タグ:歌姫戦士ボカロボット
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ボイス視点
「ノイズ、此処で待ってろ」
「兄・・・貴・・・行くつもり・・・なのか・・・」
「ああ、行くつもりだ。ノイズはまだ完全に回復してない。此処で待っていろ」
「ああ・・・分かったよ・・・。絶対に・・・ミユウさん達連れて・・・帰って来いよな・・・」
「分かったよ、ノイズ。絶対に、帰ってきてやる」...歌姫戦士ボカロボット第24話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ミユウ視点
「成る程、そんな事があったんだね…」
ボクはとりあえずララ達に全てを話した。
「ああ、それで」
「俺等はリユウちゃんを助けに行く。だろ?」
ボイスがそう言ってきた。
「うん」
「でも…それで良いの?」
ララは、意外な一言を発した。
「ララ…」...歌姫戦士ボカロボット第23話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ミユウ視点
「ひとまず、リユウの治療は終わりました。今は安静にしていれば大丈夫な筈です」
「有難う御座いました」
リユウの治療は終わり、ボクはユアさんと話している。
「ううん、私が、したくてやった事だから」
「じゃあ、ボクは、持ち場に戻ります」
「ええ、分かったわ」
「よ、ミユウ」
「…ボイス」
其...歌姫戦士ボカロボット第22話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ボイス視点
「宇宙?」
俺はユアさんに聞いた。
「ええ、宇宙。私の故郷。エンジェ星に行かなければならなくなってしまったの」
「はいは~い!それって何で~?」
次に聞いたのは甘音モカ。
「実は…悪UTAUが次に狙ってるのはエンジェ星らしいの」
「!!」
それを聞いて驚いたのはロスト・タイム。
「どうい...歌姫戦士ボカロボット第21話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ミク視点
「ネルちゃん…」
まさか、ネルちゃんが、巻き込まれてたなんて…。
「ふふふ、馬鹿ね、悔やんでも戻ってこないのに」
「ミク!あいつの言葉に耳を貸すな!」
クオ君が私に言った。
「もしネルが巻き込まれていたとしても!ソングパワー。お前の歌の力は人を傷つける物じゃないだろ!」
「クオ君…」
確か...歌姫戦士ボカロボット第20話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ミク視点
「ふふ、さあ、殺し合いを始めましょうよ」
彼女、セリー・ミオエインは言った。
「誰がそんな無意味な事をしますか!」
「あら、怖いの?死ぬのが、頼ってばかりのお子様が」
「誰も殺したくないからです!裏切り者とはいえ、かつては仲間だった者を殺せますか!」
私は彼女の言葉に反論した。
誰も殺...歌姫戦士ボカロボット第19話
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クオ視点
悪UTAUを感知する為のブザーが鳴った。
「何!悪UTAUか!」
僕は言った。
「悪UTAU・・・これって、噂をすればなんとやら、て思えば良いのかな?」
ミクは、そう言った。
「とりあえず、出撃しましょう、現在はララやマイちゃんも抜けていて戦力が低くなっている状況なので」
「分かりました!...歌姫戦士ボカロボット第18話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ミク視点
「ふむふむ・・・全員、所々ミク達に似ているわ、ユア、この台に、そこの男の子を、寝かせてくれない?」
ミリさんが、ユアさんに言う。
「わかりました。でも、この子達、どうするんですか?」
ユアさんの問いに、ミリさんは
「・・・・、ユアが、決めて。私には、決める事が出来ない」
「・・・。分かった...歌姫戦士ボカロボット第17話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
「クオ君・・・!」
私の目の前に居るのは、彼。初音ミクオだった。
彼の誕生は、4年以上前の、此処だった。
それは、亜種達の誕生する前の話。
~回想~
「VOCALOID量産計画?」
いきなり持ちかけられた話。
この話を持ちかけたのはセリー・ミオエイン。
「そうよ、貴方達は優れた機能を持った機械。それ...歌姫戦士ボカロボット第16話
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ミク視点
「・・・・・・・・・!」
目が覚めた。
また、あの夢だ。
一人ぼっちの夢。
思い出せない誰かと一緒に居た、大切な時間。
何があったとか、詳しい事は思い出せない。
ただ、誰かと一緒に居て、その後、
その人が居なくなって、一人になってしまう、寂しい夢。
「ミク姉!早くしないと、ボイストレーニ...歌姫戦士ボカロボット第15話
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マイ視点
「サウが・・・・いなくなった?」
私は、信じられなかった。
サウは、つい昨日まで居たのに。
ララちゃんを刺して、何処かへ行ってしまった。
それがユアさんから告げられた真実。
「これは、本当の事なの。信じ難いと思うけれど、私は嘘は言ってないわ。じゃあ、私は仕事があるから・・・ごめんね・・・」...歌姫戦士ボカロボット第14話
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キョウ視点
「ララちゃん、ララちゃん!」
ララちゃんは、心臓、コアのあるはずの場所が真っ赤に染まっている。
機械とは言え、人間に近く作られている。
だから、普通の人間の暮らしが出来るようになっている。
それはともかく、だから、心臓は人間と同じ場所にあって、ララちゃんは、其処を貫かれた。
無事なはずが...歌姫戦士ボカロボット第13話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
「・・・・」
目が、覚めた。
此処は、恐らくボーカロイド隊の本部だろう。
僕は、操られていたのだ。
誰かが、部屋に入ってきた。
「あ、テト。目、覚めたんだ」
其処に居たのは、ユアだった。
「ユア・・・・今、悪UTAUとの戦いが始まるのか?」
「全部、知ったのね・・・ええ、そうよ、UTAU達を取り戻す...歌姫戦士ボカロボット第12話
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ミク視点
「そう、お姉様が、見つかったのですか」
ユアさんは、私に訊く。
「はい、そうです。ルアさんが、見つかったんです」
「行かなくては、ならないです。ですが、何年ぶりの再会にになるのでしょうか」
「恐らく、5年ぶりだと思います」
「そうでしょうか、もっと、離れてたと思います。悪UTAUが出来てす...歌姫戦士ボカロボット第11話 「姉の追想」
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
「貴方は・・・・・」
「お前に、ララと一緒に居る資格なんて無い」
少年は言う。
「聞こえなかったの?もう一度言う。お前に、ララと一緒に居る資格なんて無い」
「分かってるわ、そんな事」
「なら、何故此処に来た」
「心配だからよ」
「僕が居るから、此処は心配ない。お前は、今すぐ出て行け!!」
そう言うと...歌姫戦士ボカロボット第10話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
あれから4年・・・・・・。
本当に、4年間悪UTAUは来なかった。
そして、テトとテイの目は覚めないまま。
私は、16歳になった。
もうそろそろ、悪UTAUは来るだろう。
そして、久しぶりの悪UTAUとの対立は、最悪な事で始まってしまった。
「セリさんがさらわれた!?どういうことですか!?」
「言葉...歌姫戦士ボカロボット菜9話
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ユア視点
「UTAU軍接近!亜種ボーカロイド隊は直ちに交戦してください!」
そう、オペレーターの菜理からの指示が聞こえ、亜種ボーカロイド隊に所属している亜種達は自分専用のボーレイシェンに乗り、UTAUとの交戦をしています。
そして、私はララと共に、UTAUの要塞へ強行突破する事にしました。
「ユアさ...歌姫戦士ボカロボット第8話
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ユア視点
「では、テトは此処で様子を見ておきますね。もし、まだ洗脳が解かれてないようだったら、私が何とかして見せます」
そう言ったのは、メカニックの畑野実衣(はたのみい)。
此処には、普通の人間も居て、共に此処で働いてたりします。
実衣は二つ年上のお姉さんみたいな人で、物静かな女の子…なんですが、実...歌姫戦士ボカロボット第7話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
歌姫戦士ボカロボット第6話
「テト・・・・・」
私は、変わり果てた幼き日の友人を見つめました。
悪UTAUになっている。その真実は、私に深く突き刺さります。
【どうした?ユア、そんな顔をして僕に何か用件でも?】
「いえ、悪UTAU、何を考えてるのですか?」
【全ての破壊】
彼女が、そんな事を望むはず...歌姫戦士ボカロボット第6話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
歌姫戦士ボカロボット第5話
「この子の名前は・・・・・鈴音ララ」
「いい名前ね。ララ」
私は目の前に、ショーケースに眠っている少女に名前をつけました。
私はこの子の、ララの名付け親という事になります。
「じゃあ、片方の、男の子は、どうする?」
お母様の言葉を聞いて私は、お母様に訊く。
「その、片方の...歌姫戦士ボカロボット第5話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
歌姫戦士ボカロボット第4話
ユア視点
私達はお父様の遺言どおり、地球に向かって居る途中でした。
そして、青い星、地球が見えてきました
「お姉さま!もうそろそろ、地球に着きます!」
「はい、そうですね。着陸準備を進めて下さい」
「はい」
もうそろそろ、着くのですね。私の生まれた故郷に。
地球、ミク視点...歌姫戦士ボカロボット第4話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
歌姫戦士ボカロボット第3話
「でも、もうあの時から、4年以上経ってるんだね」
「そうだね。ララちゃん。でもどうしたの?いきなり」
「キョウちゃん。いや?折角休みだから、今までの整理も兼ねて回想してみようかな~って」
今、私とキョウちゃんは、メモリールームに居る。此処は、今までのメモリーディスクのいっ...歌姫戦士ボカロボット第3話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
歌姫戦士ボカロボット第2話
折角、ミク姉達が私達に休日を作ってくれたんだから、ゆっくり楽しまないと!
「ふう、これで、書類はオッケー。これを後でユアに渡さなきゃ」
そこに、一羽の鳥と、一人の女性が入ってきた。
「ピヨ!ピヨピヨヨピヨ!?」
「『隊長殿!私共が本当に休日をもらえるとは本当か!?』と申さ...歌姫戦士ボカロボット第2話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
歌姫戦士ボカロボット
ここは、地球の中の、とある島。
そこに、私、初音ミクとボーカロイド隊と呼ばれる部隊があった。
そんな、私達の戦いの記録。
ある日の事、ドアが開いたと思うと、私の妹分、鏡音リンが出てきた。
「ミク姉、ユアさんから用事があるってお呼び出しだよ」
そう言って、リンは足早に私の部屋を後...歌姫戦士ボカロボット第1話
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
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