タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(62)
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朝日が雨上がりのアスファルトに降り注ぐ。
雲一つない、快晴。
あたしが世界で一番大切な人に出会ったのは、そんな朝だった。
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窓から差し込む太陽の光。
少し唸って顔を上げると視界に入ったのは目覚まし時計だった。
ピンク色のかわいらしい時計で、確か3000円以上したはずだ。
そんなあたしのお気に入りの...【ロミシン鏡音ver.】喜劇のジュリエット1【リメイク】
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こんなガラクタを拾ってくれた―――キミが居るから。
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卒業式。
できれば迎えたくなかった、学校最悪のイベント。
なんでお別れしなきゃならないの。...【ミヤグミ】ガラクタ、バイバイ【卒業】
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多分、世界で1番リンが好きだ。
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「ん、ここかなぁ?」
「…知らねーよ…線って引いてあるもんなんじゃねーの?」
「うぅー…イギリスを見くびってた…何しに来たんだっけ?」
イギリスは西岸海洋性気候で、かなり暖かかった。
暖流と偏西風のおかげだったっけ…
(受験勉強の甲斐があった作者☆)
そんなことは...【テキスト合計が[79]で受験に縁起が悪いので[80]にしとく。】駄文過ぎ注意!
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*PM 11:00
特殊警察の三本柱を失った。
統括は、カイト先輩に代わって俺がする。
カイト先輩は、近いうちに辞表を出すそうだ。
そしてオレは、カイト先輩から組織の狙いを聞いた。...【からくり卍ばーすと】善の剣と悪の銃は交差して 4
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お久しぶりの次回予告!
多分、きっと、恐らく次の次くらいはACUTEだと…思う。
あ、最初からクライマックスです。
ACUTEなら
*Luka side.
「ミ…ク?」
「貴方の全てを奪ってあげる…」
ミクは静かにカイトへと歩み寄る。
その手に光る銀色のものは、紛れも無く…
刃…!...次回予告?
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*AM:6:00 特殊警察本部
特殊警察本部の重役が、二人も欠けた。
一人は殺戮人形との戦いで命を落としたルカ先輩。
そしてもう一人は、重傷を負い入院していたメイコ先輩。
今日の午前三時に、静かに息を引き取ったそうだ。
二人の後任を決めるのも難儀なことで、二人の分も統括しなければならないはずのカイト...【からくり卍ばーすと】善の剣と悪の銃は交差して 3
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夜の根も暗く、人々が眠れぬ夜をすごしている頃。
組織の研究室は、昼間のように明るく、蛍光灯に虫が集まる。
そこでは、少女を囲んで二人の人物が対峙していた。
「…なんですって?」
「人形の洗脳の効果が弱まっているかと…」
「どうして!」
「恐らく、人形と化する前の記憶を刺激するような何かを見たのでし...【からくり卍ばーすと】善の刃と悪の銃は交差して 2
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鳥居の下、殺戮人形は口角を上げた。
街は丑三つ時だが、眠る気配は全く無い。否、眠れないのだ。
この街に蔓延る組織と、その殺戮人形のせいで。
殺戮人形は指に入らないほどたくさんの人を殺めてきた。
人形は、それを快感だと思っているからだった。
「たぁくさん、居るじゃない♪」...【からくり卍ばーすと】善の刃と悪の銃は交差して 1
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春は、嫌いだ―――
連は立ち並ぶたくさんの桜を見上げた。
鮮やかに、そして時には妖艶に、自分を誘っているようだった。
月に桜が映える夜だった。
そう、あの夜も、こんなに月が綺麗だったな…
連は目を閉じた。
嘗て絶望の底に幾多の命が消えていった、大災害。
人々は後にそれを関東大震災と名づけたが、どう名...夢桜~終わらないセカイの夢~
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春は、嫌い―――
鈴は密かに肩をすくめた。
桜の花が綺麗だけれど、どうせすぐに散ってしまう。
春は別れの季節。
鈴は桜が散る頃に神威の家に嫁ぐ。
それは、慣れ親しんだはずの大好きな家を離れるということ。
何一つ不自由のない暮らしを約束させられているというのに、春が嫌い?
鈴は再び肩をすくめた。
「今...夢桜~色褪せたセカイの夢~
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赤ちゃんに会えないという現実は、時が経てば忘れられるような軽いものではなかった。
「嫌なことばっか…」
どうせなら夢で終わってほしいのに。
それなのに私はまたクオを求めていて。
「あぁっ!もうイヤっ!」
最近、部屋にこもってばっかだ。
多分お母さんはまた泣きはらしてる。
ごめんね。出来の悪い娘で。
...【裏表ラバーズ】表裏一体の恋愛感情 4【自己解釈】
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*Rin side
「ぃ、やぁ…!」
精一杯抵抗する。してるのに!
指は深くに入り込んでいく。
「可愛いね?」
男の人の手が再び中に入ろうとしたとき、目を瞑った。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌、嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌・・・・
「いただきます」
助けて、誰か、誰かぁッ!
「いやああああああああああああああああああ...初恋の円舞曲 12
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「レン~!おかえり!疲れた顔してるね、アクエリ飲む?」
「あーサンキュ」
オレは家に半居候している幼馴染の好意を素直に受け取った。
ホントは部室で飲んできたから要らないんだけどな・・・
「ハイ!」
思いっきり運動した後に飲むアクエリは美味いが、要らないときに飲むアクエリはなぜか不味い。
せっかくリン...【七夕】天の川の下の二人【レンリン】
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*Len side
亞北が教室に入ってきたことが全ての始まりだった。
「んだよ、お前かよ」
リンかと思った俺は冷たく言い放った。
こいつは別にどーでもいい。
「レン君に話があるの」
あいつはそう言ったんだっけか。
「あたし、レン君のことが好きだから」
「・・・」
返事はしなかった。...初恋の円舞曲 11
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いつも歩く通学路。
よく晴れて、暑くなってきた通学路。
隣に居る美少年。
私の〝友達〟・・・?
レンは、私の何?
グミに言われて生じた、この疑問。
今日こそ、絶対に確かめる―――
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・・・だけど。
「ごめんっ今日委員会あるから教室で待ってて!」...初恋の円舞曲 10
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白い雪は、誰の為でもなく降り続ける。
少し寒いのか、傍らにいる恋人・・・リンは、ぶるっと身体を震わせた。
「リン、寒いのか?」
「ううん、大丈夫」
正直、北に二人だけで引っ越して良かったのかどうかは分からない。
けれど、それで少しでもリンが、リンの病が治るのならと、こうして二人で寄り添っている。
「...soundless voice
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馬鹿みたいに大きな音で目覚まし時計が鳴る。
それを叩いて黙らせる。うるさい黙れ、時計の分際で。
朝が来た。
来たのは分かってる・・・けど。
「うぅ・・・」
起きづらい。昨日はいろいろありすぎだし。
作者は出しゃばり過ぎを反省してもうこのシリーズで出てこないって言ったし。グミも無事だし。
とにかく今、...初恋の円舞曲 9
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今日はあたしにとって、すっごく特別な日。
「グミちゃん、お誕生日おめでとう!」
朝一でウチに来て、花の様な可憐な笑顔でプレゼントをくれたのはミク。
「ありがとう!空けていい?」
「うん!いいよ」
中に入っていたのは、なんと、たくさんのネギだった。
う~ん・・・ネギをこんなにもらってもあたしはミクみた...【GUMI】2011年6月26日。二人の始まりと、誕生日。【誕生祭】
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エンクロージャー(enclosure)とは、元々「取り囲むもの」という意味で、精密機械を格納する筐体のことである。
そして〝人間の形をした〟エンクロージャーを
〝VOCALOID〟という。
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箱の中、精密機械である〝人の形をした二体〟は軋む。
この精密機械は歌うためにある。
片方に〝感情〟を知らな...エンクロージャー(enclosure)【自己解釈】
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*Rin side 逃走劇
悪魔な顔・・・レンより数段上を行く悪魔は、私のケータイを持っていた。
「ホラ」
私に投げてよこしたケータイには、“私からグミに送った”ことになっているメールが開いてあった。
『グミ、今すぐ助けて!レンの家までっ』
「最低・・・」
リント君は黒い人たちを合図して追い出した。...初恋の円舞曲 8
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「と、いうことで~」
「ぐぇ!?」
「レンカはレン君とお買い物という名のデートをしたいのでぇ、ばいばいっ!リント、後は任せた!」
レンカちゃん、凄いスピードで走って(逃げて)いく。
うわぁ・・・オリンピック選手になれるんじゃない?
「離せこの怪力女!おい、リン、どーにかしろ、やめろっつの!」
レンカ...初恋の円舞曲 7
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「天然?ワザと?」
「な、何が・・・」
レンは短く溜息をついた。
なんかいけないこと言っちゃったかな?
とりあえず、空気が帰ってほうがいいって言ってるから帰ることにしよう。
「勉強教えてくれて、ありがt」
「このまま帰す訳ないじゃん」
引っ張られたと思ったら、背中でボスンと鈍い落下音。
真上にレンの...初恋の円舞曲 6
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「ミヤぁぁぁぁ」
うん、グミ。ハートマークついてるよ。
(ハートマークはピアプロでは反映しないのです by侑子)
「うわっグミまた誰かシめて来たのか?」
ミヤは喋ってるけど、レンはそこにいた下校しようとするクラスメイトと喋っていた。
かまってくれないとちょっと寂しい。
「ねぇ、レン」
声をかけたら話...初恋の円舞曲 5
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一緒の家から出発する以上、ほぼ必然的に私達は一緒に登校する。
「あ!」
「何?」
「数学の教科書忘れたぁ・・・」
隣の美少n・・・隣の悪魔はため息をついた。
「お前マジ天然か」
その間、いろんな人の視線が自分に集まってきてるなんて。
やっぱりおっちょこちょいな私は気付いていない。
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「リィィィィィ...初恋の円舞曲 4
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「まぁ、そーゆーことなんで」
現状を受け入れられません。
「あのー・・・レン君・・・だよね?ぇ、これどういう?」
「そのまんまだろ?てかレンでいーし。えっと、お前誰?」
名前知らないのかよΣ(*゜Д`;)
「リン!鏡音リン!」
「ふーん・・・鏡音って他にもいるんだな・・・世の中広いな」
「はあ」
...初恋の円舞曲 3
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「いってらっしゃぁい・・・」
飛立つ飛行機をたった一人でお見送り。
両親は仕事の都合でニューヨークに行く飛行機。
しかも私は置いていかれた・・・
後ろには社長さんとそのご夫人。
今日からお世話になる偉い人・・・
「君に寂しい想いをさせてしまった。申し訳ない、リンちゃん・・・」
社長さんは深々と頭を...【どうして】初恋の円舞曲 2【居るのよ】
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世界で一番おひめさま――――――
そういう扱い心得てる...だろ?
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「どこがいつもと違うでしょーか!」
私服に身を包んだオレの彼女...鏡音リン。
一生懸命考える。
考える。
...まだ考える。...【リクエスト】ワールドイズマイン【レンver】
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のどかな朝。
いつも通り同じ制服を着た学生達は登校中。
私、鏡音リンも登校中。
作者は遅刻させるのが好きだけど(初作参照)思い通りになる私じゃない。
だって今は7時40分、遅刻するなんてことあるはずがない。
そう、よっぽどの事故がない限り・・・
「ぴゃああああああああぁぁぁぁ・・・」
shout!っ...【運命はかくのごとく】初恋の円舞曲 1【扉を叩く】
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シベリアのリクでカイリンを書かせていただくことに。
らしくないです。ごめんなさい。
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「カイト先輩!連立方程式の応用問題が分かりません!」
校門を出たところで俺に声をかけてきたのは金髪の女子。鏡音リン。
金髪だけど別に素行が悪いわけではない。
「なんでこんな時間まで残ってんの」
リンは中等部の2年...【カイリン】生意気少女と童貞は【リクエスト】
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実亜さんのリクで、レンとリンデレラの続きを書かせて戴きます!
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家出(というより駆け落ち)から一ヶ月が経つ。
本当にレンや菜美さんは良くしてくれて、おかげで私は毎日笑ってすごせた。
お母さんが一度挨拶に来たけど、そこにお父さんは居なかった。
「娘を宜しくお願いします」
それだけ言ってお母さんともお...【ロミシン 鏡音ver(アンコール)】世界一のシンデレラ【実亜さんへ】