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才能市場 / 知声
才のない若人よ ようこそ市場へ
平凡な少年は羨む
下手な絵画を捨てた後
夢と小銭握りしめて
地図を訝しげに眺めてた
「才を買える市場」
狭い道の先 僕を出迎えていた
才能市場
僕らは 何にだってなれるさ...

愛が　立ち所渦巻き
愛が　足音鳴らす度
愛が　私を困らす時
愛は　近くにあるらしい
取りこぼさないように
その小さな御手手を広げてよく見せて
あぁ、やっぱり、やっぱり
何より、何より、柔らかくって…
未来が壊れないように、ずっと
愛しさのままにただ抱えてたくなる...

投稿はbotのふりして
本性はそっとフタをして鍵をかけた
表情態度を粧す会話
ちょっと距離をとりながら
このままの姿じゃ見せられないよ！
あなたと出逢ってまだ40秒
今のままじゃまだまだ見合わないの
あなたは許してくれちゃうけど
恥ずかしいんだやっぱ見せられないよ！

cha cha cha CHAO
マンモス級の悲しみ急に襲われちゃったり
右に向かって左に走ってねじねじしちゃお
完全対応愛全開で生きてきたのに
教えてyou know 愛っていうのインチキばっかり
say NO 甘い甘い言葉はイリュージョン
魅惑蔓延る恋愛相談　
小指立てて伸びる赤い糸は cha ...

なにかありそうで　なにもない
あの日々に　まだ囚われてるんだ
12月31日
ふと寂しくなった寒空
君に「暇？」ってメッセージを
打つのすら暇つぶしで
あの頃は良かった　なんて
あの頃に言えただろうか
あの日見た　良かったも　悪かったも
全部全部　ひっくるめられっかよ...

焼けるほど甘いもたつく毎日が
きっと何度も掃いて捨てるほど湧くと思っていた
洗い物かごからあふれていた
ぎゅっと丸く放った洋服は見ないふりをして
練りあげた期待　ひとさじ隠して
そっと目配せ　あなたの瞳に映っていた
火の消えた冷たいフライパン
三度瞬き　その身が温まりますように
それはよく混ざり合っ...

Crocus. (BPM : 90)
生きづらいって泣いてんの
どうしようもないって嘆（な）いてんの
どっちつかずの僕を愛して
報われる日なんてなかったから
生き損なってしまったんだ多分
如何にイカれ以下で苦しんでんの
逝かず生かず今も苦しんでんの
まあしょーもないわね
情もないわね...

嗚呼
やり切れなくてやるせない
悲観主義生活にサヨナラ
さえも出来ない、なれば反転
袋小路で踊れ
闇が晴れるまで！
駄々をこね回せど神成れず
独り立たされた我々は
転び方も知らなくて
今日もまた誰かが死んでいった。...

降り始めた雫はもう
激しく街に　音を立てて
不安の影　忍び寄るも
譲れないんだ　今はもう
不幸の色　
染まりかけて
溺れそうでも
もがき続け　
進み続け
ただ手を伸ばす...

ありがとう　
今日までそばにいたこと忘れない　
込み上げた想い隠して　
舞い降りたひとひらの雪　
昨日より風が冷たく感じてた
背伸びして着たセーターは
あの時のまま恋をしていた
つないだ手と手の隙間から
零れぬよう握りしめた　
ずっとそっと守ってた...

降り立った朝のホームで
また少し下を向いてる
代わり映えのしない
疲れた日々に　
折れそうにもなるけれど
変わらぬ速度で
走り続けてる
呆れるほどに
今も追いかけてる
この蒼さの彼方へ...

曖昧な　最愛が　苛立たせるのよ
突き刺す覚悟で来なさい　
そつのない音階辿って
またその指使いね
甘ったるい　旋律なんていらないわ
気づけば午前零時
あなたの残り香拭い
けだるいソファーに縋り付く
ゆるい風に抱かれ
消し去られてゆく...

夕陽浴衣を染め落ちゆく
尻尾二つ忍ばせながら
ちょいと兄さん
寄っておいで
提灯灯すにゃ
まだ早い
からかいは半分さ
嘘ってほど性悪じゃない
研いだ爪は隠して
さあ夢の中へと参りましょう...

しんとして冷たい　瑠璃色の絵の具に
ぽっかりと浮かんだ　淡い白
遠くからやってきた　灯りが描いた絵は
点と線つないだ　ものがたり
堤防に寝ころび　見上げた深い青は
音もなく　すべてを包み込む
過ぎていく時間を忘れて　目を凝らせば
銀色に横切る　ながれぼし
あのころと同じ　静かな夜空（そら）
まぶたを...

ぐるぐる繰り返している同じこと
飽きもしないでよくやれるもんだ
効率よくとか生産性とか
難しい事はどうでもいいの
何も考えず進めてく
１２時間後の出口を求めて
余計な思考は何もいらないのさ
すべてを無にして
ぐるぐるまわって
時計の針を１秒ずつ進めていって...

ただただ歩いている
いつもの見慣れた道から逃げるように
通りすぎる店に転がった歌を摘みながら
繰り返す世界に落書きして
くだらない悪戯しよう
少しでいい
少しだけでいい
昨日とはどこか違う今日に
とぼとぼ歩いている
行く宛もないけどここにいたくなくて...

不確かな色で見えているもの 聞いているもの 触れているもの
「分かり合えない」に浸った僕が 選んだ"現実"さ。
悲惨な代役でしかないのは知っているけど
…知っているけど
過去に囚われたままの心の無残な顛末さ
嗚呼　僕を　君を 切り離す為に創られた歌！
なんて絶対性、センセーション
さよならも言えずに...

魔法はどうすりゃ解けんの
あばら骨 鉄の箍
何のためにつけたものかも忘れて
おもちゃ箱「くしゃみを出せ！」
漁るのは過去の飴
秒針がまた首を絞めるよ、眠らなくちゃ
街を這うカラフルな
血管はまだ軋まぬ
頭の中 花咲く前 その手鳴らせ
人知れず描いた夢想を...

しゃったぁちゃんす！
決めるかみわざ
狙うすたーのざ
ナンセンス的ざざざ
9%ドクロ空いたニュームと
開放的ピンボケがリアル
空腹と無欲の足並みが揃う
ガワかぶって写れりゃそれでいい
りんごろりーころりんこ
ころりんごろりーころりんこ...

いつかの夜に
置いてきた記憶の欠片が
あの日のまま 離れないのは
「言葉って難しいね。
本当に伝えたいことは言葉にできない。」
そう言って笑う君と
曇天に登ってく足音、話し声、ネオン街
答えのないこと
水を差す合間
何回目の今日でまたすれ違う...

『夢追い人』
否定されるかもしれませんが　馬鹿にされるかもしれませんが
紛れもない僕のパパとママ　僕にもやっと夢ができました
僕の歌で誰かを救いたい　僕の歌で君を慰めたい
不安にさせるとは思いますが　どうかそばで見守ってください
周り奴らは応援されてて　自分には味方なんていない
僕はただ見ているだけ...

だれもがもつ
輝く瞳の先で
持ちきれないほどに
ユメを与えてくれた
輝きへと届くと信じる私
受け取ったユメ
視えると思って
届かないことに
目をそっとそらす
もう一度だけ...

「もういいかい？」の合図は
カラスの群れに消えてった 草むらの密室
5時丁度のチャイムは 都会の声に馴染んでた
コンクリートに息を潜めて
「まあだだよ」と大声で呼ぶのは
照れくさいなんて思わないのに
何でこんなにも声が震えるのだろう？
頭の中は空のまま時は過ぎて
少しばかりの配慮で無くなった冒険心...

全てが消えればいい
口元は震えたまま
靴を脱ぎ捨て
カバンも捨てて
1人なろうって言った
全てが終わればいい
降り続く雨の音さえ
聞こえないまま
優しい言葉
もう言えないな...

A)
つまらないメロディ　書き潰しエブリディ
美しいシンパシー　気づかないアイロニー
綺麗に並べた言葉じゃ響かない
流れ流されるだけの日々はやめたんでしょ
A‘)
カナリアが唄った　歌は愛の詩(うた)か
それよりか叫んだ　別れの詩だった？
スタートがどこか　判らないなんて
揺らし揺らされた吊り橋の上...

あの夜に　LILIESが咲き乱れる庭
夢と恋も痛いない　言って　ずっと　言って
ねー
「おはよう」　いつも言ってるよ　君微笑み
草原に寝転んで雲を見る
静かな夜が　僕たち時間になった
愛の夜　君はVIVID
言って　ずっと　言って
ねー
月明かりに照らされ　優美に咲くか？...

「ハレ」
死んだ土竜を
端へ転がして
刹那
影法師もさ
「虚しいね」
なんて。
何を手向けに
しても苦しくて
刹那...

ぬるい風が促すから　遠回りして帰ろう
揺れる水面　流すひかり
遠いオレンジ　日が伸びたな
根雪のような決意だった　
結局また　同じだったな…
桜　まだ、見てなかったな
待っている間に　散ってしまった
「はやく、はやく」急かす　街角
流れる　ざわめく　もう　いない声
はじまりの　気配がした！...

朝の6時に、きみの家のチャイム鳴らして
逃げたのはそれはぼくだよ　ごめんね
きみのぴかぴかの上履きを体育倉庫に隠したのは
それはぼくだよ　ごめんね
ごめんね　
ぼくみたいのが、きみを好きになって
ごめんね　ごめんね
仲良しの友だちがくれた
お気に入りのシャープペンシル盗んだのは
それはぼくだよ　ごめ...

静寂が雨音に　暴かれる Midnight
ハンドル握るその手にいつかの傷（サイン）
通り過ぎるヘッドライトが　輪郭なぞっても
本当のこと見えなかった
優しい台詞と　甘い言葉
そんなものに包まれてたいの
幻想でいい　衝動のまま愛を求めた
二人 All the night　星も見えない
こんな Rain...