秋徒の投稿作品一覧
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※注意
・この話は「青い鳥と鳥籠の君」シリーズであり、長編物となっています。
・初めての方は『説明文』にリンクを置きましたので、読んでくださると嬉しいです。
・これらはフィクションであり、実在するあらゆるものとは関係ありません。
では、どうぞ。
青い鳥と鳥籠の君【四章 生駒詩貴】
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皆さん、明けましておめでとうございます! ミクです!
今日は元旦のお昼前。ミクは今、お出かけの準備の真っ最中です。今日の『はつもーで』に行くための『ふりそで』を出してます。
何を隠そう、ミクは起動してまだ三ヶ月。なのでこれが初めての『はつもーで』なのです! えっへん!
「ミクー、ええから手伝え...初めての話
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※注意
・この話は「青い鳥と鳥籠の君」シリーズであり、長編物となっています。
・初めての方は『説明文』にリンクを置きましたので、読んでくださると嬉しいです。
・こちらはフィクションであり、実在するあらゆるものとは関係ありません。
・全部で5ページと長くなってしまったので、くつろげる体勢をとってからお...青い鳥と鳥籠の君【三章 カイト】
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夏とは言え、時計の針が七時を指す頃の街は暗く染まりつつあった。夕陽を名残惜しむように鳴き続けていた蝉は途端に黙りこみ一転して静かになる。優希はカイトの腕を掴んだまま、俯いて表情を見せようとしない。
「・・・あの、マスター?大丈夫ですか?」
カイトは顔を不安げに曇らせて優希と目線を合わせるようにし...青い鳥と鳥籠の君【二章 六道マオ】
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時期は真夏。四六時中空気と地面が湿っていた梅雨が過ぎるも、文明の機器無しではとても耐えられそうにない暑い日々が続いていた。しかし、その殺人的な日光の恩恵をもらおうと商店街の草木は青々と葉を茂らせ、住宅地の庭では極彩色の花が咲き乱れる。昆虫は儚い生涯を謳歌するために街中を飛ぶ。
全ての命が今、活発に生...青い鳥と鳥籠の君【一章 安藤六花】
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皆さん、こんにちは。メイコです。
私のマスターは複雑な経緯でこの町に来て、ちょっとした縁がありVOCALOIDシリーズ01『MEIKO』の私を購入してくれました。・・・・・・『購入』という言い方をマスターは嫌うみたいですが、他にいい表現が見つかりません。
今日は日曜日。そんなわけで今日も私は、九時か...他愛も無い話〈c〉
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「どうでもいい話だけど、詩貴と六道君って、いつ頃から知り合いになったの?」
「んー? 今年の春くらいやったかな、ネットのボカロ掲示板で会ったんよ。もっと仲良くなったんは住んでる所が近いのが分かって、それならオフ会で実際会うかーってなってからかな」
「そうなんだ。その割には、けっこう仲良いね・・・・」...Error.―深刻なエラーが発生しました― Fifth
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皆さん、初めまして。メイコです。
私のマスターは複雑な経緯でこの町に来て、ちょっとした縁がありVOCALOIDシリーズ01『MEIKO』の私を購入してくれました。……『購入』という言い方はマスターは嫌うみたいですが、他にいい表現が見つかりません。
今私は、蕎麦を茹でています。まな板にはピンクと...細く長いお付き合いを
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この先、亜種?が登場します。苦手な方はお気をつけて。
Error.―深刻なエラーが発生しました― fourth
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この先、亜種?が登場します。苦手な方はお気をつけて。
それから2日間。
リビングのソファに腰掛け雑誌を捲るカイトに、優希が緊張した面持ちで話しかける。クーラーがよくかかった室内の筈なのに、その額には玉の汗が流れている。
「・・・・なぁ、カイト」
「なんだようっせぇな」
「ごっ、ごめん・・・...Error.―深刻なエラーが発生しました― Third
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むかしむかし、森と平野の間にある小さな村に、綺麗な声で歌うぜんまい仕掛けの女の子が住んでいました。
女の子は見た目だと普通の少女なのですが、白い肌の背中には大きなネジ巻きをさすための大きな穴が開いていました。女の子は一日に1回ネジを巻かないと、歌をやめて止まってしまうのです。
女の子は、自分の...夢見る女の子の話
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この先、亜種が登場します。苦手な方はお気をつけて。
「君らしくもない。一体何があったのかね?」
数分後その部屋には、1人の男が来訪していた。
詰襟の制服を着ているところから学生であると思われるが、その大人びた顔立ちは彼を実年齢以上に見せている。言葉こそ呆れたような言い草だが、鋭い眼つきの瞳には...Error.―深刻なエラーが発生しました― Second
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事の発端は、些細な切掛けだった。
蝉が鳴き始めた夏の夕方、ある民家の2階の一室でジャージ姿の少女がPCで何かの作業をし、その傍らには背の高い青年が従順な召使のように立っていた。にこにこと微笑む青年に見守られている少女は、不意に手を止めた。
「・・・・・カイト。出来た」
少女は席から立ち上がり、...Error.―深刻なエラーが発生しました― First
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※ 注意
・カイト&マスター(♀)と、リンレン&マスター(♂)の2家庭設定。
・時間の無さでさらに駄目文。
・オチがしょうもない。
呆れる覚悟をした方はレッツスクロール。
ある昼の事、あるそれなりに広い敷地を持つマンションの一室に、夏というのに長いマフラーを巻いた青年が訪れた。
それを出迎えたの...過ぎてしまった話
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ゆっくりと、まるで時間の動きそのものが遅くなってしまったように見えた。
マスターはフェンスに身体を預けたまま、呆けた顔をしていた。
六道は目を瞠って、走り始める。でも、それはあまりに手遅れだとしか言えない行動だった。
落ちようとするマスターも、決して届かない手を伸ばす六道も、雨のひと雫さえ。...雨の日の話 Ⅵ
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この先、過激な発言&暴力表現があります。
注意してお進み下さい。
背が高く、でも筋肉がついてなくて針金みたい。
声が意外とハスキーボイス。でも少し掠れてる。
おどおどとした感じだけど、笑顔が優しそう。
あの人、マスターに初めて会った僕の印象は、そんな感じだった。...雨の日の話 Ⅴ
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六道は病院で初めて会った女の子がすごく可愛かったとか、その子が『舞鶴』と呼ばれている事以外何も知らないとか、ぶっちゃけ年齢も知らないけど多分小さいから年下だと思うとか、かなりどうでもいい話が大半だった。さすがに寝かせろと抗議すると、六道は「これで最後にするから」と言って、ほんの少しだけ自分の話をした...
雨の日の話 Ⅳ
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ある5月5日、ある商店街のスーパーのお菓子売り場で、1パックの柏餅を凝視するボーカロイドがいた。
餡を包む白くのっぺりとした餅に、更に普段ではあまり見る事の出来ない緑の葉っぱで包まれた和菓子(2個1パック)に興味を示したのか、キラキラと輝く純粋な瞳で穴が開くほど見つめていた。
そこにその子のマ...花より何とやら。な話
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マンションのセレブ感は外装だけでなく、どうやら内装や部屋の設備にまで散りばめられていた。寧ろ、マジでセレブなマンションだった。
「ちなみに2LDK、風呂トイレにクーラーと床暖房付き。更に1部屋は完全防音構造だ」
「すげぇ・・・。あと心読むな」
上から下までぐっしょり濡れた僕達3人からは、当然なが...雨の日の話 Ⅲ
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僕と姉さんを買ってくれた前のマスターは、何だか気の弱そうな男の人だった。あの頃は前のマスター以外の人間を知らないからそう思わなくて、ただ何となく“いい人”だと思った。
「良い人そうで良かったね、レン」
「うん、リン」
僕達はここで幸せに暮らすのだと、当然みたいに考えていた。
「あーっ!レン、アタ...雨の日の話 Ⅱ
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――レン、大丈夫?――(ざあざあ、ざあざあ。)
聞こえるのは鈴のような声と、雨の音。
――もうマスター怒ってないよ。大丈夫だよ――(ざあざあ、ざあざあ。)
閉じ込められた押入れの中、目の前にいるのは、僕と同じ顔をした少女。僕の姉さん。
(そんな顔しないで、姉さん)
とても疲れた笑顔の、笑顔の...雨の日の話 Ⅰ
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この先、コメディですがマニアックな過激表現があります。危険なキーワードは『 首輪 』です。
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最終章【終焉で勝者は嗤う】
カイトと子犬物語 最終章【終焉で勝者は嗤う】
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この先、コメディですがマニアックな過激表現があります。危険なキーワードは『 首輪 』です。
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4章【優しさは人を狂わせて】
カイトと子犬物語 4章【優しさは人を狂わせて】
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この先、コメディですがマニアックな過激表現があります。危険なキーワードは『 首輪 』です。
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3章【Escape】
カイトと子犬物語 3章【Escape】
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「
ある2月14日、天気は晴れ。いつも休日は8時に起きる俺の身体は、7時15分に、物理的な息苦しさに襲われて眼が覚めた。
眼の前には漆黒の髪と綺麗な黒い双眸を持った、肌がびっくりするほど白くて小さな可愛い少女がいて、口付けができそうなほど近い距離で俺の眼を凝視していた。
「・・・おはようカイト。今...甘い愛を、君へ
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この先、コメディですがマニアックな過激表現があります。危険なキーワードは『 首輪 』です。
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2章【そして狂気は動きだす】
カイトと子犬物語 2章【そして狂気は動きだす】
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※注意
・巡音ルカが大変作者好みなテイストに。
・ミョウガも似合うと思うんだ。
・他ボカロ家族がキャラ崩壊必至。
理解と覚悟をされた方は、レッツスクロール!↓
「あ、めーちゃんいたー!」
1月30日。あるスーパーでワンカップを吟味していたメイコの後ろから抱き着いてきたのは、メイコの弟のカイトだっ...ミョウガで女王様な巡音ルカを支援したい小説。
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序章【惨劇の入り口】
この先、「カイトは俺の嫁」な皆さんに不快を与えかねない表現があります。
危険なキーワードは『 首輪 梱包 』です。
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カイトと子犬物語 1章【全ては些細な軋みから】
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ある冬の日、それなりの家賃が掛かっていそうなマンションの一室のリビングで、仲良くコタツで寝転がっている2人の少年少女がいた。少女はテレビの前を独占し、少年はその向かい側でデジタルカメラを操作している。
「ねえレン、愛ってどんなモノかな?」
不意に少女はそう呟いた。
「愛?急にどうしたのさ、リン」...他愛も無い話〈b〉
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終わりの日
こんばんは、カイトです。もう大晦日ですね。
今は9時。今年も残り15時間を切りました。皆さんは、何かやり残した事はありますか?
うちのマスターは『別に何もしない』とのたまったので、とりあえずハタキとごみ袋を持たせてマスターの部屋を片付けさせています。どうせ他の部屋の掃除や年越しそばの用意...最後の日へ
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