タグ:二次創作
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Lullaby
終焉の合図
「がくぽ、アリスがこの城に来たって本当?」
ミクは誰もいない病室に一人いた。
「もちろん、本当でござるよ。ミク殿。」
幻聴が言う。
「そう、なら出て行くように言ってくれない?」
素っ気なく、ミクは言う。周りからすれば大きな独り言を呟いているようにしか見えない。
「...人柱アリス 四番目アリス【亜種、流血表現注意】
調味料理
■はじめに
・本作はClean Tears様の作品「Dragoon」を元にした二次創作小説です。
・本作内で触れられている設定等は全て私ことRayxanberが個別に設定したものであり、
Clean Tears様をはじめとするオリジナル楽曲作成者の方々、およびクリプトンの
公式設定ではあ...【小説】Dragoon【二次創作】
RAYXANBER
Rhapsody
彼の歪
ハートの城へ行こうとすると女性二人に道を遮られた。どうやら喧嘩をしているようだ。
「ワタシこそが相応しいわ!」
「いいや、ボクこそが相応しいに決まってる。」
全体的に淡いピンク色の星の似合うが言う少女が言う。
「女王親衛隊はワタシこそ相応しいの。分かる?」
負けじと...人柱アリス 間章3 【亜種、グロ表現注意!】
調味料理
Prelude
面影
テトは調べていた。もちろんレンカのことだ。彼女はそれなりに医師歴が長い方だが、専門が内科と外科だったため精神科のことはあまり知らないのだ。だがこの病院は精神科も扱っている。それは別の精神科医を呼んで治療したりしているのだ。
レンカは自分で情緒不安定で妄想癖と言っているがそ...人柱アリス 間章2 【亜種注意】
調味料理
Intermezzo
悪夢の末路
時間は昼にもかかわらず外は酷く雨が降っていた。ネルは窓をみてつまらないと思った。何しろこの時間の控え室は彼女以外誰もいないのだ。
テトは手術室で患者を診ているしハクは有休をもらって休んでいるのだ。それに、お気に入りの携帯は病院だからと勤務中は取り上げられている...人柱アリス 間章1【グロ表現注意!】
調味料理
Waltz
王冠
夢の国、というには些か不気味だった。空は赤く水は墨のように黒く、大地はピン色だった。そんな中を全く気にせずに歩くのは緑色の長いツインテールの少女-ミクだった。
「ステキなことがあるといいな。」
ミクは鼻歌を歌い、時には口笛を吹きながら陽気に夢の国を進んでいた。
しばらく歩い...人柱アリス 三番目アリス 【亜種注意】
調味料理
Requiem
優しき薔薇
よくよく考えれば彼はそこに立っていた。数時間前から彼がいたであろうここは花園。だが白と赤のバラしか咲いていないこの場所は綺麗とは言えるがずっと見ていたいとは思わなかった。
そんな中を歩く白を基調としたコートに青いマフラーを巻いた男性―カイトは無言で他にないかと探してい...人柱アリス 二番目アリス 【亜種、流血狂現注意】
調味料理
Capriccio
剣の掲げる夢
ある赤い服装をした女性は目を開いた。そこに広がるのは真緑の森の中だった。
「わたし、何をしていたのかしら。確か“レンカ”のお見舞いに行っていたはずなのに。」
女性-メイコは独り言を呟く。彼女の目の前に時計を持ったウサギがいる。しかもこちら側へと駆けてくるではない...人柱アリス 一番目アリス【亜種注意】
調味料理
Overture
病室の眠り姫
静かな、真っ白の部屋。見渡す限りの医療機材。光が差し込む、明るい部屋に不似合いな少女が眠っている。
そんな白い部屋に入る看護師がいた。名札には『弱音 ハク』と書かれている。音に呼応するように少女が起き上がる。
「おはよう、レンカちゃん。」
「うん、おはよう。」
...人柱アリス プロローグ 【亜種大量生産につき注意】
調味料理
※注意!!
・自己解釈です。
・何か……、酷いです…(いろいろと)
・キャラ崩壊とかあります、多分←
おkな方のみお読みください
この黄の国は午後3時になったら必ず教会の鐘が鳴る――だが、その日は教会の鐘とともに新しい生命がその産声をあげたのです。産声をあげたのは双子の姉弟――姉の名はリリン、弟の名...悪ノ双子-ACT01:破った約束-
Chiruru@水月
■タイガー宇宙海賊団・リン様の憂鬱
お前は誰だ、ですって? ふん、そこまで言うなら教えてあげるわ。耳の穴かっぽじって
よおぉぉーっく聞きなさいよ。
泣く子も黙る宇宙一の美少女、"タイガー宇宙海賊団"の鏡音リン、とはあたしの事よ!!
知らないなんて言うヤツはロードローラーでぺちゃんこにしたあと核...【小説】タイガー宇宙海賊団・リン様の憂鬱【二次創作】
RAYXANBER
■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・拙作【アルビノ】の続編となります。前作を読んでいないと何がなんだか全く
わからないと思われます。
・本作に登場するボーカロイド達の公式設定(身長、体重、年齢)以外の口調や性...【小説】アルビノ・アフター.3【二次創作】
RAYXANBER
■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・拙作【アルビノ】の続編となります。前作を読んでいないと何がなんだか全く
わからないと思われます。
・本作に登場するボーカロイド達の公式設定(身長、体重、年齢)以外の口調や性...【小説】アルビノ・アフター.2【二次創作】
RAYXANBER
■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・拙作【アルビノ】の続編となります。前作を読んでいないと何がなんだか全く
わからないと思われます。
・本作に登場するボーカロイド達の公式設定(身長、体重、年齢)以外の口調や性...【小説】アルビノ・アフター.1【二次創作】
RAYXANBER
■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・本作に登場するキャラクター設定、および世界観の描写については全て作者(私)の
独断と偏見によるものであり、涼風氏の公式設定ではありません。
・全体的に暗めのお話です。
・...【小説】アルビノ【二次創作】
RAYXANBER
今日は建国記念日により、街ではアイス祭りが開催されていた。
でも、そんな日だというのに、兄は部屋から出てこようとしない。
「お兄様、ミントアイスをお持ちしましたわ」
小さな不安を感じた私は、失礼だけれど返事もないのに部屋に入る。
すると、そこにはソファーの上で膝を抱えて暗い表情をしている兄の姿が。
...悪ノ物語 23
君僕
彼女に告白してからというものの顔を合わせ辛くなってしまって自己嫌悪。
ああ、もう、こんな状態になるぐらいなら告白なんてしなければよかったなぁ…。
「カイト」
「あ、メイ…ど、どうしたの!?」
いつも明るい笑顔を浮かべるメイコちゃんが、その時に限って怒りに燃えた表情をしていて、まるで戦場に立つ兵士のよ...悪ノ物語 22
君僕
それから度々リンとレンは入れ替わり、リンは城下町へと足を向けるようになった。入れ替わるタイミングは三時。合言葉をリンが言うと、レンはそれに答える。もしもレンの答えが違えば、レンに用事があり二人は入れ替わることが出来ない事を意味する。
「"あら、おやつの時間だわ"」
リンからの合言葉に、レンは了承の答...悪ノ物語 21
君僕
女王陛下としての生活は、息苦しいという言葉だけでは終わらせることなど出来ないものだった。こんな生活を毎日続けていたなんて思うと、リンが表情を出さない理由が分かった気がした。
妹は"人形"になるしかなかったのだ。そうでもしなければ、この生活に耐えられず、自ら死を選んでしまっていたかもしれないから、だか...悪ノ物語 20
君僕
レンに頼み、私と彼は入れ替わった。
幸い顔は瓜二つ。入れ替わっても誰も気付かない。問題は、彼の演技力。でも、それも心配はなかった。元々彼はそのために仕込まれていたのか、まるで私のように・・・王座で無表情で座っていた。
フードを被り、城下町を歩き出す。
ふと、目に付いたのは綺麗な花だった。でも、どこか...悪ノ物語 19
君僕
リンを連れて森へ向かう途中に、何者かの襲撃を受け、リンの命が狙われた。
だが、代わりにメイトが命を落としてしまう。リンの目の前で、メイトの胸に矢が突き刺さる。正確なまでに心臓の位置へ突き刺さった矢に驚きながら、すぐ周囲を見回すが、すでに逃げ去った後だった。
倒れて二度と動くことのなくなったメイトの姿...悪ノ物語 18
君僕
今回のターゲットは身内。そして殺してはいけない人物。
でも殺さなければ、リンを守れなくなる。それだけは避けたい。殺した振りをしたい。きっと本人は隠れない。隠し事が嫌いな性格をしているから。
「ごめんね、メイト」
手に入れた情報場所から離れた茂みの中で、弓を構えてターゲットが来るまで待機する。姿が見え...悪ノ物語 17
君僕
ある日、大臣に呼び出された。
何か悪い事でもしたかな。それとも、リンから離されるのではないか。と色々考えながら、大臣の部屋へと足を踏み入れる。
「女王陛下側仕え使用人、鏡音レンです」
「入りたまえ」
いつもいつも思うけど、カムイ大臣って本当に態度が大きい。まるで自分が王様のようだ。リンが女王陛下だと...悪ノ物語 16
君僕
「姉貴!」
「わひゃっ!?」
耳元で、しかも大声で叫ばれて驚く。
てゆーか考え事してる時に驚かさないでよ!
「さっきから呼んでんのに何だよー?」
「ご、ごめん・・・」
「なーんだ、まーだ返事迷ってんの?」
「だって・・・もうこんなチャンスないかもしれないし・・・」
「はーあー」
大きな溜め息を吐く弟...悪ノ物語 15
君僕
最近、メイトの様子がおかしい。
挙動不審・・・とまでは言わないけれど、明らかに以前よりも態度が変だ。何だろう・・・予感がする。何の予感、とは言わないけれど、何かの予感を感じる。
「何かあったの、メイト?」
「なんでだ?」
「だってさ、ずっと僕のこと避けてるじゃないか」
「レンを? 避けてなんかない」...悪ノ物語 14
君僕
いつものように、酒場でブランデーを飲みながら情報収集をしていた。すると突然、酒場のドアが勢いよく開いたと思えば、私の無防備な背中に抱きついてくる男。
「カイト・・・いつまで抱きついてる訳?」
「メイコちゃーん!」
ほんのり頬が赤いカイトが酔っ払っていることが目に見えて分かる。
「メイコちゃーん!聞い...悪ノ物語 13
君僕
綺麗な花が沢山咲いたので、お花屋さんとして花を売っていたら、常連客である青髪の青年に大きな花束をもらって、その上プロポーズまでされてしまった・・・。お互いよく知らない者同士なのに、どうしてあんなに真剣な目で告白できるのかしら。思い出すだけで赤面してしまう・・・!
「ミク~?」
「ミクオ!?」
「顔が...悪ノ物語 12
君僕
部屋に戻ったあと、私は着替えて窓から抜け出した。カーテンを使って庭まで降りて、誰にも見つからないよう静かに行動する。どうやら側仕えの使用人レンの服と間違えて部屋に置かれていた服だったようで、鏡で少年のような格好になった自分を見て、レンのように髪を結んだ。すると、鏡の中にはレンが立っていた。・・・ただ...
悪ノ物語 11
君僕
レンから殴られた後、俺は暗い廊下を歩いて訓練所へと向かっていた。
その間、女王陛下の泣き顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え、ずっと繰り返していた。まさかとは思うが、俺・・・女王陛下に惚れちまったのか?、なんて馬鹿げた事を考えていた。
「団長!」
「おっ、どうした?」
「暗殺部隊リーダーのルカ様がお話...悪ノ物語 10
君僕
リンの部屋を綺麗に片付けて・・・といっても、ホコリを払う程度だから、そんなに時間はかからなかった。
今日は、父と母と、僕が・・・死んだ日だ。
家族四人で、旅人を招いた歓迎会をしていた。楽しい歓迎会の途中、リンの姿が見えなくなって、不安になって探しに行った。裏庭で泣いているリンを見つけて戻ってくると、...悪ノ物語 09
君僕