タグ:ストーリー
138件
”ああ、のどが渇いたなあ”
砂漠をさまよい続けて
もうどれくらいたっただろう
たった一秒がずいぶん長い
オアシスにいた3日前が
まるで遠い昔のようだ
針が狂えばすべてが狂う
忘れたかった嫌なこと
ぐるぐるまわって景色に溶ける
あれれ おかしいな...恵みの雨
琴原むま
生き別れた存在を
教会で眠りながら信じていた
楽園があるはずだと
一目でも逢いたいと願っていた
夢の中 踊る髪
夕闇で 輝いて
遠い海 映してた
目の色は 僕のよう
黄昏の国で会うことができたなら
君のその声で名前を呼んで欲しい...「異国の双子ハ夢ヲ見ル」
いづみともこ
どうやら今日も眠り姫は夢の中
ああいつになれば君の笑顔が拝めるのか
深い深い森の奥のお城に愛しの君
一目惚れした君は眠り姫
名前も知らない君は夢の住人かな
寝息はまるで小鳥みたいで可憐だね
ああ、君の瞳は何色だい?
僕の瞳を映しておくれ
ああ、君の声はどんな音色?
僕の名前を囁いて...眠り姫は、夢の中
ぬた。
ある国に少年がいた 彼は人形使い
彼の想い人 可愛い人形
人形は国の宝 少年も人形を愛し
彼の夢は、一流の人形使い
愛しい少女の人形と一緒に 踊る夢
夢を追いかけて 毎日人形と歌う
彼の歌は 優しくて 少女は可愛らしい
それでも少年の 夢は遠い
ある国に少年がいた 彼は人形使い
まだ見習いの 幼い少...人形使いの夢
ぬた。
「大人になったら何になりたい?」
「あたしはおよめさんになるの!」
女の子は16になれば結婚できるという
でも あの子は
とても 16まで生きられないと 告げられた
娘の小さな夢さえ 叶えてやれない
無力な母で ごめんね
もっと我儘を言って困らせてよ
そして あなたの足跡をたくさん残してほしい
おめ...14歳の花嫁
みゃれい
1.
唄が始まる 私の唄が
唄が始まる 私の世界が始まる
光が射して
花が咲き
小鳥は歌い
緑は茂る
さぁ歌おう 終わりが来るまで
ここは私の世界
唄の中だけの私の世界...世界の唄 閉じた世界
魔紘
わたしは人形
できそこないの、あわれな人形
でもあなたのため
わたしをえらんでくれたあなたのために
ほら、おどります こわれたからだで
ほら、うたいます こわれたこえで
あいのうた
きょうきのうたよ
わたしは人形
できそこないの、あわれな人形...愚かな人形の末路
ぬた。
少年は草原を 風を友に歩いた
愛しいあの娘(こ) 探して
朝も夜も 歩いた
月映え 鮮やかな
あの悪夢の夜に
奪われた愛し君 取り戻すため
風は少年に告ぐ
「あの娘はまだ待ってる
この草原の何処か
お前を今でも待ってる」...pradera
まなみん
女の子はみんなに言いました。
『ボク、マイクが欲しいの』
青い男の子がアイスを持ってきました。
『おかしじゃありませんから』
赤い女の子がボトルを持ってきました。
『ボイスが送れないよ』
黄色の双子達がテレビを持ってきました。
『キチンととれるものです』
だって今日は コンサートだから!
...みくみくえほん【ごめんなさい、練習作品です】
正好
月が道を照らす
君を乗せたオンボロ自転車
僕は前だけを見てこぎ出した
「あの月まで旅をしよう」
笑って言う君
僕は何も言わず手を取った
自転車に
お菓子を詰め込んだカバンと君を乗せ...淡-あわ-
ょお
(3.141592 65358979 32384626 43383279)
(50288419 71693993 75105820 97494459)
(23078164 06286208 99862803 48253421)
(17067982 14808651 32823066 47093844...円周率の墓碑
nefty
暗い森の奥深く
古い洋館が建っていた
忘れられた様な館には
不思議な老人が住んでいた
白い髭と丸い眼鏡の老人が私を案内した
杖をついて歩くその老人は
所狭しと並べられた品々を解説する
殆ど聞き取れないしわがれた声で
天蓋には無数の星が煌めいていた
私は時の経つのも忘れて...月光博物館
7300batsu
※切ない系、ストーリーモノの歌詞です。曲や絵が付いたら嬉しいです。※
---------------------------------------------------------------
「夏の手紙」
手紙を書きました これが最後になるでしょう
夏のあの日 会いましょうと誘った僕は
あなた...夏の手紙
黄兎図画工作
君が僕に問いかけた言葉
「それで何が手に入るの? 悲しい空虚感だけだよ」
それでも僕は旅立つとしよう
君を一人残して
寂しいなら僕の友達の 風に会いに行かせるよ
彼は野原の草花揺らして 君が知らない野の花を
プレゼントしてあげるだろう
風よ 吹き抜ける風よ
あの人の...風の唄
綾鷹
白い砂漠は時の墓標
数多の命が膝を折り
その足元へと回帰する
全ては皆等しく砂へ
『おかえりなさい、愛しい君』
ひとたび 心 砕かれれば
容易く その身を失おう
真白き砂の海を渡れ
歌を供に 旅人は行く
『あなたの行く道に幸あれ』...砂の海を行く者
おち
1,
真夏の陽射しに誘われて~
クラゲの大群やってきた~
空飛ぶクラゲ~風まかせ~
東京 港地区~
2,
クラゲの針に刺されたら~
たちまちクラゲになっちゃうよ~
助けて喰われくわげくらげ~
クラゲクラゲクラゲ~♪...空飛ぶクラゲ
nefty
すずしろハルさんのイラストに歌詞をつけさせて頂きましたっ(*´∇`*)
--------------------------------
かみひこーきに のって(73)
あなたにてがみを とどけるよ(85)
てがみのなかみは しらないよ(85)
でも、きっとステキな なかみなの。(275)
でだしは...紙飛行機。 ◇すずしろハルさんのイラストより◇ ★
ぶち。
手を伸ばせば掴み取れる空
何処までも閉塞をした立方体(へや)
私は その世界の囚われプリンセス
窓越し 夢の中の自由しかない
誰も助け出しては
くれないと知っていたんだ
自分で逃げ出す他に
道はないと信じていたけど
強くなりたい私の隣
貴方は傍に居た...棘姫
鳥野ささみ
どこまでも平和な世界
ある日彼は魔王となる
無常の鐘友の裏切り
全ての心闇に閉ざし
包み込む愛しい光
けれどそれは仮初で
友情は散り傷も癒えずに
優しい歌はもう届かない
誰よりも愛していた
何よりも思っていた...とある魔王の物語
鳥野ささみ
踊る砂塵
砂の海に船はなく
風紋を乱すのは贖罪
弔いの薔薇の傍らで
焼けた喉が歌う
地獄の業火
燃える海に笑う星
干からびた悲鳴は孤独
贖いの楽園の対角で
静寂の夜に凍え...overnight tale
鳥野ささみ
すっかり散り終わった桜を
感慨深げに眺めながら
「本当にどうも有難う」って
ソメイヨシノにお辞儀して
【回想】
結局今年は駄目だった
自暴自棄になりかけた時
一枚の花びらがまるで
手を差し伸べるようにおりてきた
桜の木が有る事に...5月の桜
Kamiyanagi
悪戯な笑顔 楽しそうに君
「もし明日(あす)世界が終わるとしたなら?」
僕の顔のぞく 気まぐれな瞳
どんな答えを お望みなのかな
「君と一緒なら怖くないよ」とか
「どこまでも二人 一緒に逃げよ」とか?
でも僕は軽く「別に」と答える
君は不満げに唇尖らすだろうけどね
だって 君がいるだけで世界は続く...週末はワールドエンド
のじ
荒ぶ風の中を 歩き 山祇の唄を聞く
冷たくも ぬくもりを 孕む裾の風
寄せる波の狭間 縫って 海神の唄を聞く
雄々しくも 安らぎを 描く白の波
若く幼い心は 果てない旅路へ
答え待つ朝日の中で じっと目を凝らした
僕らはきっと 逆らえない 瞬間の中を 生きている
白亜の郷に 望郷募らせ 朔夜の路たど...Stay
ヨシサト
今私は小さい国のお姫さま けれどつまらなくて城を抜け出したー 城の兵達は私を探すけどわたしは赤いベレー帽をかぶってさぁ冒険だ!といってもなんにもアテがない私しかたないからギルドに行ってみる。そして流れに流されて入団しちゃった・・・ 困る私けれどもっと困ったのはパートナー・・・仕方なくそのギルドの...
君と私
卍戦人卍
*短い詩の詰め合わせです
シュガーデザート
砂の下には貴方がいる
聞こえてくるのは悲痛な叫び
砂の下には貴方がいる
枯れぬ涙は止め処なく
私は貴方を掘り出した
そうして胸で包み込む
小さな小さなしゃれこうべ
叫ぶための喉はない ...シュガーデザート
鳥野ささみ
異国の風を受け止めて
今降り立つ
未知なる大地 踏みしめて
さあ駆け抜けろ
見上げた空には見知らぬ星々
我が故郷は遥か彼方
ふと夜空を仰ぎ見れば
星々の中 故郷の光を見出す
鋼の氷室に眠る友らは
もはや何も語ることなく...わが行くは星々の大海
RAYXANBER
夜露に濡れた叢に
我が身を潜めて
誰を待つ
愧赧の念に苛まれ
我が身を潜めて
誰を待つ
ああ故人よ
今一度あの頃の
面影なくとも今一度
己と話を交わしてくれまいか...月に吼える
momiji1225
あなたがくれたこの鳥籠が
崩れてしまう日が いつか訪れるでしょうか?
あなただけの金糸雀を ずっとずっとそばに置いて
金の満月 銀の波
夜の静寂が 世界を包み
雑音混じりの歌声は風に溶ける
見上げた空で 瞬く過去の光
あなたがくれたこの鳥籠が
壊れてしまう日も きっとわたしは歌うから
歌を失くした金...月夜のカナリヤ
ごくろー
一人遊びばっかりね
いつもみんなそういうの
一人じゃないのと言ってみても
みんな困り笑顔浮かべる
本当なのにね、どうして?
屋根裏にある鏡の前に
今日も私は立つ
ほら笑ってくれるよ
私にそっくりの子、男の子
二人で楽しく毎日歌うの...鏡よ、カガミ
パルサー
悪戯に過ぎていく時間
夕暮れと共におとずれた放課後
いつもの時間 毎日貴方とすれ違う交差点
いつものように 私は貴方とすれ違うの
風に服をはためかせて…今日も貴方とすれ違う
名も知らない貴方だけど…貴方のこと、もっと知りたくて
けれどこの瞬間(とき)をまだ楽しんでいたい私もいて…
私と貴方の心は ま...CROSSING
真珠姫