ブックマークした作品
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「ねぇ兄さん、ここはどこかな…」
暗いクライ森の中、そこにいるであろう人物に問いかける。
先程から同じような質問ばかりしている。
たったひとりの頼れるひとを、困らせてはいないだろうか…不安になる。
「大丈夫、ここは僕らがよく知ってる森の中だよ。暗いから怖いけど、じっとしていれば大丈夫さ」
なのに、兄...【置き去り月夜抄】仲良し双子と暗い森【二次創作】

ゆるりー
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#39「しるるとテト」
前回のあらすじ
彼らは……私に【さよなら】と言った……
「…………ト………テ………テト…………テトってば!!」
私は誰かに呼ばれて、上体をばっと起こす
「もう……なんでこんなところで寝てるの?」
「し……しるる?」
私の目の前にはしるるがいた
「え、あ、そ、そうだ!!」
私は...みんなにインタビュー(仮)#最終回

しるる
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#38「さよならとテト」
前回のあらすじ
深夜0時を回り、彼らが帰ると言いだした
そして、彼らは「次はない」といった
さらに「私たちはデータ本体ではなく、データの削りカスみたいなもの」とも……
「削りカス……?い、一体、どういうことですか」
私には彼らの言葉を理解できない
すると、カイトさんが前に一...みんなにインタビュー(仮)#38

しるる
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*前回までのあらすじ*
脱出とかおもしろそうだよね!
「脱獄する、だって?」
レンが少し驚いたように言う。
だがそれよりも、俺はさっきのあらすじについて文句を言いたい。
いや、脱獄っていうのも驚いたけどさ。
「脱獄、ね…この『13943号室』から、逃げ出すことはできないんじゃなかったか?」
そう。
...13943号室 3【自己解釈】

ゆるりー
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「…どうしたんだ、あいつ…」
リントは走り去って行ったレンカの後を見送って、シャーペンをペンケースにしまい、立ち上がってリンを見下ろすと、
「ごめん、帰るわ。…後はレンに教えてもらえ」
「うん…。仕方ないね。ありがと」
リントはすばやくスクールバッグをリュックのように背負うと、流石の運動神経で、...Some First Loves 10

リオン
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「カイトさん」
俺は、現世に戻りカイトに会いにいった。
「グミヤか、戻ってきたのか?」
「もう、こんなことやめてください。 どうせメイコさんのためなんでしょう?」
カイトは顔を歪め、俺を睨みつけた。
「お前に何が分かる?お前に……」
今にも襲い掛かってきそうなカイトを、ある声がピタリと止めた。
「カ...Bloody Girl 17 【完】

甘菜
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「雲・・・綺麗だなぁ~。」
空に浮かぶ雲を見て、川沿いに立つ少女は呟く。
綺麗なエメラルド色の髪の毛をなびかせて。
フワフワと自由に何も気にせず流れていく雲。
現実とは全く別の世界。
何ものにも縛られず、自分の思うように過ごせる。
窮屈な世界と広く自由な世界。
近くて遠い世界。
手を伸ばしたら届きそ...パーツ

甘菜
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部屋中に広がるあの香り。喉まで這い上がってきた吐瀉物となるものをまた胃に戻す作業はこれで5回目。血に染まったソファに平然と座り、紅茶を啜る彼女。僕は床にコンビニの袋を放り投げ、そんな彼女に、ゆっくりと近づくき、横に腰掛ける。
「あら、ミクオ。どうかしたの?」
「どうしたの、ってこっちの台詞だよ。この...11/11

なのこ
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花鳥風月
春過ぎて、夏が来て、花開いて
秋過ぎて、冬が来て 儚く散る
移ろうは、四季の色、生命の色
時を廻りて、あなたの元へ
幼いころ指切りをして 交わした約束は、
握ったあなたの手の中、今もずっと 残してる
桜の舞い散る、春の日や、
雨露に濡れた、梅雨の日も
季節が彩る表情は、淡く儚く...花鳥風月-Full ver-

かぐらP
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-監禁-
考えてみれば。
ふと、レンは思う。
毎回毎回、こんなクダリでのこのこと敵前に進み出ては、毎回毎回こんな風に捕らえられて、毎回毎回酷い目に合っている気がする。それでもって、多分この後レオンとかその辺りと面会ターイムに入って、何か危なくなって、リンとかが入って...鏡の悪魔Ⅲ 10

リオン
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目が覚めても、視界は真っ暗だった。
「…なんだ、ここは?」
よく見ると、周りが完全な暗闇ではないということがわかった。
うっすらと見える扉らしきものを殴ってみるが、拳に痛みが走るだけだ。
なんなのだ?理由がわからない。確かなことは…
この空間に、閉じ込められてしまったということだ。
「気がついたか...13943号室【自己解釈】

ゆるりー
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ぶわぁ。
「―…!」
桃色の花弁が風に舞い、僕の視界を埋め尽くす。それは少しの間続き、ようやく前が見えるようなった時だった。桜の木の下に整然と立ち、空を見上げる少女を見つけたのは。
…花の精、かと思った。
頭の中に浮かぶ、現実ではありえない考えを振り払う。だが、それくらい、彼女からは不思議な...桜吹雪のあとで

結菜
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こうして一緒にいるときは
自然と笑顔になれる
いつでも皆がそろえば
楽しく感じられる
こうして出会えたことは
奇跡だと思っているよ
一億も超える確率で
一緒に笑える奇跡
偶然の中で生きて
泣いて 笑え 夢でも見てやろうぜ...ぼかおん! 歌詞

tagami 絵師さん動画師さん募集中
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君に出会う前の ずっと前の僕は
世界のカタチも知らなくて
でも今は君が 教えてくれた
季節の色を 確かめてる
いつものように笑ってみせる君は
どれだけの痛みを隠してるの?
君の事を全部 分かれない僕は
頷くことしか出来ないけど
君の笑顔や 不器用な涙も
そばで見られる今を 僕は...【曲募集中】 『Tomorrow(仮)』 茨城より。

たぐい
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#30-4「みんな!大好き!」
ライブが終わった後のグミの控室
そこにはグミとカイト達、そしてミクがいた
「みんな!久しぶり!」
ミクが笑顔でそう言った
「ミク姉!!」
「ミクちゃ~ん!!」
リンがミクに飛びついた
それに便乗してリリィも飛びつく
ミクが2人の頭をなでる...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー4

しるる
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大和撫子、咲き誇れ
作詞、作曲、編曲、かぐらP
浅き夢みし 恋に酔う華
思ひ焦がれて 幾年越へて
実り迎えず 散り逝くならば
せめてあなたに 散らされて
あゝ 凛と鮮やかに
咲いて、咲いて、咲き誇る華
あゝ 泣くこと無かれ
恋をする乙女は強くあれ...大和撫子、咲き誇れ

かぐらP
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#6-4「みんなお見通し」
一方、レンにネルのことを任せて、ミクを連れ出したリンはというと
「リンちゃん…相談っていうのは?」
「え?あぁ!そうだった!えーとねー。うーんとねー。」
リンはそこのところ何も考えてなかった
「分かってるわ。…あの場所から、私とネルさんを離すためでしょ」
当然、ミクにはお...みんなでボーカロイド観察(仮)#6-4

しるる
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テスト勉強。掃除。資料まとめに提出課題。
“大体それで良いんじゃないの”
全部丁寧に徹夜してでもやり遂げようとする私に、ルキがいつも掛ける言葉。
“適当だって良いんじゃないの”
全部を完璧にやるなんて、時間も気力も脳も足りない。
“少し不安残したほうが、楽しく生きられるんじゃない?”
気楽そうに、無...【ルカ誕】最後はきっと、非論理的【No Logic自己解釈】

芽莉沙
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「…あれ」
イヤホンから流れ出したメロディに、私は首をひねった。
「この曲、って、こんな曲だったっけ…?」
<ボーナスステージ>
「おーい、リン?」
急に肩を叩かれて、私はびくっと体を震わせた。
コート越しでも不意打ちは辛い。掛けられたのは知っている声だったから、驚きは素早く怒りに変換された。...ボーナスステージ

翔破
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どこから来たか。
どんな姿をしているか。
誰も知らない。
悪い夢を食べてくれる、夢喰い白黒バク。
冗談じゃない。そんな甘い話は──お伽噺の中だけさ。
これはこれは、可愛い御嬢さん。
僕を呼んだのは君かな?
え、「呼んでない」って?酷いなあ。
でも願ったはずだよ?悩みがあるんじゃない...(自己解釈)夢喰い白黒バク

音猫姫
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調子に乗るなバカ!
<こっち見ろBaby!>
丁寧に髪の毛を梳いて、リボンの位置を直す。いつもと違う髪型って、どうしてこう変な感じがするんだろう。
っていうかこれ、私に似合ってるのかな。
もしかしてあのバカの言葉に踊らされてるだけなんじゃないの?私が都合良く勘違いしちゃっただけとか。
...こっち見ろBaby!

翔破
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突然だけど、私、神様なんだ。
例えば、ね?
私が初めて賽を振った人の人生はとっても退屈だった。
だから私、すぐに飽きちゃったの。
次の人の人生はやりたい放題!
万引き飲酒は当たり前。ポリには毎度毎度お世話になったしね。
でもあんまりやりすぎちゃったから、そのうち勝手に死んじゃった。
3回目の人生は毒...↑人生ゲーム↓【自己解釈】

みるふぃーゆ。
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「まあ、とりあえず、夕飯にするけど…。何食べる?」
レンは既に家になじみ始めているグミに聞いた。
「ビーフストロガノフ!」
「無理。」
「えー…。最近はまってるテレビでちょくちょく出てくるんだけど…」
「その話グミヤから聞いた。もうあいつをいじめないであげて」
例の怪しい子供向け番組だ。
あの...Some First Loves 22

リオン
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「ねぇ、リン、早く起きてよ。朝だよ?………今日はさ、ちょっと出かけない?」
レンのこの一言が、今日の始まり。
「うわっはー!!いーい天気だなぁぁー!!」
空は晴天。周りはイルミネーションで一杯。まだ明るいから点灯してないけど。
今日は、12月27日。クリスマスはもう過ぎたけど、まだライトなどの飾りは...デートとバカとヘタレと誕生日

アストリア@生きてるよ
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それは、今から少し――十年ほど前のクリスマス。
「…レンはぁ?」
ぷぅっと頬を膨らませて、小さなリンは不満を全面に押し出して言った。
「レン君はマスターとお仕事。レン君がんばってるから、リンちゃんもがんばって我慢して、ね」
どうにか妹をなだめようとするミクだったが、そんな理屈でハイそうですかと...リンは変わらない。

リオン
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俺に声なんて必要だったのかな。
私は目を丸くした。
その発言主であるレン君は静かに繰り返す。
「俺に声なんて必要だったのかな」
「・・・それは、必要なんじゃないかなぁ」
だってそもそも私達は歌うために存在しているんだから、声が無かったら大変なことになるんじゃないだろうか。
―――レン君、何かあったの...恋とはどんなものかしら

翔破
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ゆっくりとした時間が流れる。
鏡音リンは窓の外に目を向けた。飛行機雲。
転校生。この時期に珍しい。
そう思いながら、レンは柔らかな雰囲気を醸し出す少女が、教卓の横であわあわと自己紹介をしているのを見ていた。柔らかそうな大きなポニーテールと、少し垂れ気味の目元、スカイブルーの瞳が印象的な美少女...Some First Loves 1

リオン
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「もしやり直せるなら…また二人で夏祭りの花火でも、見に行きたいね」
あなたはそう言ったね。
でも、やり直すなんて、もう無理だよ。
あなたは、私のこのリボルバーで、消えてしまったもの。
でも、心配しないで。
きっと、またすぐに会えるから。
だって、「ずっといっしょにいようね」って、
あなたはずっと、言...【七つの大罪】最後の狙撃師と大罪者たち【二次創作】

ゆるりー
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「ねぇねぇ、レンっ!!これ見て~」
「ん?なにソレ」
そういってリンが見せてきたのは、チラシだった。
そこには、「ハッピーハロウィン」という文字と、、顔の形にくり抜かれたかぼちゃのイラストが描かれていた。
「ほら、もうすぐハロウィンだよ!」
「うん、そーだね。………何かやるの?」
面白いことなら乗る...ハッピーハロウィーン

アストリア@生きてるよ
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「ねえねえ」
「ん?何」
私の声に、雑誌を読みながら適当に答えるレン。
まあ答えてくれただけいいけど…もうちょっと答えようがないのかな。人間関係って大切なんだから!
でもそんな抗議は口にせず、ひとまず横に置いておく。本題に入らないと。
「この番号ってさぁ」
レンに左肩を見せるようにしながら、問う。
...心配ご無用!

翔破
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