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61件
ウィザー、聞こえますか
僕の声は、今もここに
夏の庭に、冬の窓辺に
聞こえますか、聞こえますか
萎れてく君を見たんだ
焦がれるほど望んだ日差しの中
太陽を睨みつけながら
潤いを失っていくようだ
最後に雨が降ったのはいつ
最後に夢を語ったのはいつ...wither!
ゴン
12:00
学校(中高一貫みたいな)の昼休み
CUL
「昼休みだぜーっ!ゆかりーん、遊ぼうぜ遊ぼう遊ぼうー!」
ゆかり
「ああ、CULちゃんにリンちゃん。いいですよ、何しましょうか?」
リン
「トランプやろーっ!」
ゆかり
「わかりました、負けませんからね。それにしても、わざわざ中等部からきてくれた...【SS】モテモテゆかりん
Arc
3時間後。
リビング
みんな
「・・・・・・・・・」
レン
「おい・・・誰かなんか喋れよ。もう3時間ほど無音のままだぞ」
IA
「いや・・・みんなGUMIさんの事が心配で仕方ないんだと思いますよ~・・・」
ミク
「風邪なんて滅多に引かないはずのGUMIさんがあそこまでダウンしちゃう、ってなると、ねえ...【SS】GUMIさんが風邪を引いたようです。【後編】
Arc
リビング
マスター
「ミ、ッックー!おっはよー!!」
ミク
「わ、おはよ。・・・今日のマスター、テンション高いね」
マスター
「ゆかりんも、おっはよー!!」
ゆかり
「お、おはようございます・・・何かあったんですか?」
マスター...【SS】GUMIさんが風邪を引いたようです。【前編】
Arc
5:30
玄関
マスター
「ふぁ・・・あれ?誰かいる、早朝なのに・・・」
GUMI
「いっちにー、さんしー」
マスター
「あれ?GUMIさんじゃん。おはよう」
GUMI
「ちぃーッス、マスター。もう起きたッスか?」...ランニンGUMIさん
Arc
マスター
「む~・・・」
ゆかり
「マスター、なんで唸ってるんですか?」
マスター
「あ、ゆかりさん。いや、マジスパの招待券をもらったんだけどね」
ゆかり
「マジスパって、なんです?」
マスター
「あ、そっか。ゆかりさんはマジスパ行ったことなかったっけ。すごく美味しいスープカレーのお店があって、僕達...【SS】マジスパっておいしいよね
Arc
GUMI
「よッス!みんなー、今日も良い五月晴れッスよー!」
Lily
「おー。姉貴、おはよー。マスターもおはよー」
マスター
「ん、おはよー。GUMIさんは今日も元気全開だねー」
GUMI
「当ったり前ッスよ!GUMIさんの取り柄は元気と笑顔とゴーグルって相場が決まってるッス!」
Lily
「その...いんたね姉妹がどたばたしてるだけ
Arc
CUL
「だよなーゆかりんお前もそう思うよなーでさーそいつってばさー」
ゆかり
「ええそうですねはいそうですともおっしゃるとおりですね」
Lily
「・・・」
CUL
「あっルカさんじゃんちーっす今日もおっぱいおっきいなー」
ルカ
「CULさんマグロの遠洋漁業に出かけませんこと運が良ければ3年で帰っ...CULさんって元気が空回りしてそうだよね
Arc
GUMI
「マ、ッスター!今日も歌わせるッス!GUMIさんは歌いたくて歌いたくて仕方ないッス!!」
マスター
(今のはマスターと言いたかったのか単にッスと言いたかっただけなのか)
「うん、いいよー。とりあえずスタジオ入ろっか?」
GUMI
「了解ッス!今日はどんな曲を歌わせてくれるッスか!?」
マス...元気ハツラツぅ?系女子GUMIさん
Arc
秋の夜長のくつろぎタイム。
ルカとアウはリビングに二人、それぞれに思い思いの時間を過ごしていた。
ルカはテレビを見ながらファッション雑誌をパラパラとめくり、たまに聞こえる芸人の大袈裟なリアクションにクスッと笑って、気に入った記事を後ろのソファーに寝そべるアウへほらこれ、と開いて見せようとする。
一方...アウが好きなもの
みとまく
『妹』
静まり返る寝室。
電気もつけず、妹がすぅすぅと、小さな寝息をたてて、僕のベッドに寝転んでいた。
「ぐっすり眠ってるな……」
我が妹ながら、端正な顔のつくりをしている。
枕元で乱れた繊細な髪の毛の線が、幾筋にも広がっている。
流れるような艶めく髪をたどってみても、先にあるのは毛先だけだった...妹
白夜まゆ
激情ストイック
富士の樹海では、実際のところ、方位磁石は狂わないのだという。
調子を合わせることよりも、狂う方がとても簡単で容易い。距離の測り方も、関係性も崩してしまうことの方が楽で脆く、そして呆気無い。
くっついてみたいと思うのは簡単で、でも実際には難しい。彼と私の距離は、物理的な距離は近か...激情ストイック
さよ/高橋澪
ビターチョコレート
「リン、チョコ食べる?」
ソファーに寝転んで雑誌を読んでいたリンに、ルカがそういえばと声をかけてきた。
「うん!食べる食べる!」
甘いものに目がないリンは、もちろん元気よく即答した。パッと起き上がってルカの側に駆け寄る。
「ふふっ、そう言うと思ったわ。はい、あーん」
にっこり微笑...ビターチョコレート
tomo
女「そんなぁ……」
男「どうした?」
女「私今日の恋愛運最悪だよ……」
男「占いかよ……」
女「占いを舐めるべからずだよ、男君!!」
男「気にしたら本当にそうなるぞ」
女「だったらいいんだけど……」
男「ん、先輩からメールか」
女「嫌な予感……」
男「……今週の土曜に緊急の会議が入るだとよ」...【SS】 31 占い
みんちあ
女「へい、元気かい!!」
男「まぁ一応な」
女「みてみて!!」
男「ほう……。振袖の写真か。また随分懐かしいものを」
女「掃除してたら出てきたんだよ」
男「そういえば今日は成人式だったな」
女「私にもこんな時期があったんだなぁ」
男「お前4年前だろうが」
女「楽しかったなぁ……あの時」
男「……そう...【SS】 30 成人式
みんちあ
心が辛い
この気持ちを抱える事が
胸が苦しい
想いに押し潰されそうで
どうしてだろう
きっかけなんて些細で
何故なんだろう
初めは考えもしなかった
僕にとって大切な
君という一人の存在が...独白
欠陥品
女「男君っ!!」
男「……何だその荷物は」
女「さあ、なんでしょう?」
男「知るか」
女「もう……新年なのにテンション低いね」
男「お前が高いんだよ」
女「お正月と言ったらこれでしょ!!」
男「……すごろく?」
女「そう!! 女特製のすごろくだよ!!」
男「それを聞いてやる気が失せた」...【SS】 29 すごろく
みんちあ
女「あけましておめでとー!! 男君!!」
男「あぁ、おめでとな」
女「新年早々だよ!? テンションあげていこうよ!!」
男「この寒い中あがるかよ」
女「寒がりの私が頑張ってるのに……」
男「それこの人の山、いつから動いてないんだこれ?」
女「その分ずっと男君といれるね//」
男「おいおい、女はこのま...【SS】 28 初詣
みんちあ
女「たのもー!!」
男「おい、急にはいってくるな!!」
女「こほ……。何かほこりっぽい」
男「今掃除中だ」
女「こんな大晦日に?」
男「掃除ってのは年末にやる物だろ」
女「私はもう済ませちゃったよ、褒めて//」
男「邪魔だから帰ってくれ」
女「酷い!! 私も力になるよ!!」
男「毎年お前そう言ってる...【SS】 27 大掃除
みんちあ
おかしいのは分かってる
今日は自分も誕生日なのに
でも変に思われても
それでも祝いたかった
君と一緒に生まれた日を
君が生まれてきたこの日を
マスターやテトさんには
たくさん祝って貰ったけど
僕は君の誕生日を
まだ祝ってないから...たとえ、同じ日でも
欠陥品
女「男君、男君、メリークリスマス!!」
男「……何だその格好は?」
女「ミニスカサンタだよ//」
男「お前その格好が許されるのは大学生までだぞ」
女「女性に年齢の話はタブーだよ、男君」
男「いいから着替えて来い」
女「ティッシュ配りの人とかいるじゃんか」
男「あれは制服みたいなもんだ」
女「コンビ...【SS】 26 クリスマス
みんちあ
女「男君、ケータイ鳴ってるよ」
男「お、そうか」
女「もしや女!?」
男「仕事の同僚からだ」
女「その言い方だとまだ女の可能性が捨てきれてない!!」
男「ったく、ならメール見るか?」
女「え、いいの?」
男「その方が早いだろ」
女「見ないでおく!!」
男「別に遠慮しなくてもいいんだぞ」...【SS】 25 携帯
みんちあ
それは、ひぐらしが鳴き止んでしばらく後の事だった。
爽やかな太陽の残り香と鼻を衝くアルコール臭が漂う真っ白な部屋に、僕の僅かな息遣いだけが響いて、溶けていく。開け放たれた窓の外は、とっくに暗闇に呑み込まれていて、僕に無情な時間の経過を提示する。
そこには、僕と、丸椅子と、ベッドがあった。つい先...余韻嫋々
はつ♂
男「ほう、出張か」
女「だから今週末はデート出来ない……」
男「何で女が寂しそうな顔するんだ」
女「男君は私とデート出来なくてもいいんだ!?」
男「仕方ないだろうが」
女「それはそうなんだけど……」
男「寂しがって欲しいと」
女「うんっ」
男「わー、寂しいなー」
女「棒読みじゃん!!」...【SS】 24 女の出張
みんちあ
女「男君、滑りにいこう!!」
男「……状況の把握に三分くれ」
女「その三分がもったいない!! リンクが私を呼んでるよ!」
男「つまり、スケートに行きたいと」
女「いえす!!」
男「女、お前スケートしたことあったっけ?」
女「……ない」
男「転ぶと痛いぞ」
女「……頑張るもん」
男「それに寒いぞ」...【SS】 23 スケート
みんちあ
女「ふーん……」
男「何してるんだ?」
女「パソコンで小説読んでたんだよ。だけど全然ダメ」
男「面白くないのか?」
女「心に響いて来ないんだよ、男君!!」
男「何キャラなんだお前は」
女「書き手も自己満足じゃなくて、もう少し読み手を意識してほしいものだよ、全く」
男「じゃあ女ならどんな物語を書くんだ...【SS】 22 小説
みんちあ
女「ええっ、合コンに行く!?」
男「知らない内に参加させられてた」
女「だ、だめだめ!! 取り消して!!」
男「どう足掻いても無理だった」
女「足掻き足りないだけだよ!!」
男「それにいるだけでいいって言われたしな」
女「黙っていてもメスは寄ってきます!!」
男「それに上司の言うことだったし、強く断...【SS】 21 合コン
みんちあ
女「寒いねっ」
男「狭いんだから出てけよ」
女「女はこたつで丸くなるっ」
男「お前こたつに入るだけの為に来たのか」
女「もちのろん!! 冬といったらこたつだよ」
男「お前ん家も十分暖かいだろうが」
女「分かってないね。男君。日本の冬といったらこたつにみかんだよ」
男「そういやみかんがないな」
女「男...【SS】 20 こたつ
みんちあ
女「という訳で男君!!」
男「何だよ」
女「どんな服着てほしい!? 色々取り寄せてあるよ!!」
男「別に何でもいい」
女「何でもいいなんて失礼な!! じゃあ凄く際どいミニスカートでもいいのか!!」
男「お前そんな服持ってるのか?」
女「男君を誘惑する時に着ようかなって」
男「どんな時だよ」
女「せっ...【SS】 19 ファッションショー
みんちあ
男「女、来たぞ」
女「開けていいよ」
ガチャ。
女「お帰りなさいませご主人様っ」
男「……何してるんだ」
女「メイドだよ?」
男「そんなの見ればわかる。問題なのはどうしてお前がそれを着てるのかってことだ」
女「もうすぐ12月でしょ? それに先駆けて掃除してたら出て来たんだよ」
男「……あぁ、文化祭の...【SS】 18 コスプレ
みんちあ