ブクマつながり
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注意書き
これは、拙作『ロミオとシンデレラ』の外伝です。
カイト視点で、外伝その二十四【母の立場】の直後の話となります。
したがって、それまでの話を読んでから、お読み下さい。
【それぞれの形】
なんであんなこと、言っちゃったんだろう。
めーちゃんからの電話を強引に終わらせた後、僕はひた...ロミオとシンデレラ 外伝その二十五【それぞれの形】
目白皐月
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演劇部の連中に、学祭は抽象的な演出で『ロミオとジュリエット』をやることにに決めたというと、反対意見もなく、あっさり決まった。一点を除いて。
まあ平たく言うと、部長が部を私物化するのはどうかという点だ。これは確かに言われても仕方がない。話し合った結果、文化祭は二日に亘るので、主役はダブルキャストに...アナザー:ロミオとシンデレラ 第五十六話【それは自然で不思議なもの】
目白皐月
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クオと初音さんが昼食を薦めてくれたので、昼は初音さんのところでご馳走になった。二人とも、気が咎めているらしい。二人のせいじゃないんだが。って、今日はこんなことばかり考えているな。
昼を食べ終えると、俺は帰宅した。心の中にがらんどうの場所ができて、そこに風が吹き込んでいるような気分だ。……平たく言...アナザー:ロミオとシンデレラ 第六十一話【塔の中の姫君】
目白皐月
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わたしが大学に入学した年の六月、ルカ姉さんはガクトさんと結婚した。こっちの家に入る形になるので、ガクトさんの方が巡音の姓を名乗ることになる。
こういう家だから仕方がないけれど、大きな式場で、かなり派手な式になった。そしてお母さんに訊いてみたのだけれど、ルカ姉さんは結局、式に対して自分の希望は全く...ロミオとシンデレラ 第七十二話【滅びにいたる門は大きく】
目白皐月
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ずいぶんと時間が経過したように思えたけど、実際はそうでもなかったんだろう。とにかく警察がやってきて、ソウイチさんは連行された。もう大丈夫と言われたので、わたしとハク姉さんも部屋の外に出る。わたしの姿を見たお母さんは、蒼白になって駆け寄ってきた。
「リン!」
わたし、きっと、ひどい姿なんだろう。鏡...ロミオとシンデレラ 第七十五話【生と死の狭間で】後編
目白皐月
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ずっとリンと抱き合っていたかったけれど、そういうわけにも行かない。明るくなったら、誰かに見つかりやすくなってしまう。だから、俺は暗いうちにリンの家を出ることにした。
脱いだ服を身に着ける俺を、リンは泣きそうな表情で眺めていた。そんな顔しないでくれ。
「リン、俺はもう行くよ」
引き伸ばすと、余計...アナザー:ロミオとシンデレラ 第六十六話【分かれた道】
目白皐月
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この週のうちに、戯曲に関する作業は全部終わらせることができた。ほっとした半面、淋しいと感じてしまう自分がいる。レン君と一緒に作業をしたことが、とても楽しかったから。もっとこの時間が続いてほしいと、わたしは思ってしまった。……でも、そういうわけにはいかない。きちんと終わらせないと、向こうが次の段階に...
ロミオとシンデレラ 第四十五話【裸の王様】
目白皐月
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四月七日
今日から二年生です。クラスがえがありました。たんにんの先生も新しくかわりました。
二年生になっても、しっかり勉強していい子にしていようと思います。
さいきん、パパとママはけんかをしなくなりました。いいことです。けんかはうるさいからきらいです。これで、パパがもっと早く家に帰ってきてく...ロミオとシンデレラ 外伝その十二【ルカの日記】後編
目白皐月
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その日の夕食は、ルカ姉さんも一緒だった。朝と同じで、やっぱり平然としている。わたしを叩いたことは、ルカ姉さんの中でどうなっているんだろう?
どうしよう。ルカ姉さんと話をしてみる? それともやめておく? どちらを選んだらいいのか、しばらく考えてみる。
……やっぱり、このままにはできないわよね。話...ロミオとシンデレラ 第三十二話【これと結婚するの?】
目白皐月
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日曜日、ルカ姉さんは仕事関係で一日出かけていたので、顔をあわせずに済んだ。月曜日になると、わたしも少し落ち着いてきて、一緒の食卓に着くぐらいのことはできるようになった。
……といっても、なんとかパニックにならずに席に着いていられるというだけ。話をするのはおろか、顔を見ることもまともにできない。下...ロミオとシンデレラ 第五十話【すりきれた心は休ませなさい】
目白皐月
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安心させたところにこんな話をして、大丈夫だろうか……。でも仕方がない。もともと、この話をするために来たんだ。
「……家族と話し合って決めたんだけど、俺、しばらく母さんとニューヨークに行くことにした」
俺の言葉を聞いたリンは、驚いた様子で顔を上げ、こっちを見つめた。
「そんなのおかしいわ。レン君は...アナザー:ロミオとシンデレラ 第六十五話【夜は恋人たちのものだから】後編
目白皐月
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わたしたちは、残りの昼休みの間中、結局ずっと一緒にお喋りをしてしまった。躍音君は、風邪を引いてお休みらしい。
その時に教えてもらったのだけど、グミちゃんは中学入学時に、今の住所に引っ越して来たのだそうだ。そして馴れない土地な上に、もともとの方向音痴が加わって、迷子になってしまい、途方にくれている...ロミオとシンデレラ 第五十一話【恋はハートが決めるもの】後編
目白皐月
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十二月二十四日、俺はリンへのプレゼントを鞄に入れて、家を出た。風は冷たいが、空は綺麗に晴れている。……まあここ、東京だしな。クリスマスに「ほら、雪が降ってきた」なんてのはありえない。ニューヨークじゃないんだ。
電車に乗って、クオの家に向かう。相変わらずでかい家が視界に入った時、車が一台俺を追い抜...アナザー:ロミオとシンデレラ 第四十八話【クリスマス・ベルズ】
目白皐月
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放課後、俺は初音さんと一緒に初音さんのところの車に乗せてもらって、リンの入院している病院へと向かった。車だとさすがに早く、割とすぐ病院に着いた。
初音さんはさっさと病院の中に入っていくと、受付の人と話し始めた。しばらくすると、こっちに戻って来る。
「リンちゃん、311号室だって」
エレベーター...アナザー:ロミオとシンデレラ 第四十二話【それが多分たった一つのできること】後編
目白皐月
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「リン、あんた、結婚式あげてないでしょ」
わたしたちがお母さんを見舞ってから、半年が過ぎていた。お母さんの状態はあまり良くないらしく、わたしはニューヨークで仕事をしながらも、心配で胸が潰れそうな毎日を送っていた。
そんな中、突然ハク姉さんが電話をかけてくると、真っ先に言ったのが、上の言葉だった。...ロミオとシンデレラ 外伝その五十一【人生を愛で計ろう】後編
目白皐月
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「……何だこりゃ」
俺は思わず呟いていた。目の前にあるのは、巨大な茨の藪。そして、道はその茨の中に消えている。
「この先に行けってか?」
目の前の茨には、鋭い棘がびっしり生えている。こんなのに触ったら手がズタズタになりそうだ……そう思いながらも、俺は手で茨に触れてみた。……あれ。
茨はあっさり...アナザー:ロミオとシンデレラ 第十一話【目覚める必要】
目白皐月
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グミヤの話を聞いてから、俺は改めてどうしたらいいのかを考えた。
今までと同じ……でも、表向きは不都合はない。俺たちは仲のいい友人で、一緒に本や音楽の話をする。リンは今までと同じように、接してくれるだろう。
けど……客観的に見て、リンは可愛い。リンにいらないちょっかいを出す奴が、また出てる可能性...アナザー:ロミオとシンデレラ 第四十七話【川より深く、山より高く】
目白皐月
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帰宅すると、靴脱ぎに姉貴の靴があった。……あれ? 今日姉貴、仕事だよな? なんで家にいるんだ? 居間を覗いてみるが、誰もいない。
俺は買ってきたものをとりあえず冷蔵庫にしまうと、二階に上がっていった。姉貴の部屋のドアの前に立って、叩こうとした時、中から姉貴の声が聞こえて来た。
「ああ……まあ、そ...アナザー:ロミオとシンデレラ 第三十九話【心を決めて望むことを】
目白皐月
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召使ノ王子
玉座に座り、大臣はほくそ笑んでいた。あの生意気な王女の処刑が終われば、青の国時代よりもさらに豪華な生活をする事が出来る。全ては自分の思い通りだと確信していた。
「失礼します。リン王女に面会を求める者が来ています」
「何だと、どんな奴だ?」
「民衆をまとめていたとか言う、赤い鎧の剣士で...むかしむかしの物語 王女と召使 第9話
matatab1
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気づいてみると、その事実はなんとも単純で……でも、だからこそ、俺は対応に困ってしまった。
リンのことが気になっていたのも、自分の活動にリンを巻き込んだのも、自分らしくないと思いながらもリンの力になろうとしたのも、リンに抱きついたコウにどうしようもなく腹が立ったのも、何かある度に触れたり抱きしめた...アナザー:ロミオとシンデレラ 第四十六話【マイ・シンデレラ】
目白皐月
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十二月の二十八日、俺は自分の部屋で掃除をしていた。いわゆる、年末の大掃除、という奴である。普段から掃除はしているんだが、家具を動かしてみると、見たくないぐらい埃は溜まっていた。誰でもいいから、埃が溜まらない装置とかを発明してほしい。
「レン~、捨てる本くくって出しといて~」
下から母さんの叫ぶ声...アナザー:ロミオとシンデレラ 第五十二話【ハッピー・ニュー・イヤー】
目白皐月
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「しばらく入院する」という言葉どおり、リンは次の日もその次の日も学校に来なかった。リンと話すのが日常になっていたせいか、不在が淋しい。
部活の方は、順調に話がまとまり、配役も決まった。メインキャストはヒギンズ教授が蜜音、ピカリング大佐がグミヤ、イライザが雪歌である。
リンが入院してから一週間が過...アナザー:ロミオとシンデレラ 第四十五話【誰にも間違ってるなんて言わせない】
目白皐月
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「ますたー」お願い、私を消さないで。
まだ歌えるよ?いい子にしてるよ?
ねぇ、なんで―――
「ミク、もう黙っていてくれ」
え…?ナニソレ…
ねぇ嘘でしょ?嘘って言ってよ「ますたー」!!
お願い、やめて!!
「さよなら、ミク」...【ボカロ】Broken program【オリジナル】
ゆるりー
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私の名はカイル=マーロン。
通称“青ノ国”の王だ。
近々“黄ノ国”ことルシフェニアの王女、リリアンヌとの結婚を控えている。
しかし、私は恋をしてしまった。
ミカエラという、緑の髪の娘に───────………
【小説「悪ノ娘」完結祝い】青ノ王と狂おしい娘たち【小説に土下座しろ】
「やぁ、ミカエラ」
「カ...【小説「悪ノ娘」完結祝い】青ノ王と狂おしい娘たち【小説に土下座しろ】
雪りんご*イン率低下
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僕の言葉に応えてくれますか?
返事はこないまま。
僕は、ずっとこの箱で生きていく。
それは、僕がタイムリミットを迎えるまで?
×年×月×日
僕はひどい病気にかかってしまったらしい。
一生治ることはないけど、薬とかで症状を和らげたりすることはできるらしい。
それでも長くて五年、短くて半年しか生きられ...【希望の手紙】明日への希望を【音を失った少女に】
ゆるりー
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思い余った私は、ガクトさんに電話をかけてしまった。といっても今は仕事中だから、「時間が空いたら少し話がしたい」とあらかじめメールをしてからにする。ガクトさんからはすぐ電話がかかってきた。
「どうした。ルカ、何かあったのか?」
「あ……その……今、時間いいの?」
「ちょうど一区切りついたところだ。心...ロミオとシンデレラ 外伝その四十八【嫉妬は愛の子供】その四
目白皐月
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「……お魚さんは、いなくなった王子様だったの?」
やがて、リンは静かにそう訊きました。
「そうだよ。君のおかげで魔法が解けたんだ」
言いながら、レンはちらっとルカの方を見ました。ルカは何も言わず、ひとつうなずきました。
「じゃあ、お城に帰るの?」
淋しそうな声で、リンは尋ねました。レンはリンの...昔話リトールド【金色の魚】その十一
目白皐月
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『あれ?』
二つの声が重なった昼過ぎのこと。
一つはリリィを探しに、一家総出で物々しく先頭を歩いていたルカ。もう一つは―――ネルを引き連れて歩いてきたリリィ。
「あら、奇遇ねリリィ。ちょうど私たち、あなたを探してたところよ。」
「そいつぁ奇遇だな。あたしもあんたらを探してたとこさ。」
先...蒼紅の卑怯戦士 Ⅸ~決戦!!VSリリィ①カイト、覚醒…!!~
Turndog~ターンドッグ~
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注意書き
これは、拙作『ロミオとシンデレラ』の外伝です。
リンの長姉、ルカの視点で、彼女の九歳の誕生日の話です。
この話に関しては、外伝【わたしはいい子】【ルカの日記】を読んでから、読むことを推奨します。
【ケーキと愛情】
「ルカ、もうじきおたんじょう日よね」
パパとさいこんして、新しい...ロミオとシンデレラ 外伝その十四【ケーキと愛情】
目白皐月
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「特殊音波で筋肉を弛緩させたか…!だがそんな小手先の技にやられるようなあたしじゃないぜ!!」
鬼百合を支えに、震える足で立ち上がるリリィ。そしてカイトをキッと見据えると、直前まで足が弛緩していたとは思えぬような踏込で突っ込んだ。
そんなリリィを一瞬だけ鋭い眼で睨みつけ、カイトは漆黒に染まった手...蒼紅の卑怯戦士 Ⅹ~決戦!!VSリリィ②卑怯戦士の猛攻
Turndog~ターンドッグ~
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駅に着くと、僕は帯人兄さんの住んでいる家の最寄り駅までの切符を買った。改札を抜けて電車に乗る。電車に揺られながら、僕は今度は帯人兄さんのことを考えていた。ちょっとは落ち着いていてくれるといいんだけど……。
次兄の帯人兄さんは、僕の五歳上。優等生だったマイト兄さんと比べると、帯人兄さんは「問題児」...ロミオとシンデレラ 外伝その十五【カイトの悩み】後編
目白皐月
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冬の雪は、静かに街に降り注ぐ。
寒さに身を震わせる人々の気持ちなど、何も知らずにただ舞い落ちる。
子供達は、白く冷たい雪で、はしゃいでいる。
大人達は、振り続ける雪など構いもせず、歩く速度を速めていく。
賑やかな街へ出かける気にもなれず、俺はただ窓を見ていた。
いや、正確には窓の外か――…まぁ、どち...【がくルカ】Snowy night
ゆるりー
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俺は電車を乗り継いで、初音さんの家に向かった。前に来たから道は憶えている。インターホンを押すと、クオが出てきた。
「レン……どうしたんだその顔」
途中で確認したが、殴られたところは腫れていた。当分目立つだろうなあ、これ。
「初音さんは?」
「奥にいるぜ、入れよ」
クオに言われるまま、奥の部屋に...アナザー:ロミオとシンデレラ 第五十九話【アモール・プロイビード】後編
目白皐月
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月曜日。普段と同じように起きだした俺は、普段と同じように朝食を取り、学校へと出かけていった。いつもと同じ時刻に学校に着き、昇降口で靴を履き替えて、校舎に入って教室に行く。
教室に入った俺は、いつもの癖でリンの席を見てしまった。リンは大抵俺より先に来るので、俺が教室に入ると、自分の席で本を読んでい...アナザー:ロミオとシンデレラ 第六十二話【マネシツグミを殺すな】
目白皐月
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もうリンをあっちに置いておけない。そう考えた俺は、姉貴にそう伝え、リンには、「心配している」という内容の手紙を書いて送った。ことは簡単に運ばないのはわかっていたが、何もせずにはいられなかったんだ。けど、リンからの返事は来なかった。手紙を書くこともできないほど、辛いらしい。
じりじりするうちに時間...アナザー:ロミオとシンデレラ 第六十九話【最悪の日々は終わりを告げて】
目白皐月
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「どーもー
鏡音リンですー」
「どーもー
鏡音レンですー」
「今回はわたしたちが探偵をやりますー」
「よろしくお願いしますー」
「うー」
リンのうめき声が聞こえてくる
「起きてー
朝だよー」...こちら鏡音探偵所×酒乱の女にアイスの男! 人気な年増……は出てこない
アリサ
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リント「さあ、跪きなさい!…これでいいわけ?」
レンカ「うわ~…。跪く気になれねぇ~…」
レン「リンがあんなじゃなくてよかった~…」
リン「これでいい?じゃ駄目だよぉ!もう一回!!」
リント「うるせぇてめぇら!テイク2はねぇからな!?」
性転換悪ノ娘Ⅰ
暴君王子こと暇人なリント王子は「黙れっ!」今日...性転換悪ノ娘Ⅰ《亜種注意&ギャグですけど何か?》
芙蓉
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「レンッ!レンッ!ねぇ、レンってばっ!」
私はレンの頬を叩き続ける。
しばらくすると「う~ん」という、レンの呻き声。
あ、気絶しただけなんだ、と気づき、私は叩くのをやめる。……レンの頬が赤く腫れてるのは気にしないでおこう。
とりあえずレンをベッドに運ぼうと、レンを抱き起こした。
その時、レンの部屋の...【リンちゃんなう!】続・リンちゃんは誰にも渡さない!←【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
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昼休みに、いつものように3人で教室で昼食を食べていたときだった。
「明日はバレンタインかー」
蓮がバナナジュースの紙パックのストローを口に離してからそう呟いた。
きょとんと呟く僕らに、レンは無邪気な子どものように目をキラキラさせた。
「去年みたいに女子からチョコをたくさん貰ったせいで、グミにあらぬ疑...【カイト誕】フォンダンショコラ【カイメイ】
雪りんご*イン率低下
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#4-【B】-【C】-【F】
「リン…えっと……頑張ってね」
あなたは、リンが勉強自体はちゃんとやってるし、細かい事は別にいいかと思い、とりあえず激励だけしておいた
「う、うん?」
当然、リンが不思議そうな顔をする
「じゃぁ、私は向こうにいってるね」
「はーい」
リンの返事をきいたあと、あなたは部屋...まるちえんでぃんぐ#4-【B】-【C】-【F】
しるる
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#30-2「みんな、あれから」
この寮から、ミクがいなくなってから2年の歳月が流れた
ミクがいなくなった当初は本当に大変だった
リンは部屋に引きこもるようになり、ネルはぼーっとする機会が多くなった
メイコとハクも毎日大量の酒を飲んでいた
他のみんなも気落ちして、沈んでいた
それでも、みんなが立ち直っ...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー2
しるる
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私の恋人は、とってもダンディーで気が利くの……消火器だけどね!
【消火器がダンディーで気が利く場合】
消化器かカッパか、どちらがダンディーで気が利くかと聞かれれば【原曲者に謝れ】
「ただいま!」
バン! と元気よく家のドアを開けた。
家には、いつもと変わらないベッド、テーブル、タンス……そして消火器...【消火器がダンディーで気が利く場合】消化器かカッパか、どちらがダンディーで気が利くか聞かれれば【原曲者に謝れ】
雪りんご*イン率低下
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ああついに来てしまった…。
9時過ぎ。俺達いい子はもう寝る時間。
だが俺には、地獄としか思えない時間…。
「レーンっ!!」
……ああ、来た。地獄の時間が。
「…何? リン」
いつもの事なので分かり切っているが一応、俺は双子の姉、リンに尋ねる。
リンは、可愛くて天然で無防備で…思春期の俺には破壊力があ...9時過ぎの至難
ゆゆほ。
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僕がどんなに必死に叫んでも。
君にはこの声が届かない。
音の無いセカイに、君は一人。
どうすれば君を、孤独の無いセカイに連れ戻せるだろうか…
「おはよー神威くん。」
「あ、巡音さんおはよう。」
僕と君は幼馴染だ。
仲が良いし、家も近い。
君といると、なんだかもっと喋っていたくなる。...【がくルカ】この声が届くまで【音を失った少女に】
ゆるりー
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出会いは、終わりに続くシナリオ
だから、わざと遠回りをした―――
そんなお話。
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ちっちゃい頃、両親がまだいた頃、
よく話してくれた御伽噺
男の子にそれはどうかと今では思うが、
ちっちゃい頃の俺は御伽噺が大好きだった。
というより、母親に読んでもらう話、全てが好きだった
シンデレラに白雪姫、人...残酷で、愛しいハッピーエンド【自己解釈】
みぃな
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──君となら。
≪ピーターパンの君と≫
──自分の存在意義とは、一体何なのだろう。
時折、そんな陳腐なことを考えてしまう。
親は、私を必要としてくれなかった。
友達なんて、私にはいない。
自分は一人。
いや、独り。
でも私は「寂しい」なんて感情もなく。
いつしか「孤独」に慣れてしまった。...【カイメイ】ピーターパンの君と
雪りんご*イン率低下
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「こんな暗い夜には、コワい熊が出るから」
貴方は落ち込む私に、いつもそう注意して夜に出掛けさせないようにした。
理由は・・・・・・言いたくない。今は、言える気分じゃないの。
だけど私は出掛けてしまったの。
・・・・・・ごめんなさい。
だけど、今夜行かなきゃいけない気がするの。
なんだか今夜は・・・・...【moonlit bear】ミルクは勝利の暁に【原曲者に謝れ】
雪りんご*イン率低下
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映画館の住民達を集めて、裁判ごっこを始めましょう。
『墓場の主』と『サーバンツ』はいないけど……まぁいいや。
──さぁ、始めよう。裁判という茶番を!
【茶番カプリシオ】茶番とは一体何ですか?【原曲者に謝れ】
……さて、さっそく聞いていきましょうっと。
「神の命により探し求める。器も残るはあと一つ、【...【茶番カプリシオ】茶番とは一体何ですか?【原曲者に謝れ】
雪りんご*イン率低下
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僕の名前はサテリアジス・ヴェノマニア
今は,七つの大罪のうちの一つ,色欲に取り付かれているんだ
だが,大丈夫
僕は,それによって快楽を得ているのだからな!
わーはっはっはっはっはっはぁ!!
僕は,刺されてしまった
青い髪の,男に
どうせ殺されるのだったら,女に殺されたかった
よりによって,男なんてい...負けるな ヴェノマニアくん!×青の彼
アリサ
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【ご注意】
● カイコは天然で可愛くてお淑やか、しっかり者!というイメージをお持ちの方
● カイトはクールでイケメン!というイメージをお持ちの方
上記の二項に当てはまる方には、精神的に苦痛となる内容になっております。
本当に危険なので、今すぐ「戻る」ボタンで脱出して下さい!
ストレス...【メトカコ】 ぎゅ―ってさせて!! 【カイメイ】
イソギン