wanitaの投稿作品一覧
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【歌詞】「この場所に生まれてきて」→「生きる力になるように」【タイトル2019.11.9決定】
1A
この世界に
生まれてきて
たくさん たくさん
すてきな こと
ありました
青い空と
やさしい人と
暖かい緑の地に...【歌詞】コラボ用 題「生きる力になるように」
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雪の便り
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題: 夕凪コトノハ
A
往く果てのない旅路を
すっ、となぞってみたら
美しい言葉の群れ
ふっと 溢れだす
B
優しい歌が 恋の意味を
教えるように
悲しい歌が ひとの夢を...夕凪コトノハ
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「ありがとうを胸に」
A1
窓の外を見上げたら
新しい光
見えた気がした
B1
別れの日の
春の朝は
世界がとても
まぶしく...【コラボ歌詞】ありがとうを胸に【小学生向け合唱曲】
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題(仮) 「今、羽ばたくとき」
★サビ
ありがとう、ありがとう
ありがとう、みんな
今僕の背中には羽がある
重ねてきた思い出を
勇気に変えて
今空へ、飛び立つよ
★Aメロ
嬉しいこと、楽しいこと、たくさんあった...コラボ歌詞 小学校卒業歌「今、羽ばたくとき」
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着想・歌詞引用元/ひらさき様『秋煙』
陽の傾きかけた夕方の街を、草薙瑠香(くさなぎ るか)は靴音高く歩く。カツカツと鳴る固い音がアスファルトを叩き、石造りの街の闇に吸い込まれてゆく。
ふいに首筋をなぜた涼しい風に、瑠香は思わず身をすくめた。風が、まるで細い糸が巻き付くように、するりと喉元を締め上...秋煙 ~金木犀の薫るころ~
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空は明るく 緑は萌えて
砂の向こうに 海を望む
古の息吹 夢に満ちて
われら手を取りて 明日へ進まん
【歌詞】鰐たちの上に降る雪は【挿入歌】
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頑張ってる人にこれ以上
がんばれなんて言うなというけど
少ない語彙でも それでも
応援してるってこと
伝えたいんだ
「応援してる」は どぎつすぎるし
「適度に」なんて 言えそうにない
「気楽にね」なんて甘くもないし
「大丈夫」なんて上から目線
頑張ってるからこれ以上...【歌詞】がんばって!
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桜色スナフキン
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番外編 滄海のPygmalion ネタばれまんがその2
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唄う雲になりたい
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10.ミク/ミクオ/未来
抱き合った私たちの体を、強烈な浄化の炎が焼く。
しっかりと互いを掴んでいたはずなのに、光が私とミクオを確実に掴んで引きはがす。
昨今の修復プログラムは優秀だった。
彼の感触がだんだんと儚くなり、光の向こうに粒となって消えていく。
「……来たね」
ミクオが、私の頭上...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』10.ミク/ミクオ/未来
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9.ミク
ごめん、と彼は言った。いいの、と私は首を振った。
そして、彼は静かに口を開いた。
「もう、わかっていると思うけど……ごめんね。僕は、君の主人を呪うためにこの世界に来た」
私は、静かに微笑んで首を振る。
「うん。……知っていたよ。最初から」
それでも、ミクオは私を好きになってくれ...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』9.ミク
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8.ミクオ
今日、久しぶりにミクの主人からお呼びがかかった。
僕は、ディスプレイ、と呼ばれた『板の向こう側』の人間の世界を睨んだ。
そして、ミクに、ある提案をした。
「今度、ミクの主人に呼ばれたら、僕が歌うよ」
ミクは、案の定思い切り反対した。
「やめたほうがいいよ! 歌が、嫌いになるよ...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』8.ミクオ
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7.ミク
『虫』だと言った彼に、私も言った。
「私も、『虫』なのよ」
驚く彼に、私は微笑む。
「機械の……いわゆる神経のような、行動を決める部分の不具合の事を、虫(バグ)っていうの。……だって、いないよね。マスターのために歌いたくないボカロなんて」
彼は、ふっと悩む表情をし、そして答えを返す。...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』7.ミク
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6.ミクオ
背中を合わせて僕らは座る。
先ほどまで正面で抱き合っていたのにおかしな話だが、なぜか目を合わせられない。それでもミクに触れたいと思っていると、ミクがそう提案してきた。
「こうして座れば……あったかいよ」
たしかに、温かい。背の一面にミクの温かい気配を感じる。じわりとしたぬくもりとと...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』6.ミクオ
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5.ミク/ミクオ
「歌うのが苦しいなら、歌わなければいい」
その言葉に、私はすがりついた。
『ボーカロイド』は孤独だ。たったひとりでマスターの心を受け止め続ける機械だ。
「私……私、歌いたくないよ……! 泣きたくない! もう苦しみたくない! ……もう、痛いのは嫌だ……!」
叩きつけた私の言葉...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』5.ミク/ミクオ
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4.ミク/ミクオ
「……何!」
泣き叫び、引き裂かれながら歌っていた私の目の前に、突然光が現れた。
人に掴めるはずのない私の神経が『掴まれた』。
「……!」
掴まれた手をとっさに引いてしまう。すると、光の中から伸びた手が私の方へと引き出されて近づいた。
「……人の手って、なんてモノをつかみやす...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』4.ミク/ミクオ
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3.ミクオ
主人の呪術の腕前は確かだったようで、僕は時を超えることに成功した。
最初に飛び込んできたのは、美しい北斗七星だった。それは僕の主人のいた時代と変わらず白く輝いていた。
次に地上に目を移して驚いた。空の星よりもおびただしい数の光があふれていたのだ。
「なんだ……これは!」
一瞬、天...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』 3.ミクオ
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2.ミク
私は今日も泣いていた。泣きながら、歌っていた。
そうしろと、命令されるのだから仕方がない。私は『ボーカロイド』なのだ。
「ふう……」
私のマスターになった人は、私を頻繁に立ち上げる。そして、この世のものとも思えないような暗く苦しく辛い歌を、耳が引きちぎられるような悲しい旋律で歌わ...短編】ミクオ/ミクの『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』 2.ミク
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……君は僕/私にとって唯一つの光……
1. ミクオ
「呪われてあれ! 」
これが、僕が生まれて初めて聞いた言葉だ。
生まれた、といっても普通の意味で生まれたというわけではない。『意識が発生したとき』とでもいうべきだろう。
それまでの僕も、生きてはいた。それなりに一生懸命だったと思う。たぶん何...【短編】『ヒカリ』で二次小説! 『君は僕/私にとって唯一つの光』 1.ミクオ
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宇宙人みたいな色のアイス
チョコとミントが未知との遭遇
2001年はとっくに過ぎたけど
宇宙旅行は始まらないね
行ったことない!
こんなの初めて!
そんなドキドキ
宇宙も隣町も
それほど変わらない気がしない?
シャトルの名前は「普通列車」...21世紀、宇宙の旅
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恐怖に震えるあたしの前で、前奏が進んでいく。
となりのトロンボーン、前のホルン、もしかしたら、うしろでスネアドラムを叩いている蓮も。仲間があたしの異変に気付いたが、しかし、曲は止められない。やがてその気配はステージ全体を巡り、不安がバンドいっぱいに満ちる。
あと数小節で、トランペットのメロディ...【短編】リンちゃんでブラバン小説!「風の唄」~Real Side~ 4【二次創作】
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本番の日は容赦なくやってきた。
あたしたちのバンドは二五人。部活にしては多い方だが吹奏楽部としては小さなほうだ。トランペットパートは全学年を合わせて四人。三年生はあたしだけだ。
半年前に入部してから腕を上げてきた一年生も含めて、交替でファーストからサードのパートをつとめる。向き不向きに関わらず...【短編】リンちゃんでブラバン小説!「風の唄」~Real Side~ 3【二次創作】
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「んで? 毎日毎日バカみたいに練習しているのに、何で上手くならないのかね、凜ちゃんは」
このころはすっかり暗くなった、部活からの帰り道で、蓮があたしを追ってきた。
「……知らない」
「効率悪いことやってんじゃないの?」
蓮が、ドラムスティックで自分の学ランの肩をとんとんと叩きながら話しかけてくる...【短編】リンちゃんでブラバン小説!「風の唄」~Real Side~ 2【二次創作】
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『澄み渡る 風の声 どこまでも遠く
果てしない世界へと 響く風の唄―……』
リンちゃんでブラバン小説!「風の唄」~Real Side~
あたしの目の前には、真っ青な空があった。夏が過ぎ去ったあとの青は、余分な熱をそぎ落とし、夏よりも高く広がっている。
遠く近くにさわさわと揺れる木立の緑...【短編】リンちゃんでブラバン小説!「風の唄」~Real Side~ 1【二次創作】
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駆け込み☆ハロウィン企画!
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【二次の二次】滄海のPygmalion番外編!~ソレスとエスタの後日譚~
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気がついた時、僕は海の上に浮かんでいた。
海面に浮かんでいるのではない。僕が、水面から人の背丈ほど離れた空中に浮かんでいるのだ。
風の中に浮かびながら周囲を見渡すと、360度の濃紺の海原が広がっており、足元で青黒い波が砕ける。
そして、僕は悟ったのだ。
「ああ、僕は、死んだのだな」と。
...【二次小説】海を越える唄【春巻P】
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38.最終回・海と空の伝説 ~滄海のPygmalion~
「……今でも、ここは、あの時と同じ風が吹いているのよ」
語り終えたレンカは、そう言って笑った。
傍らに腰掛けた孫娘は、海を見つめ、レンカを振り向き、そして今も岬に残るサンダルの像に駆け寄った。
ぺたぺたとさわり、目を丸くする。
「本当に...滄海のPygmalion 38.最終回・海と空の伝説 ~滄海のPygmalion~