あわもみじの投稿作品一覧
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「ようこそ」とは言えない世界で
君はどう生きていくんだろう
「ようこそ」とは言えない私は
今までどう生きてきたんだろう
誇れるものは何もない。それは世界も同じ。
そんな他人任せな祈りをしてきただけだろう
平成も終わり「今」が過去となる
君にとって私も過去の人になるんだね
私は構わない
不幸や不安は過...まどろみのうた
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早まっているのは君の鼓動か僕の呼吸か
そんなものどうだって良いから
君の大事なものをカチ割らせてよ
高まっているのは世界情勢か近隣地区か
そんなものどうにもならないから
僕の手が染まった理由を話してよ
いつの世も役に立つのはサバイバル術
これは目の前の君に教えてもらったことだったのに
最後の別れは簡...血と鉛
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私は何で出来ているんだろう
小学生のようなことを思うのは きっと
小学生の頃を覚えていないから
一語一句覚えていないから
女の子は お砂糖で
男の子は カエルのしっぽで
そんな馬鹿な話を信じないのは誰かが教えてくれたから
私は何で出来ているんだろう
水分で出来ている、と答えないのは きっと
ひねくれ...わたしをおしえて
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歓楽街を東奔西走
夜の世界は歓迎態勢
人々は彼女をこう呼ぶ
「「「DIVA!」」」
黒い艶髪ベニ色ルージュ
赤い目光らせ腰振りレイディ
人々は彼女をこう呼ぶ
「「「MUSE!」」」
その歌声は闇夜を駆け回り
名もない男たちを侍らした...RED DIVA
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朝の日差しを綺麗だと思う
沈む夕日も綺麗だと思う
朝の日差しを煩わしいと思う
沈む夕日に泣くこともある
何が正解なんて無い
どちらも貴方で素敵でしょう?
それでも正解を求める。命が飽和している、この時代は
諦めるくらいなら、頑張ってみろ
だなんて、
貴方は「頑張った」ことがあるのかい...最も生きにくい世界の中で
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生きていくこと
はじまりは何だったのか
生きていくこと
そこには理論も倫理も無かったのだろう
イキモノが最初に望んだモノは、きっと他のイノチだろう
殺すことに道しるべなんか無い
生きることに理論なんて要らない
イキモノが高度に望むモノは、きっと道しるべだろう
進むことに自分の心なんか無い
生きること...めまぐるしい世界の中で
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君の声が聴きたいよ
脳を侵す花結びの言葉
君の声が響くころ
欲はひとつ増えていく
「ワガママ」が嫌いな女は
自分を封じる天才でした
縁の切れ目は生産性ということを知っていたから
きっかけはきっと一瞬で
明日には忘れてしまうようなもので
それでも心は覚えてる...恋のうた
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歪な情景
澄んだ美空に
寂れた埃小屋
喉が渇いて
渇望して
何も分からなくなる
今にも涙が零れそうな自尊意識を保て
心慰めるものなどあってはならないのだから
嗚呼ヤマザクラいつ見ても薄汚れた君よ
古来から君は何を感じてきたのだろう...ヤマザクラ
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例えばメールのそれぞれが、かけがえのないモノだとする
何でここまで左右されるのか
自分に腹が立ってくるね
例えばこれまでの数々が、かけがえのないモノだとする
何でこれまで悩んできたのか
急にバカバカしくなるよね
自分が自分で無くなることが恋ならば
どうやって恋をすれば良いのだろう
雪 花 言葉
全て...ラブソング
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「つぶやき」という行為すこしは慣れたかな
その数は100と10000と様々だけど
こんなにも言葉を溜め込んでいたのかと
「口下手なんだ」と綺麗な言葉で言ってみる
そこは現実よりもリアルで溢れているね
戸惑う日々
確実に悲鳴をあげているよ
僕の心のやわらかい部分がさ
それを文字にしてみると
マァ、ナン...言葉を紡ぐこと
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一つ歩けること
一つ息を吐けること
二つ歩けること
二つ呼吸ができること
ビー玉の破片が足に刺さる
流れる血が埃と混ざっていく
なんて幸せなこと
なんて幸せなこと
何かしら抱いて抱いて眠るまで
私は星でも数えようか...ガーベラ
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風に揺れる4本の旗
田んぼの横のお花の畑
ここには誇れるものは無い
お店探すのも苦労して
風に揺れる城跡の旗
田んぼの横の小菊の畑
ここには人の轍がある
お店が建つと寂しくて
生まれた場所は隣の町だけど
ふるさとってのはここなんだろう...還る場所
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夜空のうみに浮かぶ星 七色放つおつきさま
少し溜まったためいき キミの息と同時に風にとけるよ
ここからだと遠くまで見えるね 夜の虹も、キミの毛並みも
大きな瞳に映るわたし きっと、とてもひどい顔だろう
虹の光を受けていたのは わたしも同じだと
足についた土をはらったら また明日(あす)も歩いてゆける...歌詞募集用
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君は「苦労した」って言う
僕は何もしないけど
君がただそう言うから
僕はただ不安になる
何がホント正しいのか
僕には分からないよ
だけどほんのひと握り
僕はそうキライになる
土に埋めても、燃やしても、犬が食べても
無くなってくれないんだ...ミカシアン
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自分を認めない自虐心と
認めることを認めない自尊心は
拮抗していくつものガラスをつくった
ガラスは息をする度あわれ
泡が入って砕かれてその末路
失敗作としていくつものゴミになった
夢も希望もないもんだ
---光ガアレバ大丈夫
夢も希望すらもないもんだ
---詩人ヲ気取ルナ原石チャン...ステンドグラス
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僕に何ができるんだと
無い物ねだり ナイ ナイ ナイ
初めて交わした約束は
弾けて消えて バイ バイ バイ
ごめんね
朝が来るって嬉しくて
「昨日も生きてこられた」んだと
夜が来るって怯えてて
「明日は生きていられるのか」と
それでも君は悲しむから 落ち込むから...耐える人
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きらめく星座も
流れる草花も
確証なんて無いじゃない
あれは赤色、あれは青色、そこにあるのはいつか見た黄色
何故か分かるの。ずっと教えられてきた、そういうモノなんだって
見た目は硬そう。
やっぱり硬い。
でも形は、色は?合ってるの?
きらめく星座も
流れる草花も...シキモウテン
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「目の前が真っ暗になった」なんて
定番すぎる言葉はお嫌いかしら?
「明日合わせる顔が無い」なんて
怠慢すぎる態度は偏屈かしら?
なにもかもを無かったことにして
今、心臓の花は咲き乱れる
いいよ、いいよ、それでいいから
だからどうか諦めないで
いいよ、いいよ、それでいいから
嫌いになってくれて構わない...1/19の後悔
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草笛の言の葉が遠くに響いていく
果てもないこの音は何処まで行くのだろう
ガラスの中に納まる君の写真に思い馳せ
「あぁカミサマ」と何度願えばいいのだろう
途方もない約束の後
心に刻まれた傷の跡
待たせれる私の指は深爪に
どうせ何処かにいるのでしょう?
根拠もないひとりごとだけど
何も無い空気の中より...鈍色ざくら
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霞む星と朝から勤務の月が本気を出す頃
僕は君を殺さないといけないんだね
入れ替わるとはそういうこと
「毎日」とは新しくなるものだから会うことは無い
僕は君の、君は僕の代わりに入る
入れ替わるとはそういうこと
日が沈むまでは僕だけど、明日の僕は僕じゃない
「毎日とは新しくなるものだから」
「こんばんは...エンドレス=ループ
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赤子を抱き上げるよりも軽やかに昇る白い息は
くるくると幾重も弧を描く
手から放った紙飛行機は水を含んで落ちていく
パパが作ってくれたものなのに
それは呼吸ができるほどの速さで、
何もしないで消えていく
霜の中で凍った蛇のようだ
でもそれはドライフラワーとは違うもので、
何でしょう?何だろうね
一瞬で...0318
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「今宵は月が綺麗ですね」
誰もいない坂道で呟いた
流れてくる曲を口ずさみ
「うるさい」と叱られ続けても
流れる曲の間に眠りこけ
「通り過ぎた」と呆れられても
夕日が沈んだら悲しいかい?
ならば何が悲しくない?
叶えてあげるよ
「今宵は月が綺麗ですね」...月
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大概 曖昧 隅っこに配置
要らない 使わない あらやだ不憫
イライラ できない 貴方に代わり
言ってあげようか?
「I miss you!」
くらくら弾けて気泡にナル
頭が弾けて壊れそうよ
貴方はただただ引き籠って
コードを千切ってしまったから
先頭 集団 トップで走り...Q
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燃え盛る炎のように
無限波紋の水のように
心を揺らす言の葉の
綴り方を私は忘れた
日が暮れる闇夜のような
星を照らす反射板のような
心を映す言の葉の
紡ぎ方を貴方に届けたい
いつかこの手から滑り落ちて
私を置いてゆくのなら...指先の歌
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特に何も無い日々
死にたい理由も生きたい理由も
何もないけれど生きるのが
辛いのは何故なんだろう
特に何も無い僕
傷つく理由も悲しむ根拠も
何もないけれど無いことが
辛いのはどうしてなんだろう
こんなことを言うと人に怒られるから
何も言えない日々過ごして...損得の天秤
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目の前に居る"ボク"が笑うと
何故か"僕"もつられて笑う
それが仮面を付ければ解けると思ったけど
もう遅くて
足元を掬われそうになると
じゃあね、と手を差し伸べてくれる
それが矛盾した優しさだと気付いた時には
もう遅くて
もう独りよがりなマジックミラーは疲れたから
いっそのこと壊してくれと叫んでみた...コンプレックスミラー
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清(さや)かに流れ落ちる清水の音を聞きながら
ひらりと舞う紅葉の葉はまだ幼く
実が落ちても秋は浅く生命も蠢いたまま
されど震える小鹿の子はもう儚く
水を欲すその鮮やかさ
何も要らぬ言葉も要らぬ
それを個々と呼ばぬものなら
この世の万物は影の物
嗚呼、雨の群れが燕の閨を打ち続ける頃
四季折々の花の二色...流れは緩やかに
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唯一無二だと言われてもきっとどこかに落とし穴
だってそうでしょ?
黒に紛れてしまえば人だって闇になる
高価な物だと言われてもきっとどこかに潜んでる
邪なモノ
闇に染まってしまえば人なんて脆い物
連結して繋がっても
僕の心臓には届かないよ
、届かないんだ
いつもの風景に一つ何かを添えよう...黒真珠
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いずれ無くなる僕らの居場所
それはハズレだ。ただの虫食い穴
僕も少しは考えたけれど
陳腐な言葉しか出てこないもんだ
幼いころよく探した幸せの四葉のクローバー
今わかる。あれはただの草。
陳腐な劣等感
草ですら奉られるのに僕は此処で何ができただろう
脳を狂わす、催涙弾みたいな書類を。
小瓶に全部詰め込...クローバーシンドローム
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競争率が高いわけでもなく
見目麗しいわけでもないから
急がなくて良いとわかってるのに
どうしてどうして焦るのかなあ!?
全く優しいわけでもなく
手を差し伸べてくれるわけでもないから
気遣う必要なんてないと知ってるのに
どうしてどうして焦らすかなあ!?
夜にピークになる気持ちは朝になると微弱になる
こ...アップポップ