タグ:カイマス
127件
「へえーじゃ、そのお友達のおかげで、今日ここに来てくれることになったってわけなんだね。それは感謝しないといけないなぁ。」
雑談すること30分余り。話し始めると意外と話のネタがあることに気づいて、初対面ではあったがそう気まずくなることなく時間を過ごすことができた。それに、沙羅はそんなにおしゃべりな方...深海のメモリー ~2. 冷凍処理された音色(後)~
翼翠
「商談入ったから、フロアよろしくね!」
店員について店の中に入ると、その男は近くにいた店内のスタッフにそう声をかけてから奥に続く別室へと沙羅を案内した。どうもただの店員にしては軽い印象の人物だとは思ったが、どうやらこの男はここの店長らしい。アンドロイドというのは新しい分野のため、若い世代が突出して...深海のメモリー ~2. 冷凍処理された音色(中)~
翼翠
(…どうしよう…)
戸惑った顔のワンちゃんとカイコ。それに慌てた顔のマスター…俺は、一体どんな顔をすればいい?
…あぁ、泣きそうな顔をしているんだろうな。
カイコやワンちゃんに励まされて、必死に告白しようとがんばった。のに…そんなチョコ、食べられる訳ないじゃないですか…
「ち...我が家のバレンタイン大作戦―4【KAITO・KAIKO・ワンちゃん】
美穂
獅子座だったか射手座だったか、細かい事は忘れたが。
観測史上最大規模だというその流星群は、人々を即席の天文ファンに仕立て上げ、ネットの動画サイトでも生中継された。
星に願いを。
濃藍の夜空を降り頻るシューティングスターに、幾多の人々の、数多の思いが託される。
それは、電子の闇夜でも。
そ...星に願いを -唐突な奇跡に対する、幾つかの事例-【兄誕2012*第4夜】
藍流
2がつ14か、はれ。
きょうは”ばれんたいん”だって、ねーねがいっていました。にーにはますたーのチョコがとってもほしいみたいです。ずっとれいぞうこのまえにすわっています。そうそう、きょうはぼくらの”たんじょうび”だそうです。
たんじょうびって、なんだろう?ぼくにはわかりません。
「にー...我が家のバレンタイン大作戦!―3【KAITO・KAIKO・ワンちゃん】
美穂
「…カイト、いい加減諦めたら?」
いまだに冷蔵庫の前でへたり込んでいるカイトに私は声をかけた。
「い、いいじゃん。ほっといてよカイコ」
カイトは慌てて私の手を払う。…目が赤く腫れている。
「カイト、無理してるでしょ」
「…ほっといて」
「………」
私は黙ってカイトの隣に座った。
「あのさぁ、素直に...我が家のバレンタイン大作戦―2【KAITO・KAIKO・ワンちゃん】
美穂
あっという間に、今日という日がやって来てしまった。
「ど、どうしようぅ…」
自分でもこんな弱気な面を出すのは初めて…だと思う。
…俺がこの家に来てから、早1ヶ月ちょい。
それなのに、残酷にもこの日はやって来た。
「あれ、カイト…?…なんで冷蔵庫の前なんかに…」
「カっ、カイ...我が家のバレンタイン大作戦―1【KAITO・KAIKO・ワンちゃん】
美穂
胸の奥で、或いは脳裏の向こうで。さわさわと、さざめくような感じがする。夢現で聞く街の音のように、明け方の夢の尻尾のように、とても近いのに掴めないところで。俺をくすぐるそれは、多分『KAITO』なら皆が今感じている筈だ。それは歓びの声。倖せの歌。
今日は、特別な日だから。
* * * *...2.14 ~Sweet*2~【兄誕2012*第1夜】
藍流
寒さが一層厳しくなるこの時期は出かけるのも億劫で、カーテンの隙間から零れるように差す朝日など見ないフリをして布団に潜ったままでいたい。そう思うのは人間だけではないのか、カイトもまた何度目かの寝返りを打った。
しかし、時折布団の中から聞こえる溜め息は、ただ単に寒さを嘆いてくるまっているようには見え...2月14日
安堂那津
※諸注意
・カイト×マスター(女性)
・妄想による世界観
・オリキャラ満載
・カイトは『アプリケーションソフト・VOCALOID・KAITO』の販促用に開発されたキャンペーン・イメージロイド(?)機械的な扱い、表現を含む
・女性マスターの一人称が『オレ』
恐らくツッコミ処満載ですが、エンターテーメン...シャングリラ・最終話~機転と歓喜と謀(ハカリゴト)~【カイマス】
akira
※諸注意
・カイト×マスター(女性)
・妄想による世界観
・オリキャラ満載
・カイトは『アプリケーションソフト・VOCALOID・KAITO』の販促用に開発されたキャンペーン・イメージロイド(?)機械的な扱い、表現を含む
・女性マスターの一人称が『オレ』
恐らくツッコミ処満載ですが、エンターテーメン...シャングリラ・第十九話~暴走~【カイマス】
akira
図書館勤務を始めて1年余り、そろそろ仕事にも馴染んで、色々な事に目を向ける余裕もできてきた。常連さんの顔を覚えて、見かければ挨拶を交わすようになったり。棚を眺めてあちらこちらと歩く人が目当ての本を探しているのか、のんびりと気の合う本との出会いを待っているのかの区別が何となくつくようになったり。
...かれらが番(つがい)であるように ~チーズケーキと少女~
藍流
※『シャングリラ』シリーズの流れを汲んでいます。
ご存じない方は、先に本編を読んでいただくことをお薦めします。
シャングリラ・ある日のひとコマ⑲
※再三の下着ネタ…すみません、これで最後にしますので、許してください;
「あの…篠武さん、これを…、」
「んー?何、…って、どうしたんだこれ…下着!!??...シャングリラ・ある日のひとコマ⑲【カイマス】
akira
※『シャングリラ』シリーズの流れを汲んでいます。
ご存じない方は、先に本編を読んでいただくことをお薦めします。
シャングリラ・ある日のひとコマ⑰
※ある日のひとコマ⑯の続き
「…んー、…ふぁ、あー、よく寝た、」
「おはようございます、篠武さん、」
「あれ?…ん?オレ、なんでソファの上でカイトに抱かれ...シャングリラ・ある日のひとコマ⑰【カイマス】
akira
※『シャングリラ』シリーズの流れを汲んでいます。
ご存じない方は、先に本編を読んでいただくことをお薦めします。
シャングリラ・ある日のひとコマ⑫
「カイトはさ、オレが好き?…あ、大雑把な意味合いで、」
「はい、好きです、」
「ふぅん。いつから?」
「目覚めて、初めて目にしたときに、好ましいものの項目...シャングリラ・ある日のひとコマ⑫【カイマス】
akira
※『シャングリラ』シリーズの流れを汲んでいます。
ご存じない方は、先に本編を読んでいただくことをお薦めします。
シャングリラ・ある日のひとコマ⑩
「ちょっと出かけてくる。カイトは留守番な、」
「…何処に行くんですか?」
「んー?街にある行きつけの店に。買い物があるんだ。…カイトは施設内から出すなって...シャングリラ・ある日のひとコマ⑩【カイマス】
akira
※『シャングリラ』シリーズの流れを汲んでいます。
ご存じない方は、先に本編を読んでいただくことをお薦めします。
シャングリラ・ある日のひとコマ④
「何を見ているんですか?」
「んー?動画サイト。…ほら、アプリのカイト君が世間様にどう扱われてるか、ちょっと参考にね、」
「…オレも、それらに近付くよう努...シャングリラ・ある日のひとコマ④【カイマス】
akira
「あら……ふふ、懐かしい」
手の中で透けるメモリーキューブを覗き込んで、部屋の主は目を細めた。緩く纏めた白い髪を柔らかに肩へと流した、穏やかな雰囲気の老婦人だ。ちょこんと載せた眼鏡が、何とはなしに愛らしい。
「マスター? 何か良いものでも見付けました?」
微笑みを浮かべて問うたのは、ヒトに在らざ...『いつかの話』
藍流
「マスター、マスター。訊いてもいいですか?」
「うん? なぁに、カイト」
「えっと、ですね。マスターは、俺のこと……どれくらい、好き、ですか?」
「『どれくらい』? 難しい事言うね、カイト。そうだなぁ……『春に浮き立つ気持ちと同じくらい』、とか?」
「わ、わかるような、わからないような」
「他の言い...『あなたと、しあわせ』【カイマスSS】
藍流
※諸注意
・カイト×マスター(女性)
・妄想による世界観
・オリキャラ満載
・カイトは『アプリケーションソフト・VOCALOID・KAITO』の販促用に開発されたキャンペーン・イメージロイド(?)機械的な扱い、表現を含む
・女性マスターの一人称が『オレ』
恐らくツッコミ処満載ですが、エンターテーメン...シャングリラ・第一話~日々~【カイマス】
akira
待ち望んでいた春が来た。
まろく柔らかくなった風は何処か甘く、陽射しは愛しく頬を撫でるようで、訳も無く胸が弾む。
「ご機嫌ですね、マスター」
隣を歩くカイトが、嬉しげに目を細める。それでまた歓びが湧き上がって、絡めた指にきゅっと小さく力を籠めた。
「わぁ。良い具合に咲いてるね。満開にはちょっと...『桜霞の路を、君と往く』
藍流
BL・カイマス要素が苦手な方は全力で逃げてください。
マスター。
俺は、 俺は…
「マースターーー!早く起きてください!!朝ですよ!」
俺の朝、これはいつも通りで、、、、
「あと10分んん」
「さっきもそれ言って、30分経ってます!早く起きてください!」
そう、いつも通り。
...カイマス 【腐向け】
卑魔神
「カイト、ご相談ー」
「はいっ、マスター! えへへ、マスターに『相談』してもらえるって、何だか嬉しいです」
「……可愛いなぁカイトは……っと、あのね。デジカメ買おうと思うんだけど、どれが良いかな」
「え、デジカメ……ですか? マスター、機械苦手なのに珍しいですね」
「あはは。携帯のカメラさえ殆ど使わ...『with you』【カイマスSS】
藍流
「最近また冷えるねぇ。これじゃあ桜はまだ先かな」
「桜……好きなんですか、マスター」
「うん、好き。桜が開花すると一気に華やぐ気がするなぁ」
「そうなんですか。俺、まだ実物は見た事無いんですよね。データは持ってますけど」
「あぁ、そうなんだね。じゃあカイト、春になったら桜並木お散歩しようね」
「はい...『春待ち、春想い』【カイマスSS】
藍流
俺のマスターは、百の笑顔を持つ人だ。
穏やかに微笑んで、悪戯めいて瞳を煌めかせて、堪えきれないように吹き出して、楽しそうに声を上げて、染み入るように柔らかく、
疲れた時にはへにゃりと、悩んでいる時は少し情けないような顔で、悲しい時には眉を下げ、それでも口の端を少し上げて、
――いつでも、マス...『smile』【カイマスSS】
藍流
「ねぇ、カイト」
「はい、マスター。何でしょう?」
「もし何でもひとつだけ願いが叶うなら、カイトは何を願う?」
「何でもひとつ、ですか?」
「そう。何でも、ひとつだけ」
「そうですね……それだったら……」
「うん」
「『宇宙で一番、マスターを幸せにできる力が欲しい』――かなぁ」
「カイトの、願いだよ...『もしもの話』【カイマスSS】
藍流
ちょっとすみません、誰か!
誰か誰か、聞いて下さいよもう!!
きっと世界で、宇宙で一番、しあわせなKAITOの話です!
って言うか俺なんですけど、あぁもうやばい、回路が弾け飛びそう。ホント誰か聞いて、って誰もいないし(当然だけどね此処マスターのお家だし、こんな時間に『誰か』いたりしたら大問題...Special happiness☆Miracle day【兄誕*第1夜】
藍流
1.
1月も半ばを過ぎて、街の其処此処が鮮やかなハートで飾られ出した。
「もうバレンタインの準備か……年々開始が早くなるなぁ」
見るともなしに眺めつつ、私はどうしようかな、なんて考える。手作りするのは決定にしても、何作ろう。あれ、でもカイト的にはチョコよりアイスの方がいいのかな。だったらアイスケ...Honey, sweet honey【兄誕*前夜祭】
藍流
この世界は、気づけばたくさんの数がある。
1つの世界に執着していると、それになかなか気づけない。例えば・・・。
「マスター、起きて下さい」
朝日の光が入り浸る空間の中で、声が聞こえる。
この世界は電子世界と呼ばれる、たくさんの世界の中の1つである。
「あー・・・、起きたくなーい! 起更かし決行!!」...ボーカロイドとマスター。それを包み込むは、世界。
もごもご犬
注意書きみたいなもの↓
この先は、マスカイやらカイマスやら趣味的なものを含んでいます。
それでもいいよという方のみ、お読み下さい♪...【注意!】 作品書いてたら、カイトがやって来た。 【カイマス風味】
もごもご犬