ブクマつながり
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喉を傷めた曇りの日
音無い声大人しくも
呻き疲れ翳りの陽
映り込んだ窓に自分
何気ない日常はいつでも
無味乾燥、時に甘く
液晶越しの他人事も
ひと瞬き、刹那苦く
知らず突き飛ばした子どものように
不意に知る喉の痛み...はらりらら
一色
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もうなんにも聞こえない、ね。
どうしてだか君を待ってる
そして声を失くすから
ささくれだった雨の夜を
すくって、すくって
突き刺すような馨りはあの日の群青
戻れないの?ああそうさ、戻らないよ
嘗て憶えた名前を繰り返し た
「早くふやけてしまえよ。」
嘘まで吐いて。...花底に水の束
かぼちゃを下さい
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「眠れないの」 あなた 心配そうに
大きな掌で 髪を撫でたね
やさしくするけれど 痛いんでしょう
似てきた掌で そっと触れたの
ああ ああ
寝付けないと あなた 子供みたいに
何かしら話していたがったよね
面白い話を聞かせて、だとか
怖いのは嫌って 云っても聞かない
煩わしく思えたこと 面倒そうに出...D.D,W.L
かぼちゃを下さい
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滲む群青、どうか此の儘溶けないで
もう一生何處にも行かない傷ばかり
私は逡巡して
白む梔子、どうぞ其の儘咲ってて
より一層可愛く映った嘘ばかり
零れたひと、散り時
貴方以外の救いなど要りません
長い睫毛がまた明日も濡れたならいいですね
揺蕩う声は恐らく今日限りで
二十五時には別の人に成っている、成っ...云わないで
かぼちゃを下さい
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もしも あなたを海が
深く沈めてしまったら
投げた四肢に 体温を 削り取って与える
灰を 悲しい風が
遠く攫ってしまったら
冷えた骨に くちづけを 繰り返して眠ろう
降り注ぐ光が わたしを照らしても
風化したそれでは 呼吸ができなくて
あの器具で生かして
有り触れた気休めで良い...光合成
かぼちゃを下さい
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あの愛情 そんな口上
わたし受け入れず あなた押し付けず
柔軟なミステリアスボーイ
お前じゃなきゃ駄目って云う癖に
お前がいいんだよって云う癖に
傷付け合ったわからずや
「やさしかった」じゃ意味無いや
曖昧 三センチ
まだ 心地良かった 日を覚えてる
その感情 どんな対応?...曖昧センチメートル
かぼちゃを下さい
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夕暮れ時のアンダーガール
君、探すのだ コールドフィンガー
のばらのアパートメントで落ち合って
何処か消えた人、雨に好かれてた
サヨナラ サヨナラ ロンリーラビット
あーあ、レインマン
その愛ひと齧り 甘いばかり
さあ、アンブレラ
あのまま捕まえて 離さなけりゃ
よかったんだろーか。...レインマン
かぼちゃを下さい
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浸かった指 君まで届かず
ぼやけた視界 掌で覆った
何百回目かの強がりを
雨で流して、流して
千切れた青に目が霞む。
沈んでく君が
足りない上肢が
蝕んだ声が
此処で蹲っていて
落ちていく夕日が...水葬
かぼちゃを下さい
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その内 あのメリーゴーランドも
あっさりと 止まって
退廃的な シーラカンスになり
嘘さえ 凍る
知らないとでも思っていたの?
世界は今日も 果てているって
あなたの胃袋に隠れて朝を待ちたい
そして排出される頃 溶けた躰を麻酔に浸して
一秒先の未来だって あっという間に過去になる
廃れてしまうから...ナトリウム
かぼちゃを下さい
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浮かべた椿が水に良く映えた
沈む躰を纏う温度
負わせた火傷がやけに鮮明で
莫迦げた恋だと嗤ってみる
揺れて、触れて、藻掻いて 御免ね
愛す真似はした
貴方が綺麗だ
35℃8分の無様な体温 嗚呼 救いが無い
嘯く唇
これ以上の拙い言葉は 立入禁止さ...サカナ
かぼちゃを下さい
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Aメロ
緑の雲 黄金(コガネ)の天井
白紫(ハクシ)の森の虚(ウロ)のなか
石の卵に 落とした命
ひび割れ 生まれた 雛
Bメロ
ふたごの片翼 二人で独り
荒れた花壇 真ん中で
ゆうらん ゆらん
ゆら ゆらり...音色絵本
一色
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揺蕩う四十度
逆らう本能と
五日の他人
其れは其れは 優しい牙で
朱い朱い 彼女を噛んで
終わり際に 仰いました
「御縁があれば、其の時に」
泳ぐ様に 騒ぐ様に 喘ぐ様に
或いは宛ら恋の様に 散る
然様ならと 云った癖に 自ずと二人...浴槽心中
かぼちゃを下さい
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私に接吻ける貴方のこと
ずっと前から嫌いでした
木星が騒ぐ夜に目を覚ます
引き出しの青いペンで日を記す
所詮は人目に晒すまでもない
ありふれたララバイですからして
閉ざす
貴方はきっと知っているのだ
私が風船でできていること
誰かの吐いた空気を今日も...融呼吸
吹憐
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あなたに逢えるかと 昨日
瞼を閉じてみたばかり
呆れているかな それとも
さよならを云いに来ました
平気だなんて口にして
だけど本当は 嫌だな
もう少し あの人に
もたれ掛かって 話をして
あと少し その腕で
ぎゅっと抱いていてほしい...瞼
かぼちゃを下さい
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空っぽの鳥籠に 響く生命(いのち)の詩(うた)
口ずさんでこのメロディー 誰に届けようか
夜の空に融けていった 流れ星に
二人だけの合図がぼくらをつないでた
四角いフレームの空しか知らず
自由に羽ばたく鳥に憧れた
そんな君が初めて知った空は
限りない蒼色
流れる雲の速さを知り
風の匂いで季節を感じて...空ノ鳥籠
CHica
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誤ってしまった
心臓から抉り出したお前が
絡まってしまった
嗚呼
退屈な泳ぎを
呆れる程繰り返した海底
救いなどあって堪るものか
あのとき、攫い損ねた一行に
纏う埃を払ったんだ
お前はもう戻らないと謂うのに...揺蕩う
かぼちゃを下さい
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落下した海底が
傷はどうした、と、云うから
「ああ、それなら今さっきあの娘にあげてきたよ。」
そう 半円をぶら下げた、
のです。
離れなくてもいいように、
離れなくてもいいように。
だけど、
そろそろ留まれないみたいなんだ
この下肢はずたずたで痛いのに...海岸の人
かぼちゃを下さい
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掻き集めた理想郷を
組み立てた檻で
わたしはまた 弱く、囀った
止め処ない雨の中
絞められた首に
もう少しだけ 強く、残ればいい
消せないように。
昨日以上が無いのなら
昨日以上は要らないから
あ、終わってく...それは確かな愛でした
かぼちゃを下さい
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あんなこと聞いたから
言葉一つで
心を枕に濡らしてみた
風船 ふくらますように 怒って
蛇口 ひねったみたいに 泣いて
ちくたく 時計はせわしく 進んで
居場所も何もどこにもないのに
目が眩めば 間もなくテイク2
そういえば留守番電話
何件もあったんだ...午後から雨が降る
なまぎ
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声 エコー
メロウ アロー
射て 凍て 居て。
吐露 ドロー
苦労 スロー
ハロハロ ハロー。
師走が云わす寒さか知らん
もういい いい いい 云え、いいから。
うざったいじゃん 野暮ったいじゃん
その手を引いてよ...ジレンマシティ
かぼちゃを下さい
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ねむりこんだ午後を
うなじに風撫ぜ
空、足が浮かび
「拾いにゆこうか」
少し外れ路、より道。
ふらりと
春の風はあまく
夏の水庭の涼や
ひねもす影の裏で見た
あめ色の味、なんて...【salさん作曲】Four Colors【歌詞応募】
一色
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「母さん水は甘いんか?」って
言ったぼくに苦い顔する
「水に味なんあるかいな」って
まともに聞いちゃくれなかった
排斥で成り立つ世界で
汚いほどに真白くなる水
いつかの誰かに伝えたいんだ
水にだって味があったって
「真の真水は甘いんや」、と
語る白髪のおっさんおって...あまみず
一色
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段々思い出せなくなる、あなた
まぶたの裏 焼き付いた光景
剥がれず
きっと泣いてしまう
わかっているから離せなかった
きっと最後になる
わかっていたのに離したかった
あの人はどっちだ
ねえこのまま溶けてくんだろ
その内忘れてしまうんだろ...Blind
かぼちゃを下さい
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パチリとまばたき瞬き辺り
しやなりしゃなりに歩いてありんす
かみなりが鳴りに枕並べて(なべて)
髪なり指なりしならせありんす
花の盛りは一時(ひととき)瞬き
まばたき羽ばたき様はてふてふ(蝶々)
わっちにあっちは眩しいようで
やれ我が蜜ほど苦くはあらん
「わっちに花など似合いやせん」
「されど並みの...花盗人宵待話(はなぬすびとよいまちばなし)
一色
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わたしの瞳がビデヲだったら 良いのに
それなら何一つ零さずに
あなたを此処に写し取る
わたしの瞳がカメラだったら 良いのに
それならシャッターを切る度に
あなたを切り取り、残せた
あなたの癖を覚えましょう
離れていても大丈夫なように
あなたに花を捧げましょう
今では悲しくなるだけの...花とレコード
かぼちゃを下さい
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あの水泡がはぜるまでに
十数えられたら
明日は晴れる
この珈琲が冷める間
本を読みきれたら
飴を食べよう
ささやかなまじないを
夜毎かける
あの秒針がまわる間
息を止められたら...(((non title)))
吹憐
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履き違えたか履きつぶしたか
僕の靴底は薄っぺらい
君の足跡が無い道で
なにかを探し歩くしかない
道から道まで 遠い場所へ
何かに急かされてるみたい
立ち止まって見える景色じゃ
物足りなくなるからと
懐かしく感じる声 忘れることから
逃げない君のもとへ 歩いていこう...Shoe sole Love?
なまぎ
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煤けた約束を払う手は
きっと今でも変わりない癖に
傷んだ永遠を補うには
まだ足りないと瞑目する午後
瞼を捲れば蘇る 慈しむべき花壇をなぞって
あなたの不在を誤魔化せると思った
渇いた口実の貰い手は
ずっと全てを知っていた癖に
軋んだ静寂が疎ましくて
まだ気付かないふりをしたんだ...永遠に似た人
かぼちゃを下さい
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君が笑えば 星が瞬き
花は静かに 喜び歌う
薔薇色の背に 何見て眠れ
かわいい君よ おやすみなさい
目醒めの時も あなたの傍に
君が生まれた 宵は煌き
ただ待ち倦ね 育み抱く
天色の瞳に 何見て眠れ
いとしい君よ おやすみなさい
いついつまでも あなたの傍に...薔薇色の世界 ( へべれけさん作曲 )【オリジナル】
なゆたゆな
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君のこと好きだよ
死んでも多分好きです
ごめんね
光などなくても
ひたすら君を探せる
本当さ
すべての雨を凌いで
笑わせてやりたいのに
ばらの花が 咲くように
笑う君を 思い出す...ばら
かぼちゃを下さい
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程度をすぎれば 白線の向こうで
君が笑って手をふるから
駆け寄ってみれば レプリカだったらしく
君は笑顔を崩しやしない
交差点で踏み外して
空に落ちてく 世界が転がる、転がる
ボロボロなココロ 見せて
泣いてしまえば 傷口ふさがる
山際に沈む
窓際を叩く ...オレンジレイニードロップ
なまぎ
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夜明けのたび 幕開ける旅立ち
憧れ どれだけ 詰めこんでも軽くて
涙ののち 書き記した現在地
愛しく思える 日のために
ときには臆病 情けない姿でも
過去の僕が選んだんだ
この足で立つために
熱い胸に灯す勇気
いまはほんの少しでもいいさ
果てない道は続く...◎ ブレイブストーリー
かなき
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悲しいのですか
散らばってる、構造
悲しいのですよ
燻るから、残像
その名前 もう思い出せない
千回も きっと呼んだのに
この記憶 もう増やせないんだ
有り触れた 続きを待つけれど
期待して捲る次の頁
弾けてしまうソーダみたいだ...207頁目のソーダ水
かぼちゃを下さい
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アモルナ リオーナ
聞かせておくれ
金の小鳥の独り言
生まれなかったお伽噺は
いつの夜明けに歩き出す
テルミア ルガート
教えておくれ
シュガーポットの片隅で
囁くならば時計の針も
立ち止まるような不思議な話...小鳥売りの歌
吹憐
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伸び過ぎた爪は時の所為にして
削りもせず歩き出した
縫い付けた声を指折り数えて
棘は抜かず嘘を吐いた
沈み出した夕日は極当たり前に美しいね
思い出したい筈のあなたの温度を今日も僕は
描けずに居る
助けてくれなくていい
その心臓は置いてって
失くしてしまってもいい...爪痕
かぼちゃを下さい
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群青に瞑目の五秒間
昼下がりの少女模倣中
あの時落とした記憶の所為
染みの消えない制服
偶然に瞠目の五秒間
夜明け前の瞳擬装中
寄せては返す波のよう
夏が溶けたら行こう
水際投げたキス
御伽噺のスパイダー...ブルー・ブルー・ヘヴン
かぼちゃを下さい
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道行くケモノ のけ者だもの
いらないモノの 残り物なの
惨めなケモノ 真夜中だもの
知らんぷりした 女のケモノ
手を取り合って Bye-bye・lullaby
振り向きあって 目を閉じちゃって
冷めた唇 温めあって
互いの隙間に乗っかって
青い項にkissをする
道行くケモノ 軒並みだもの...シタタカダモノ
一色
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取り敢えず踊ろうか 終わるまで、ハニイ。
踝に一輪の 花飾り
取り敢えず神様が 眠るまで、どうか。
淑やかなこの匂いに酔い痴れる
土に埋もれた四肢を抱いた
花の冠 結ばれた茎
鮮明だけど失った
その亡骸が冷たいのです
喪服模したドレス纏い
枯れて果てた其れを想う...花葬
かぼちゃを下さい
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なんかの本で 読んだんだ
ぼくらは星が 元来だ
ランダム点で 転がって
こんがらがって こんなんだ
すごい やばい 奇跡 なのに
深夜にぽんと 考えた
確率論の 展開だ
プレミア物の 当選が
どうなってって こうなった?
えらく ひどい 女神 がいる...ブンザイ
らいらい
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世界中の蒼をこぼして
誰かが描いた夕暮れ
防波堤に寝転んで
半分の月を見ていた
深く沈んでいく一日だ
その境界に何を見る?
どこまでいっても悩ましい
そんな僕らにさよならだ
夏を告げる風が吹けば
会えない理由はないし...僕と宇宙とボールペン
ますぽん
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そんなに 遠くないような未来
土に手を引かれる日がきたら
この指 丁寧に齧りとって
あなたの標本にしてほしい
捲り続けた 本のページ
壁の染みも 下手な文字も
その手の中で透ければいい
身勝手なお願いを 訊いてほしいの
そうやって わたしを留めたら
ありったけのあなたで 泣いてください...透明標本
桃華なゆた・灯下箱
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目覚める前に僕ら
何を約束したろうか
唇にのせた歌を
枷のように重ねあって
夢見る日々に僕ら
何を誓っただろうか
爪先に絡む水で
真っ白に溶け出すその有無
いつから生まれていたの?
不意に鼓膜を震わせて...神様のいない庭
吹憐
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いらっしゃいませ、お客様
ご利用ありがとうございます
まだ見ぬ更なる高みまで
エレベーター・ガールがお連れします
手始めに57階へご案内
人がかすむ景色をご覧にいれましょう
天辺が見えないほど 高くそびえるこの塔
▲(上り)はこのエレベーター ご愛用くださいませ
ひたすらに一方通行(ワンウェイ)な▲...エレベーター・ガール 【コラボしました】
5(ゐつ)
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止まった時計の ひび割れたガラスを
指先なぞって 一人そっと目を閉じる
ぴかぴかの白い靴 洗っても落ちない染み
チョコボール金エンジェル ハズレくじ確率論
揺れる 揺れる 揺れる
何を映す
泣きたくなるような青 果てのない空と未来
それは確かにあった 私は覚えてる
季節は救いのよに 全てを消してくけ...果てのない空
フゥ
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『colorFruit』(カラフルーツ)
(今から始まる wonder land)
(これは取りたてな物語)
(そして語り継いでく destiny)
(どこもかしこ食べごろかな let's take the world)
どうぞ こちらから
今日のご予定は?
早くしないとさ “秘密”逃しちゃうから
...『colorFruit』
へっぽこなGrau(近況:生きてます
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ベランダに差し込む
オレンジを見ていた
ポケットの飴玉を一粒
唇に押し込んで頬張る
ひとり地下の改札を潜り抜けたら
君を迎えに行く
賑やかな町は急ぎ足に
それぞれの後悔を引き摺る
昨日流した涙も
笑顔の理由も上手く隠したまま...東京ノエル
鶏
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万屋 陰陽 仕事は九字切り
受けた依頼は 果たします
呪い返しに 悪霊退治
式神召喚 してみます? (してみます?)
今宵も お客が訪ねて来ました (訪ねて来ました)
はてさて依頼の 内容は?(内容は?)
*憎っくき 花魁 恋敵
丑の刻参り 藁人形
(やっちゃダメダメ それはダメ)
...我は紫 陰陽師
ブラックダリア
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陽の昇るこの街で
ヨダカは荒野に帰る
灰の降りそそいだ
朝日の眠るこの街
泥水をすすっても
ウチらは生きていた
赤茶けた掌
固い肌のぬくもり
少女はイマを見つめ
父の背中に寄った...【いっこうさん作曲】ヨダカ-in the end of under wild -(仮)【歌詞応募】
一色