タグ:レン
233件
黒を求め過ぎて
飛び込んだ闇の先
求めた光は黒く赤く仄かに輝き
僕の体を蝕んだ
真っ白なその素肌に
永久なる孤独の闇を背負い纏って
この世の全てを悪と決め付け
欺瞞さえをも吐くことを躊躇った
消え去ったその空は...空蝉デカダンス
霧雨 夜
暗闇で 助けを求めて
暗闇で か細く叫んで
暗闇で 涙を流した
光の糸を掴もうと空を掻く
光は糸であって糸でない
光なんて掴める筈も無い 暗闇へ
光の無い世界
音がした
幽かな音...常闇と穢れた白と
霧雨 夜
真っ暗闇で 独り 叫ぶ
声にならない声 張り上げて
嗚咽を混じらせ
咽び泣く
瞼を閉じても 開いても
其処に在るのは同じ闇
暗くて 黒くて 優しく 冷たい
ひたすら見つめる僕の心は
ただただ ニヒリスティックなものに...黒艶やかに、絶望ダイバー、鮮やかに
霧雨 夜
築き上げた高く白い壁
真っ黒なペンキで塗り潰していく小さな自分
崩されぬよう幾つも建ち上げ塗り潰す
黒く 黒く 重ねて 重ねて
いつの間にか時間は過ぎて幾年月
高く厚い黒い壁は小さな小さな砦となって僕を隠す
誰にも見せない真意の底で今も黒を重ね続ける
黒く 黒く 何処までも
寄り添う誰にも解らな...壁と拒絶
霧雨 夜
自虐を広げたパノラマに
褪せたインクで描く理想
儚く脆く仄かに映る
乾いた瞳に優しく融ける
長所を詰め込んだ黒い箱は
哀しみで綺麗に包装されて
見えなくなって消えてゆく
霞んで全てが無に還る
何もかもが曖昧で...架空現実の永遠
霧雨 夜
強きは心 弱いは魂
厚く塗られた壁の向こう
見せぬ涙の其の裏側で
君は何を思いますか?
還らぬ過去に思い馳せて
見えぬ未来に夢褪せて
哀しみ辿る道を行く
恐怖の向こうに翳した刃
胸に突き立てれば流れる赤...嘲笑遊戯-チョウショウゲェム-
霧雨 夜
掴めぬ夢は褪せていって
小さくなって震える子猫を抱きかかえては
そのか弱さを知り得ぬだろう
暗闇の中で感じた痛みは
頬を伝って流れ落ちた涙のように
僕を引き裂いて堕ちていった
瞼の裏に映った優しさは今はもう唯の霧となって
僕の苦痛を逆撫でるばかり
此処に居る意味を消していく...冒涜スル世界
霧雨 夜
柔い白に溶け込む赤
刻んだものは消えずに残り
僕の心を戒める
自ら鎖で縛ってみても
抑える理性は乏しいもので
再び犯す過ちたちを
壊れかけの人形のように
明日を踊って過ごしましょ
狂って堕ちて真っ逆様...急性×××症候群
霧雨 夜
壊れたものは何ですか?
自ら手足を切断しても尚
貴方の涙は止まりませんか?
清らなるこの世を知ったのは何時のこと?
くすんでしまったのは何時のこと?
明日を見出せずに嘆き苦しみ
何度も何度も消し掛けた
幽かな希望の光は今はもう無いの?
生きる意味を知らなくて...生きてる証
霧雨 夜
涙 涙
流れる涙
夢に流す涙は綺麗
透き通って 繊細で
ゆっくり頬を伝って落ちる
鮮やかな明日を装うの
悲劇に流す涙は汚い
濁って 澱んで 浅ましい
次々溢れて止まないの...涙の痕は僕を嘲笑う
霧雨 夜
夜空見上げて星を眺める
紺青の如き空は美しく微笑んだ
妖しく輝く漆黒の海は寄せては引いて
僕らを引き込もうとするんだ
白波が僕らを詰問して
瞬く星が僕らを裏切って
消え入りそうな灯りを遠くに見て
寒がりな君は凍えそうになりながら
涙流して叫んでいたね...黒い海と青い夜空の狭間に
霧雨 夜
僕を包む針の雨
全身に突き立つばかりで止もうとしない
逃げても逃げてもついてくる
この身消えるまで逃げられない
赤い赤い血と共に
徐々に砕けていく臆病な僕
逃げ続けているだけの僕
処置も届かず流れ続ける赤い液
さぁ、終わらないルーレットの上を走り続けるんだ...臆病者の日
霧雨 夜
壊れてしまえばいいと思った
僕も 君すらも
全て壊れてしまえばいいと
願ってみました
冷えた空気の中 寒空の下
消えてしまえば楽になるのだろうか
無駄な思考が僕の脳を駆け巡る
消えてしまえば 消えてしまうか
浮いては沈む魚のように...壊れた目線
霧雨 夜
綺麗だった僕の空
澄み渡って響き合って
美しかった何もかも
幾年の時を経て
曇ってしまった僕の空
暗く重く垂れ込んで
雨を降らせて泣いている
いつからだろう
眼を開いて見上げることが無くなったのは...曇り空
霧雨 夜
澱んだ世界が貴方の瞼を覆ってゆく
僕は何も出来ずに
ただ見ている事しか出来ませんでした
貴方は冷たく言いましたね
「さようなら」
あの日の貴方が
未だに僕の瞼に残って囁き続ける
「何故?」
辛くて哀しくて寂しくて...春闇-ハルヤミ-
霧雨 夜
枯れぬ声震わせて
あなたは誰を呼ぶのだろう
その中に私はいますか?
その中に あなたの大切な人はいますか?
何もかもを失って
頼ることなく進む獣道
輝く白が眩しくて眼を覆いました
艶やかな黒は私を惑わせ
私自身を操って...声色の刹那
霧雨 夜
尽きるものなら尽きてしまえ
こんな命など棄てるも心残り無い
堅苦しい社会に身悶えしながら生きるのならば
僕はその柵を壊して明日を掻き消そう
不必要なのはなんだろう?
昨日 今日 明日 明後日
いらないものはさぁどれだ
希望 夢 願望 欲望
消すべきものはさてどれだ...無意味
霧雨 夜
優しい嘘で塗り固め
変わらぬ日々に憎悪を抱く
悪戯に微笑む君のように
全てが運命の元に回っているの?
枯れ木に水を 哀しみに接吻を
奉げた言葉すら嘘になる
答えを失くした僕を見て
嘲笑う彼等は唯の愚者
抑えた感情 殺した声...黒い森
霧雨 夜
紅い瞳が輝いた
蒼い瞳で訴えた
黒く染まった心で嘆いてみた
空だけが叫び返した
白かった心を潰したいと願った
全部全部わからなくなって
全部全部要らなくなって
全部全部消したくなった
黒い涙が頬を伝って...絶望
霧雨 夜
揺れる心に高まる気持ち
抱く感情夢に視て
隠し踏み出し偽って
君の心は何思う?
君を放せば軽くなるのだろうか
僕が孤立すれば軽くなるのだろうか
揺れる感情と動く心
突き動かすは無駄な想い
どうすればどうしたら...楽観主義者
霧雨 夜
仰いで堕ちて這上がる
吐気を催す"友達ゴッコ"
ドラマのようにはいかないものさ
ありきたりな思想を抱き
ありきたりな答えを見出す
変わらぬ思想と変わらぬ答え
それを繰り返すばかりのあなた
変われぬあなたはただの餓鬼
考えるだけ無駄ってやつさ...自意識過剰
霧雨 夜
言葉と言葉を繋いで
一声叫んでみる
言葉と言葉とを繕って
心の底にしまってみる
消したくても消せなくて
踏み出したいけど踏み出せなくて
輝いてるのかくすんでいるのか
それすらわからない
創ることに恐れをなして...未来
霧雨 夜
涙失くして押し殺せ
見えてたモノは消えたんだ
暗い路地裏 小さくなって
這いずり回って全てを失え
Throw Away!
全てを裏切り独りで生きろ
Throw Away!
理解者なんて必要無い
世界に孤独 消し潰せ...消失
霧雨 夜
鱗雲 突き抜けて
茜色 染め上げる
空に想い馳せてみて
僕らの世界に触れる
汚れた世界は色を失い
荒れた人々は闇を得る
軽い足取りでさまよう猫は
広い空を瞳に映して歩き去る
羊雲 ふわふわり...空へ
霧雨 夜
星の数を数えてみても
空は蒼く澄み渡ったまま
空っぽの雲が
忌々しく
カラカラと笑う
もう二度と夜は来ない
指折り
君に会う日を数えても
もう二度と君には会えない
夜の色した君の髪に触れる事も二度と叶わぬまま...月色空色
biwa:
愛は全てを救う その歌の下 僕は震えてた
耳塞ぎ蹲る 手を差し伸べてくれたのは貴方
「どうして?」訊ねる僕に首かしげ 微笑む「暴虐の天使」
囁く優しく強く 瞳に悲しみの色
「破壊する 上辺だけの愛の歌」
細い腕 強い拳 握られたる 愛の歌
誰も見向きもしない 激情の歌
襟を掴み罵る 突きつけられた...暴虐の天使
メタル淀川
流れ星ひとつ
君にあげる
願いが叶うように
君の言葉を
僕にください
「サヨナラ」じゃなくて…
気づいてくれる?
もしも世界が終わるなら
あの日の夕日をみたい
毎日一緒に歩いた放課後の...ALWAYS
airgray
貴女を見上げて僕が笑い
貴女が僕を見て 泣く
貴女はあのとき確かに
僕を
痛がってた
貴女の白い帽子
緑の木に捕まって
少し涙目の貴女は
「風が吹いたの」
「あっという間だったの」...my,dear,killer,
シュトライヒ
“マイネーム・イズ・…”
何かと並列される世の中です
何だかんだで息してます
テストの点数バロメーター
恋人はステータスデショ?
そんなんで 決まるんだよ
そんなんで 決めるんだよ
たまたま たまたま
隣に並んだ僕らは
そんなんが 嫌になってさ...スターリング
シュトライヒ
きみおもて わがみしや
つきおもて わがうらし
いとけしか ほのめしや
わがみしや てん
こいや こわれや
かなでや しろき
くもまに つくる
かぜのまに
ひそかに くゆらす
こうのいろ...よしの
cika145