む
波が見えるという そのウオから...海の見える魚
漆烏
長月の光は遠く沈み
宇宙(そら)は水素の果てしなく湛(たた)えらる湖面
銀の大河を木の葉の舟に乗って
今夜、星を仕留めに
のぞいたレチクルには銀の粒
風は今はまだないようだ、青い静寂
軋む櫂の音(ね)がその時までを刻む
「もうすぐだよ」誰かがそっと言った
北天の七つ星 旅鳥の道しるべ
在らざる八番目...プラネタスの舟唄 -ある銛撃ちの少年のためのバラッド‐
IO
どんな風に呼吸しても
どこかから 誰かに 見張られている様で
夜中の次はまた明日
喧しい 宙の口は窓と瞼で 塞いだ
あまりに頼りない浮遊感と
体を沈ませる 確かな重力と
どちらが伸ばす手をとれば
もう泣かなくてもいいと この唇で云えるの
おかまいなしに天球は巡る
足も声もとられて 溺れるほどの回遊...【曲募集中】 天球回遊
2430a
[A]
透き通る風は話し始めた
ひそひそ響くその声に
答えるか 夢見る魚
しなやかに游いで行く
[B]
空想増す真夜中の月
僕はひとりで語るのさ
素敵と不思議の旅で
出逢うような話しを...夢見る魚【曲募集中】
らむね
【竜宮の使いpart1】
ねえ、ねえ、竜宮の遣いって知ってる?
「はあ?何其れ?…あ、済みません。何ですか其れは」
私はうっかり、タメ口で話して仕舞った。
ああ、そういえばタメ口を使う何て何時以来だろう。
小学生、中学生、高校生、大学生、中学校教員と言う道を辿って来た私だけれど。
今と成っては、ほ...ワカメの国 第九章 正し過ぎた人 畑広美の物語
羽旨マボル
あなたのいない夢を数えて
眠ろうか、遊魚。
途方もなく広い海の中
この耳を塞ぐの
蒼い鼓動が鳴いている
どこかの夜と共鳴する
あなたの声を探すほど
この灯火は揺らぐ
冷たい指でいいから
心の奥を抉って...ユメウヲ
吹憐
魚の骨
鮭は簡単
タチウオ楽勝
アジはめんどい、ピンセットで除(の)けるよ。
でも、全部美味しい。
のどに刺さったのは
アジの骨
甘く見てたぜ、
アジフライ
タルタルソースは手づくりで 沢山のせて 噛(かぶ)り付く。...魚の骨
メダカ(´q`)
銀河に投げた
輪のなかを
静かにくぐる
ひかりの目
掬うみたいに
見透かして
呼吸の震える速度
睫毛の揺らめく影と
忘れなかった思い
わたしの手を引いて...蒼と眩む
吹憐
魚から人への、叶わない恋のお話。
自作歌詞「魚思」の内容を小説化したものです。
作詞の際のテーマ「体温」「伝えたい、けど伝わらない」を引き継いだものとなっております。
・文体がどことなくライトノベルかもしれない。
・こちらにアップすると字が詰まって読みにくかったので、改行を多く差し込んであります。
...【小説】 さかな、おもう。
2430a
乾燥 水槽 ふたり 夜のなか
出会えた鼓動と 違う呼吸
日毎が変わらず 明けて 褪めるなら
昨日も 明日も 浮かべたまま
まだ 遠い 言葉は蚊帳の外
帰る場所は、もう
潤んだ指さき 追う無力と
願って 触れては消ゆ 想いをさえ
あるいは体温 嘘を着せてしまえば
今すら 捨て切れるのでしょう...【応募採用】 魚思 【曲つきました!】
2430a
[a]
□い 部屋を
虚ろに ユラユラ
ここはまるで 水溜まり 水槽
◎ 泳ぐ
毎日 同じの
景色をした 金魚鉢 ガラスケース
[b]
ユラユラ 漂う
彷徨う ガラスケース...サカナガラスレンズ
らひろ
きみが水槽に手を合わす
その振動は僕を揺らす
酸素の泡をすり抜けて
なにもなかったかのように
手を入れて触ろうなんて
命がいくつあっても 足りない
逃げ回る姿をお気に召して
最初っから好きにならなきゃ
良かったなんて言わないで
遠回しの皮肉も...eau
なまぎ
闇に囚われた白い君よ
誰もいない場所で
孤独を抱えて息づいては
見果てぬ夢を願う
光を知らない無垢な瞳
ただ一つの憧れ
日溜まり溢れる夢の場所
自由がある世界へ
まとわりつく鎖
束縛という足枷...深海の空
うたうた
夢を見たの
私は魚
憧れの空を
泳いでる
でも
気付いたの
貴方のいない空は
とても寂しくて
暖かな日差しも
優しいそよ風も...ソラのサカナ
アキ
空飛ぶ鳥は 海を
海泳ぐ魚は 空を
それは
未知への憧れ 冒険心
無い物ねだり
あそこには 何があるのだろう
ここには 何があるというのか
一度で良いから行ってみたい
あの青につつまれた世界
そこはきっと こことは違う世界...無い物ねだり
アキ
[A]
深い青に沈む私は魚
生まれた時からのこの場所
静かに泳ぎ回る私は不明
誰からも見つからずにいる
[B]
ここしか知らないから動けない
でもふと疼く心が確かにある
[A]
反対色が映る水面があること...深海(コラボ用)
らむね
時計の針の音だけ
聴こえてたと思ったら
乾いた水音が聴こえてきた
こんなに会いたいと
思ったことはなくて
気がついたら
傘も持たずに飛び出してたの
走ったらあなたに辿り着く?
雨降り地球儀
嘘みたいに空は透き通ってる...泡沫ノイズ
とり
忘れ忘れて朽ちてゆく ぼくの大事だった記憶たち
今が、今がとても楽しくて 今にすっかり埋まってしまって
大切だった大事だった 全て過去形で済まされてゆく
そんな記憶を 詰めておく箱
きみのうろこに映し出されている ぼくの大事だった記憶たち
忘れるつもりなんてなかったのに いつの間に忘れていたんだろう...幻想の魚
sakurai
夢の中ではグライダー
起きればいつも床の上
見上げた先は天井で
四角い空は窓の外
窓から顔を突き出して
四角い空を丸くする
鳩が飛び交う通りにも
朝の光は届いてる
風が祝いを告げました
鳥が飛び立つ大空に...空飛ぶ魚
喜兵衛
降り続く雨
一人、水の中
広がる波紋
ぐにゃり、世界が歪む
いつ間違えたのか
今も間違えているのか
それさえ
わからない、わからないよ
蒼い眼(まなこ)の淡水魚
水底(みなそこ)で息をひそめる私...淡水魚
ヒルガオ
胸の奥の底の底には
私の感情の地下水が流れてる
冷たく澄んだその水の中には
目の無い魚が住んでいる
嗚呼何も見えない
何も見えないのよ
真っ白に透けた魚の、骨の一本一本が
くねり、喘いで 泳ぎ去る
地下水の海に、消えていく
波紋がゆらり...目の無い私
裏花火