auroraの投稿作品一覧
-
しょくぱんのうた
-
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん
しょくぱん...しょくぱんのうた 歌詞
-
しょくぱんのうた(オフボーカル)
-
夜の演奏会(instrumental)
-
このとき、イチゴウは体内から湧き出る力を感じ取っていた。
素晴らしいものだと思っていた。
しかし――それは、素晴らしすぎた。
≪マダラカルト 第伍話【自己解釈・最終話】≫
イチゴウは拘束具を噛み砕き、施設から脱走した。その光景をニゴウも見ていたが、一瞬の出来事で何もできなかった。
「……総員...マダラカルト 第伍話【自己解釈】
-
「……わたし、ですか」
「そうだ。君が強化マダラカルト実験の被験者として選ばれた。光栄に思うがいい」
次の日、ニゴウの元には着こなしすぎて古くなった白衣を着た科学者がやってきていた。イチゴウはまだシュミレート中なので、その存在をまだ把握していない。
「……でも、わたし一応マダラカルト最強とかなんだ...マダラカルト 第肆話【自己解釈】
-
「どうした、今日は」
イチゴウが尋ねると、ニゴウは少しだけ体を竦めた。
「……大きな戦争が、もうすぐ始まるんだって」
「もう何度目だ。いつ終わるんだろうな」
会話は途切れ、暫しの沈黙が生まれる。
「……ねえ、イチゴウ」
「どうした」
「さみしい?」
「……何がだ?」
「独りで、さみしい?」...マダラカルト 第参話【自己解釈】
-
≪ジベタトラベル【自己解釈】≫
「よく聞け。諸君ら王の御前だ」
大観衆の前にある高い台にはひとりの男が登っていた。男は話を続ける。
「新世紀の幕開けとなり、帝都は終りを告げた」
その言葉を、聞いているのかは解らないが老若男女かかわらず皆が踊りっていた。
その隊列が群がる。時刻はもう暁の太陽が沈...ジベタトラベル【自己解釈】
-
ジベタトラベル
-
【世界の終わりの】ワールズエンド・ダンスホール【………恋】
*前編*
「ねえ、私と踊らない?」
「僕と?」
カクテル・ブルームーンを一口啜って、私は目の前の彼に尋ねた。
彼はほろ酔い気分の私を見て、少しおどけた笑いを見せたけど、そんなことはもうどうだっていい。
気分の悪いニュースばかりがこの世...【世界の終わりの】ワールズエンド・ダンスホール【………恋】 前編
-
――でもまあ、夏は嫌いかな。
どれくらい、この言葉をいったんだろう。
何度話しても、君は笑ってくれる。そして、恥ずかしそうに手を差しのべる。
気持ち悪いなあ。だからモテないんだよ。
――そんなことに、もう慣れ始めてもしまっている自分がいた。
だけど、今は脱出できてほんとに素晴らしいと思う...カゲロウデイズafter エピローグ
-
八月十五日。
僕は何をしていただろう。
八月十五日。
僕は、彼女のことを一度も諦めたことだってなかった。
八月十五日。
八月十五日。
八月十五日……。
忘れたいくらいにあのループが今も夢にこびり付いてくる。きっと、これはいつまでも夢に出てくるんだろうな。
あれから、一年が経った。い...カゲロウデイズafter
-
「……ムーンリット・アート?」
「ええ、……恐らくあなたはその名前を覚えてはいないでしょうが」
……この子、何言っちゃってんの?
≪【オリジナル】私と彼の不思議な日常Ⅲ≫
「あなたはムーンリット・アート。『ムーンリット・シリーズ』の後継者であり、その読み姫。世界にある“本”を理解し、封ずる者ですよ...私と彼の不思議な日常【オリジナル】Ⅲ
-
パッと通ったトラックが君を引きずって……それはもう例えようのない永遠を感じるほどに。
僕はいつになったらこの空間を抜け出せるんだろう。
思い出したのは、遠い幼い事。
ヒヨリの親戚の家にいた、背の高い青年。誰だったか、忘れてしまったけど。
一緒に野球をしたときに、いつもホームランで必ず助っ人...カゲロウプロジェクト 29話【二次創作】
-
この世界はなんていうか、ひどい土地だ。
まず、奴隷を金銭としか思っていない。なんて言えばいいかな。例えば、賭け事に奴隷を使うのだ。そしてハッタリとかあるから、よく暴言が起きる。見境ない黒の淵には、それがとても醜く映るのだ。
≪アンダワ【二次創作】≫
のっぴきならないのは虚空に描かれた虚しい絵だ...アンダワ【二次創作】
-
――むかしむかし、その昔。
――小波が洗う砂浜で、永遠を誓うその男女がいました。
「ねえ」
花嫁はつぶやいて、男は笑って尋ねました。
「どうしたんだい?」
「あのね、知ってるかな?」
「ん?」
「ミナミの楽園、希望の都ってのがあるんだって」
「へえ、」
「願い事が叶うその場所に行ける方法を……...永遠に幸せになる方法、見つけました。【二次創作】
-
チルドレンレコード
-
メカクシコード
-
「……どういうことだ?」
いったいグミは何を言ってるんだ?
「……世界の不都合は都合を追い出した世界で自分が不都合ということに成り代わっています。それなら、解るでしょう?」
「……つまり、魔女とやらが暴れてるってのか?」
「間違ってはいませんね。まあ、そんなことです」
適当に言われると僕の反応が...魔女と学校七不思議 第04話
-
-2-
「ま、魔女?」
ちょっと待て、いったい何を言ってるんだ。カミサマの世界にいたやつってこんなやつばかりだったっけ? おかしくないか。おかしいよね?
「魔女と言っても御伽噺に出てくるおどろおどろしいアレじゃないです。
あなたが世界を再構築したあと箱庭は“カミサマ・ワールド”として再誕しました...魔女と学校七不思議 第03話
-
「グミはいるか」
神威がくぽはクラスに着くやいなやグミの名前を呼んだ。他のクラスメートの視線が痛いがこの際神威にはどうでもよく、なんでこんなことを言うのか、話を聞きたかっただけだった。
「あら、来たね」
「ちょっと来い」
「私もあなたを呼びたかったところ」
神威は周囲の目線を気にすることもなく、...魔女と学校七不思議 第02話
-
なあ、知ってるか?
君が読んでるその絵本ってのは、実はその終わり方じゃないんだってよ。
どういうオチかって? それは僕にも解らないけど……それでも、そんなオチじゃないのは確かだ。
……そういえば、こんなこともあるんだっけか。
この学校のどこかにある“秘密の部屋”とやらにある絵本があるらしい...魔女と学校七不思議 第01話
-
私は、地底探検隊の一員だ。
……が、他にメンバーはいない。
地下……五十二キロというとてつもない地下空洞で孤立してしまった私だが、頭を打ってしまったらしくここ数時間の記憶がなかった。
「……どうしようかな」
……奥の手だ。
反重力発生装置で、帰るとしよう。
≪地底人が見せた抜群の生活感【二...地底人が見せた抜群の生活感【二次創作】
-
-Artifical Enemy-
「ご主人! 起きてくださいよ!」
「うう~ん……エネ……あと五分だけ……」
「だめです! 起きないと不愉快なサイレンを24時間流し続けます!!」
「それはやめて……」
そうでもしないとご主人は目を覚まさない。
このパソコンに根付いて数ヶ月。刺激的なことが好きな...カゲロウプロジェクト The animation 第四話
-
-Ene's electric journey-
……という夢を見たんだ。
なんて言ったら隣にいるコノハに殴られるかもしれない。彼は意外なところで怒るからね。彼のそういうポイントがまったくもって解んないよ。
「エネはなんでここにいるの?」
「……なんだろう。時々夢を見るんだ」
「夢?」
「うん、...カゲロウプロジェクト The animation 第三話
-
やっと、着いたんだ。
ここに。
ヘッドフォンから声はうんともすんとも聞こえないけど、きっとここに間違いない。
そして――私は目を疑った。
「素晴らしい、貴音! 今はエネと呼ぶべきかな?」
一番会いたくない、目を見たくもない人間の姿がそこにはあった。
白衣を着たそいつはニヒルな笑いを浮かべ...カゲロウプロジェクト The animation 第二話③
-
世界はもう、轟いていた。
なんて言えばいいのかわかんないけど、つまりはそんな感じ。
摩天楼は人が犇めきあって、もう誰が誰やら解らない。
「……あの丘、解る?」
「町外れにある、古い教会があるところ?」
「そう、そこ。そこへ行って」
「どうして? 政府が言ってたシェルターとかじゃダメなの?」
「...カゲロウプロジェクト The animation 第二話②
-
ゲームは大好きだ。
なんてったって自分の時間にどっぷりとはまりこめるからね。
その日はずいぶんと平凡で、なんてたって当たり前すぎた一日だった。あれひとつがテンプレ展開だと疑っちゃうくらいに。
ゲームってのはやっぱり楽しませてくれる。とてもいいものだ。クーラーのかかった部屋で、優雅にゲームで狩...カゲロウプロジェクト The animation 第二話①
-
こんなに雨が止んで欲しくないと思ったのははじめてのことだろう。
まだ君と離れたくないからかもしれない。
絵本を読んでと縋る君も、一緒に本を読んでわからない漢字を頻りに私に聞く君も。
なんだって可愛いんだ。守ってあげたくなるんだ。
母親だから当たり前だろうけど……。それでも。
晴れたら――...群青レイン【二次創作】
-
これは平凡な雑踏と独り言――。
「ねえ、きみ」
「なんですか?」
「もし、君が時間を操れるとしたら、どうする?」
「……彼女を救います」
「大切な人なんだね」
「はい。……どんなものにも、かえられない……」
「コノハ……なんであんなところに……!!」
もし、あの日あなたに出会わなければ――
―...カゲロウプロジェクト The animation 第一話